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昔々に王家から褒美を貰ったのが自慢の村です!  作者: たぬき(旧、よっすぃ~)
1章 祭りと行商人と面倒事が一緒にやって来た晩春
1/3

世界観と世界の成り立ちと人の暮らしの説明

始めまして


作者が勢いで書いてそのまま投稿したため、始まりの紹介をすっ飛ばしていたため、編集と言う名の書き出しをして、割り込みさせたのがこちらになります。


どこまで続くかわかりませんが、暖かい目で見守っていただけると助かります。




次回から前書きと後書きは主人公たちに丸投げする予定です。

始めまして、今回の紹介をさせていただく『アルフ』と言います。


まずはこの世界、エアミラタについての簡単なお話は・・・

おとぎ話の神話で説明しちゃいますね。


世界が始まる前、何も無い所に1柱の神さまがいました。

その神さまはどこから来たのか、何をしに来たのかもわかりません。

でも気の遠くなるほどの時間を過ごした後、光も何もなく見えないから太陽を創りました。


その神さまは太陽を前にして、上も下もわからなくなるからと大地を創ったとされています。


その神さまは大地を創った後、ふと上を見上げて大地と太陽のある上の境界が無いことに気づきました。

その神さまは大地の上に空を、さらに上に天上を創り、天上を上との境界として別けることにしました。


そのあとは何かを思い出したかのようにただひたすらに創り続けました。

たくさんの水を創り、乾いていた大地にたくさんの水を出しすぎて、大地と水が混ざって大暴れしてしまいました。

暴れるのが落ち着くと何も無かった大地には高いと低いができていました、高いは山で水が低いへと流れ、低いへと集まった水は湖になったり、もっと大きな海となりました。

こうして大地と水に別れて陸と海と呼ばれるようになったんだ。


次にその神さまは、この世界に始まると終わるを作ることにしたんだ。

産まれると終わるはたくさんの失敗をして命という形になり、最初に創ったのが草や木の植物だった。

植物は太陽に照らされると空気を産み出し、空をたくさんの空気で満たした。

空気で溢れてくると、風が生まれたんだ。


風は海や湖から雲の元を空高くまで運んで集めて、雲を生み出した。

雲がどんどん集まって、空を覆い尽くして暗くなると

雲から水が落ちてきて、雨が降るようになっていった。

雨が降るようになり、植物が川や湖や海から遠く離れた陸でも増えるようになって、新しい始まると終わるがたくさん創り出されていった。


植物の次に創られた命たちは、今度は自分で動くものだったんだ。

この動くものは小さかったり大きかったりで、虫から空を飛ぶ鳥、水の中の魚、陸の上では動物など、たくさんのものが創られ、生き物の始まりと言われてるんだよ。


始まったばかりの生き物はたくさん増えた植物

を食べていたんだ。

でもある時、食べてきた植物が足りなくて違うものを食べるようになった生き物が出てきた。

そうやって生き物は気の遠くなるような日をかけて

もっと沢山に増えて、この世界のほとんどのところに何かしらの生き物がいるようになったんだ。


そして、神さまは創った世界を見て満足度そうにうなずいていた。

これがこの世界、エアミタラが今の形になるまでのかんたんなお話です。



実はこのお話は続きがあるんだけど・・・

魔法が生まれたお話とかは大きな街とかで習うらしいくて、村で教えられるのは

世界を創るときに手伝ってもらうために神さまの力から産み出した7柱の聖霊(せいれい)さまが、居心地が良すぎて世界に住み着いて、

神の強い力から産まれた聖霊さまの力がこの世界に新しい力を生み出してしまった。

それが魔力(マナ)魔素(マソ)と言われる魔法のもとと呼ばれてる事と、

聖霊さまの数を元にして1年と4節と1月と1週ができた事かな。




~~~~~~~~~~




次は人々の生活?




集まった人の数で呼び方が変わるらしい


街や都といった都会と言われる大きな所では、周りを城壁で囲んであって、中に入るためには城門とか通用口に並んで待たされるのが大変なんだとか。

入る時に門番に身分証を見せないとお金を払わないとだし、入っちゃいけない建物もあるらしい。


さすが都会といった感じでほとんどが石造りの街並みなんだって。


街と呼ばれるくらい大きくなると、上下水道と言われる水の道があるんだって。

どうなってるのか見てみたいね。


ゴミも決められた場所に集めて、そのゴミを片付ける仕事をしてる人もいるんだって。

この話を聞いたときはさすが都会、ゴミを片付けるのが仕事になるほど人が多いのかと思ったりしたよ。


お店もものすごく沢山ある、食堂や酒場はもちろん、武器や防具だったり宝石とか、貴族のような偉い人しか入れないような立派なお店や、

劇や演奏のための建物や役場といったとても大きくて、神殿くらいある建物もいくつかあったりするんだって。


たくさんの人が集まっていろんな仕事がある場所、それが都会の街や都なんだって。


他にも行商人さんからいろいろ聞いたけど、実感がなくてすぐに忘れたけど。


そうそう、都会になると浴場とか言って、お風呂で身体を洗うお店があるって聞いたけど、うちの村の近くにあるお湯の池とは何が違うのかよくわからなかった。




次は町や村と呼ばれるくらいの所


