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社長への要望は社長の会社の掲示板にどうぞ。

『あー、うちの部下もデリカシー無さすぎだよなぁ~』


そう言いながら、瀬橋博信は自社の新製品、「萌えポテチ」をつまんでいる。


この「萌えポテチ」の開発は、最初は社員のうちの全員と言ってもよいほどの人数が開発を渋っていたのだが、試しに1週間だけ販売してみたところ、なかなか味も好評だったため、大量生産されることになり、現在に至る。


『・・・そうだ。』


「社長」は何を思ったのか、近くにいた社員を呼んだ。



『明日、午前7時半から会議だ。議題は「萌えポテチの新味開発」で。』


『かしこまりました。』


そう言って、部下は一礼して去って行った。




――――――その30分後、とあるマンションの1室。


『ふあぁ~・・・・・。・・・レス伸びてないかな~?』


昼寝を終えた「真射冬香」は、自分の常駐している某掲示板をチェックした


------------------------------------------------------------

234:名無しさん


つか、瀬橋コーポレーションすごすぎんだろww

医療に食品開発に・・・すげーなおいwwwww



235:名無しさん


すげーっすね、マジで。

つか、俺本社の近所住みww



236:名無しさん


235>>

 ̄ ̄ ̄

mjk・・・。俺ちょっと萌えポテチ買ってくるわ。



237:名無しさん


236>>

 ̄ ̄ ̄

(@^^)/ノシ


------------------------------------------------------------


『伸びてないなぁ~。あ、そーだ。私も萌えポテチ買いにいこっと☆』


そう言って、真射冬香は、勢いよく部屋を飛び出した。


       第2話 終

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