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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

『拝啓、死ぬ前に読んだ『デブの国と痩せの国』様。この世界、ハードモードすぎませんか?』

作者:寓話
出版社に勤めるサラリーマンの俺は、死ぬ直前に企画参考用の奇書『デブの国と痩せの国』を読んでいた。 まさか、それが最後の読書になるとは。

気がつけば、俺は見知らぬ世界に転生していた。剣と魔法、そしてギルド。ここまではテンプレ通り。 だが、俺はこの世界に強烈な違和感を覚えていた。

ギルドでその違和感は確信に変わる。 この世界では、外見的美しさ(8.5頭身)と、魂の美しさ(3頭身)が真逆だったのだ!

人間は皆、神の寵愛を受けた証である「美しい」3頭身。 対して、魂の醜さが外見に滲み出た魔族は、誰もが「醜悪な」8.5頭身。

「冗談じゃない……」

前世の価値観(=美人は8.5頭身)を引きずったまま、3頭身の「美しい」体に転生してしまった俺。 これは、俺のもう一つの『デブの国と痩せの国』だ。

俺は今日も、前世でお付き合いしたかったレベルの「絶世の美女(=醜悪な魔族)」を討伐するため、短い手足で剣を振るう。 これは、美醜の基準が逆転した世界で葛藤する、一人の男の皮肉な異世界討伐記である。
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