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作者: はのはなよ

 ぼくには負荷がかかると先ほど言った。

「赤いコンバースを履いた女学生の、失恋ーー」

先ほどは本気で章くん宅へ帰ろうと思った。今も覚えていない。知的障害者の兄が、憎い。憎いときは、四季を憎もう。

 つまるところ、わたしは、毎日新聞で連載がしたい。それが、仕事だ。レインマンは、フィクションだ。トム・クルーズとダスティンホフマンが頑張っている。割と有名だ。

 わたしは、便秘がち。お食事が一等むつかしいことを、文ちゃんだけが知っている。

「わたし、負けたんだ……」

「文ちゃん。簡単なこと」

 すいどーばた美術予備校へは、一生通りすがることもできない。騒音には意味がないゆえ、絶対音感は使えない。

 「わたし、章くんに失恋した」

 文ちゃんとは、小説と小説を使って、遠隔で会話だ。わたしは、先ほど売店で、絵を描かないことを選んだ。

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