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31魔族はぶち殺される1

ひひひひひっ! 今日も人間の悲鳴と脳みそを食べるのです。


僕は人間の脳みそが大好物だから仕方がないのです。特に可愛い女の子の脳みそはたまらないのです。それも生きたまま自分の脳みそが食われてるところを見せてやると特にいい悲鳴をあげてくれて、食事をより良いものにしてくれるのです。


そう言えば、一番傑作だったのは目の前でスプーンで脳みそをすくって、ぷるんとした脳みそをちゅるりとすすってやったら、あの女の子……ぷぷ、すごいいい悲鳴を!


たまりませんねぇ。神様に感謝なのです。人間という価値の無い生き物に価値を与えてくれたのです。彼らは僕ら魔族に快感を与え、美味しい食べ物として創られたのです。


「見つけたのです」


僕は商隊を見つけたのです。なので、いきなり、炎を魔法をぶっ放したのです。


ズカーン


大きな音と共に護衛の冒険者が乗っている馬車が爆散する。


「襲撃だぁ!」


「みんな、備えろ! 魔法探知はどうしたんだ?」


「そ、それが探知の魔法には何にも反応がぁ!」


「そんな馬鹿なぁ!」


ひひひひ、人間に僕の魔法の探知なんてできる筈がありません。


さあ、堂々と正面から挑んで殺してあげるのです。


「おい、なんか、魔物と人間のあいのこみたいなのがいるぞ!」


「何だ? あれは? あんなの見たことねぇ! 気持ち悪いだ、げふっ!」


失礼なヤツだね。人のことを気持ち悪いだなんて。


僕は展開しておいた風の魔法を無礼な男にぶつけて胴体を真っ二つにした。


ゴロン、ブシューーーー


おお、いいねぇ。人間の体って、真っ二つにすると、派手に血飛沫をあげるから好きなのです。


「奴隷達を守れ! 商人さん達は早く奴隷達の更に後ろへ逃げてくだせぇ!」


「た、頼む! もしかしたら最近この辺を荒らしている人攫いかもしれん!」


ふふふ、どうやら僕に戦いを挑むつもりみたいなのです。


でも、こいつら、美味しそうじゃ無いのです。男は味がもう一つなのです。僕は美食家なので、こいつらはせいぜい、悲鳴をあげてもらって、食前酒代わりなのです。


「うぎゃあああああああ!」


「あ、あふ! ほげッ!!」


「止めて、止めて、やッ!」


「ノエル! に、逃げろ!」


ひひひひ、いつものことだけど、人間って、僕の魔法の前には無力なんだよね。


そして、最後に残しておいたメインディッシュに目を向ける。


「君、美味そうだね?」


そう言って素早く女の子に近づいたけど、女の子はガチガチと歯を鳴らすだけだった。いいねぇ、この絶望と恐怖に引き攣った顔♡


そして、いつものように女冒険者の髪を掴んで持ち上げた。もちろん掴んだ瞬間に風の魔法は発動済み♡ もちろん、首は切断済みだよ。


「た、助けて! こ、殺さないで!」


「それは困るよ。こんなに美味そうな上、君の魔力量では素材としての価値が……僕に食べられる以外の使い道……ないじゃないの?」


「た、食べる? そ、そんな! お願いします! 助けてください! 何でもします!」


「は? 何を言ってるの? だって、君はもう」


「え?」


冒険者の女性が疑問符を浮かべる。当然なのです。そして僕の言っている意味がわかった見たい。ふふっ、お願い、いい声で叫んでね。


「ほんと、君達人間ってほんと個性がないね。出てくるのはいつも同じ言葉だね」


冒険者の女の子の目が動き自身の身体の下の方を見るのです。そこには……身体はなかったのです。だって、僕が切断したもん。


首だけが僕にぶら下げられていて……。


ブシャーーーー


激しい血飛沫が上がる音と共にドサりと胴体が倒れる音が聞こえた。


「な、何で?」


「何で死なないのか? でしょ? 痛覚麻痺と軽いヒールの魔法をかけているからだよ。安心して。時間稼ぎにしかならないから、君は必ず死ぬからね、ククッ」


「い、嫌ぁああああ!」


血が滴る女の子の首を持って、僕は奴隷達の方を見る。


ふふ、みんな僕に恐怖して身動き一つできないみたいね。


「何でわざわざこんなことをするのか教えてあげるね。僕ね。生きたまま人を喰らうのが大好きなんだ。中でも女の脳みそを生きながら食べるのが大好物でね。知ってる? 人間の頭ってね、こうやって頭を蟹の甲羅を割る要領でやると簡単に頭蓋骨が取れるんだ」


メキメキメキメキ、カパ


いい音と共に女の子の頭の骨から取れた。蟹みたい♡


「い、嫌ぁああああああああ!」


「ヒヒヒ、いい声で泣くね、君。さあ、じゃ、いただきまーす」


バリバリバリ、グチャ、クチャクチャ。


僕はポケットからスプーンを出すと、先ずは脳みそをかき混ぜて、女の子の目の前で一口食べた。


「あ、ぐ、ああ、もう、殺してぇ!」


「だから、君はもう死んでいるんだよ、ふふふ」


ひとしお女の子の脳みそを堪能すると、僕は任務を思い出した。


そうだ、ただ食事を楽しみに来た訳じゃなかった。素材を見つけて持ち帰らないとね。


おや? なんと、僕を目の前に一人の奴隷が剣を取り、構えている。


ふふ、この子、凄い魔力量。でも、美味しそう。


食べちゃおーと。


そう思って、女の子の奴隷に近づくと!


なぁ!


なんと、僕の目の前から忽然と女の子は姿を消した。

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