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みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
112/448

112 マスク違い

「それじゃ、雪ちゃんのマスク買いにマスク工場行こっか!」

 瑞葉(みずは)が手の平をぱんっと合わせる。

「いーよ、マスクくらいコンビニで買うよ」

「えー、コンビニだと高いよー? 薬局のが安いよ―?」

「だったら最初から薬局勧めろよっ」

「マスクって~、何マスクくらい~?」

 海彩(みどり)が首を傾げる。

「何だその質問?」

 海彩の言葉に、訳が分からず美雪(みゆき)も首を傾ける。

「うーん、種類にもよるけど百マスクくらいかな」

 瑞葉が答える。

「それじゃ~たくさんマスク持ってかなきゃだね~」

「いや、そんなにマスクがあるなら買わなくてもいいだろっ、あるやつ使え」

「やだ、何言ってるの? 雪ちゃん」

「なんだよ」

「普通、マスクは使わないよ? 風邪予防とかで使うのはマスクだよ?」

「おまえが何言ってんだ」

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