13. 軍上層部の暴挙: 『アノマリー半身経過観察作戦(プロジェクト・スプリット)』
これは設定資料です。
13. 軍上層部の暴挙:
『アノマリー半身経過観察作戦』
机上の空論と「ゴリ押し」の作戦立案狂気の観察要求:
新兵部隊の報告書に端を発した「半身の完全再生現象」。
そのメカニズムと再生のタイムリミット、
捕食の優先順位をデータ化するため、
前線を知らない軍上層部が
「あえて半身のまま泳がせて観察する」
という無謀極まりない作戦を立案。
前線の猛反対:
「刺激すれば凶暴化する敵を、わざわざ分裂させて戦場に放置するなど自殺行為だ」
と現場の指揮官や周囲の有識者から猛反対を受けるが、
上層部は「放置すればいずれ全滅する。今データが必要だ」と政治的圧力でゴリ押し。
稀に見る大部隊:
『アカサギ』を保有する3個分隊の投入超重量級タンクの結集:
癖が強すぎて世界でも配備数が極めて少ない『アカサギ』を保有する小隊を、
なんと一挙に3個小隊、約90名程投入された。
1小隊が約30名
シロサギ1、アカサギ3、アオサギ26
分隊は約10名であり1分隊で2パーティの構成で行われる。
鉄壁の包囲網(の予定):
作戦のドクトリンは、まず1個小隊がアサルト・チェーンソーでアノマリーを真っ二つに一刀両断する。
その後、狂暴化して襲いかかる片方の半身をアカサギたちが大盾で抑え込んでいる間に、
もう片方の「逃亡する半身」を残り2個小隊が包囲・監視し、
ホバー高速滑走で距離を保ちながら再生プロセスを完全に記録するというものだった。
想定される絶望:しかし彼らが用意したナノマシン追加タンク(増槽)の有限なバリアも、
アノマリーが「周囲の家畜や土壌の有機物、あるいは撃破されたアカサギの生体」
を融解捕食して爆発的に完全再生・巨大化を繰り返した場合、
一瞬で摩耗し、大部隊ごと「完食」されるリスクを孕んでいる [INDEX]。
13. 軍上層部の暴挙:
『アサルト・スプリット作戦』決行記録
人海戦術による鉄壁の役割分担3個小隊のシステム運用:
1個小隊を独立した「班」として機能させ、
常に1個小隊がアサルト・チェーンソーや重槌でアノマリーを攻撃・分断。
残りの2個小隊が、負傷者の救出・障壁回復(ナノマシン補給)
および逃亡個体の徹底警戒を担うローテーションを構築。
上空からのデータリンク:
クロサギ部隊がリフターを装備して高度を維持し、
目鼻のない怪物たちの不規則な挙動を上空から高精度でスキャン、
前線へリアルタイムで共有した。
奇跡の犠牲者ゼロ:
猛烈な怪力と装甲融解の恐怖に晒され、
数名の重軽傷者を出したものの、
卓越した現場指揮と奇跡的な運により、
大部隊でありながら戦死者を出さずにデータを持ち帰ることに成功した。
判明したアノマリーの恐るべき新生態
【同族捕食(カニバリズム・融解)】:
真っ二つにされ弱体化した半身の個体を、
なんと後から現れた「無傷のアノマリー」が接触・融解捕食した。
口がない代わりにブラックホールのように同化させ、
自らの肉体を3メートル級へと爆発的に肥大化させ、
尋常ではない怪力と凶暴性を発揮する最悪の強化トリガーが判明した。
【切断面からの触手射出(動的捕食)】:
もう一方の逃亡を選択した上半身のみの個体は、
地面を這いずりながら、
切断面から無数の肉質の「触手」を鞭のように射出。
空中を飛ぶ鳥を絡め取って自らの肉体へと融解捕食し、
地球滞在タイマー(延命維持)を強引に引き延ばす姿が空撮データに克明に記録された。
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