表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/16

セキセイインコの叫び

音のしたほうに目をやると。


黄色と黄緑色と赤色の模様がきれいに混じったインコが本棚の上の籠のなかにいた。


「え、インコ...」


俺がそう呟くと。


山野井さんは、


「なんか、作ってもらおうと思ったけど、

カップラーメンでいいや」とキッチンにいて。


それから振り返って俺に笑顔を向けた。山野井さんがお湯を沸かそうとして、

ケトルを火にかけた時だ。


キンキン声が、俺の耳に聞こえてきた。



「大好きなの...!素直になれなくてごめん...!!」


俺はソファに腰掛けさせてもらって彼女の背後姿を見ていたのだが、

バッとインコのはうに向き直った。


「え、このインコ喋れるの...?」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