町や村だと木で周りを囲うことがほとんどで、中には家畜や動物が逃げないための柵だけの所もあるんだ。

門があって門番がいるのはどこでも同じ。


だけど小さな村では長と数人くらいしか身分証なんて持ってない、ではどうするのか?

このあたりは隣の村同士の交流でお互いが知ってたり、身分証を持ってる人が必ず1人は一緒に行って、門番に村からの一団としてまとめて通してもらうんだ。


建物はほとんどが木造で役場や長の家、一部の倉庫が石造りになっている。

これはいざという時の避難場所になるから。


飲み水や生活に使う水は井戸からそれぞれのから毎朝汲み上げて使ってる。

村や町の中にも川が通ってるけど、これは汚れた水を捨てるための川で、離れたところに溜め池を作ってスライムを作って処理してから、元の川に戻してる。


増えすぎないように定期的に数を減らすのが大変らしい。

イタズラ好きな子どもがスライム目当てで行くこともあるらしいけど、処理に使うスライムは弱いから逆に他の野生動物の方が危なかったりする。


お店だって都会に比べたら数は少ないけどいくつかあるし、小さくても教会だってある。


この近くの村なら、森で狩った毛皮や肉と作物の取引で何度か付いて行ったこともあるから、けっこう知ってる。


暑い時期は水浴びしながら身体を洗うけど、寒くなるとタライか桶にぬるま湯をためて身体を洗うらしい。




うちの村の場合?


まだ開拓の村なので村人はもちろん、村長の家でも木造ですね。


教会は無く、小さな祠が集会所のとなりにあります。


倉庫だけは石造りになってます。

村の共有財産になってる農具や植え付けのための種、冬を越すために蓄えてる食料をしまうのに使ってる所ですね。


うちの家の隣にあるけど、村の共有財産の倉庫なので村長の管理になっていて、家の広間からでも入れる頑丈な扉で繋がってます。

外から入れる扉は開けるのが面倒なので、みんなウチを通って出入りしてますよ。



お店として村にあるのは、加治屋の親方の所と大工兼家具の親方の所、薬草の栽培と採取をして薬を作ってる長老と呼ばれてる婆さんの所くらい。

商店はないから、行商人さんが来た時に余ってる食料や雑貨を村長として買い取り倉庫に保管、

足りなくなったり欲しい人がうちにやって来て、倉庫から出して売ってます。


パンは村でまとめて買ってる麦を使って、数人で

週に2回の当番の日に焼いてます。

パンのお代は、行商人が来たときに回収。

買った麦の値段を、パンを食べる人の数で割って集めてから麦を買ってます。


このやり方はかなり昔に、まとめて買うとお得になるし、それぞれの家で焼いてると毎日が大変だからといって大人が全員で納得して始めたやり方らしい。



肉は猟師をしてる人が山や森に週に1度くらいで行ってます。

山や森での狩猟は狩った本人が権利として、肉を多目にとか毛皮や骨や牙の分け前を受け取ります。

そのあと、一緒に行った猟師の分け前と村の共有財産にする分を決めてから配られます。


共有財産とか言っても、雪が降る前に越冬の食料に半分くらいは配られます。


各家庭は猟師が肉と野菜を交換することによって配られてます。

肉以外にも山や森での採取も交換してくれるので助かってます。



村にも家畜で牛と鶏がいるけど、家畜の肉は死んだときだけです。

妹が生まれた頃に牛の番と鶏10羽を飼い始めて、今では牛を常に4頭、鶏が20羽を越えた。


牛は農耕と荷運び目当てだったけど、たまに子牛が産まれると乳が出るので良いと思う。


鶏は増えすぎて数を把握できなくなった・・・

牛と鶏の世話をしている妹ならば、正確な数を知ってるかもしれない。

卵を朝に拾ってるけど、毎日拾ってるはずなのに10は必ず見つけてる、

どれも産みたての新鮮な卵ばかりだしな・・・



魚は漁師を専門にしてる人はいないので、それぞれが川で釣ってます。

森の中にある湖には猟師が採取で行くときに数人が付いて行って数を釣ってくれます。


さすがに森の湖に1人で行くのは危ないので誰もしません。

子どもでも村まで逃げ帰るのは簡単だけど、引き連れてくると柵を壊されたり、畑をダメにされると後が大変なことになるのでね・・・


もし、森や山から獣や魔物が襲ってきたら、子どもは避難するように言われてます。

逃げ遅れて家に間に合わない時は倉庫や集会所、近くの家にと小さな頃から言われてます。

それぞれの家では地下があって、食べ物が蓄えてあり、いざという時はそれぞれの家族で地下に避難してやり過ごします。


ウチは隣の倉庫に地下が作られていて、そこが避難場所。

倉庫の一角には村長に納められた分が置いてあるので、そのまま避難しても大丈夫。



お祭りの時に倉庫の古い食料の入れ替えも一緒にしてる。

ついでに倉庫の大扉も開けて、大掃除が始まると祭りの準備になっていて。


畑も種まきが終わったし、今年もそろそろ倉庫の大掃除の時期だな・・・・・・

お久しぶりです。


読んでくれてる方がいるのかなんて怖くて聞きません。


感想なんて届いた日には怖くて逃げたいです。



役1週間ぶりの投稿と言う名の改編作業をしました。

前フリとうのか、世界の説明というのか・・・

プロローグは切り捨てました!!


無い訳じゃないけど、現世界の設定の何十年も前の寒村の出来事を書くための自信がなかっただけです。


とりあえず細々と続けていきたいのが夢です。


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