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何かと私が言う事に絡んでくる男がいるの!?

作者: 七瀬


『ホント!? アンタ何様なんだよ~! ホントどうなんだ!!

超ムカつくこの男!!!』


私とこの男の出会いは、、、私の友達の子が呼んで、飲み会に来ていた男。

はじめは、、、真面目そうで誠実な感じに見えたのに、、、。


お酒が入ると......?


...やたら絡んでくる!?


『私は、あんまり甘い物が得意じゃないからさ~』

...と言うと? この男の私に対しての絡みようがヒドイ!?


『普通は、、、女子なら甘い物好きだよねぇ~ 甘い物が苦手な女って?

女じゃなくねぇー!?』


【はぁ!? どの口が言うのか、、、?】


甘い物が苦手な、女の子だっているに決まってんのに、、、!!!

この男は、【甘い物が苦手な女は、女じゃないと言った!】


お前は、、、なんなんだよ~!!!


正直、、、この時、この男にムカついたから帰れば良かったが、、、?

流石に大人げないと思い、私は帰らず残ってしまったため、、、。

この男の餌食になる!!!



私が言い返さないことをイイ事に、言いたい放題に私に向かって言うこの男!?


『伊藤さんは、どこか、、、おばちゃん臭いよねぇ~』

『......』

『お前! 飲み過ぎじゃないのか? あんまり! 伊藤さんに絡むなよ~!』

『別にいいじゃん! 怒ってないよねぇ~伊藤さん!』

『......』

『自分から、何にも言わないんだから~イイじゃんねぇ~! 何も考えて

ないんだよ! ねぇ~伊藤さん!』

『......』

『もう、伊藤さん! 帰った方がいいよ~コイツ! 酔っぱらってるから!』

『そうする!』

『おっ! やっと喋った!!』

『私、アンタみたいな男! 大嫌いだから!!!』

『ふーん? ちゃんと自分の意見あるんだねぇ~!』

『じゃ、もう会わないと思うけど、、、! さようなら! 村井君』



あれから数か月後、、、。

また、この男に出会った。


今度は、違う友達とお茶してる時に、、、たまたまこの男が先に店にいて

話しかけられたところから話は始まる!


『よーお! 久しぶりだねぇ~ 伊藤さん!』

『......』

『鈴夏の知り合い?』

『違うよ~! ただの酔っ払いで、私絡まれたの~!!!』

『ふふふ、そんな言い方しなくてもいいじゃん! ここイイ?』

『ダメに決まってるでしょ!』

『いいじゃん! いいじゃん!』


...そう言うと? 強引に空いていた席に座った。


【何なんだこの男!?】



『今、思ったよねぇ~? 何なんだこの男!?』って?

『別にそんな風に思ってないよ!』


図星だった! なんで私が考えてる事がわかったんだろう?


『それよりキミの名前は、何て言うの? どんな知り合い?』

『私の名前は、【ゆい】鈴夏とは、高校からの友達なんだよ~!』

『ふーん、そうなんだ! じゃ、これからは俺の友達でもあるね!』

『はぁ!? アンタ何言ってんのよ~!!!』

『まあまあ、何怒ってんの? 鈴夏?』

『私は、コイツが嫌いなのよ!!! ゆい、お店出よう!』

『えぇ!? また会えたのに、、、残念だな~またね!』

『もう、会わないから! 今度こそ! さようなら!!!』



...本当に、なんなんだろうね?


この男!? 何度離れても、またピタッとくっついてくるみたいで

また、この男と会うことになった。


しかも、、、!?


いつの間にか、、、? 私の友達のゆいと仲良くなっている!


『いつの間に、、、あの男と仲良くなってんのよ~ゆい!!!』

『わたしは、案外嫌いじゃないタイプだから、つい仲良くなっちゃった~!?』

『...あのねぇ~私は、本当に嫌だ!!!』

『まあまあ、そう言わないでよ~食わず嫌いみたいなもんじゃないの~!』

『アンタが言うな!』



とうとう、私は嫌いな人と離れられなくなった。

なんで、、、こうなるんだろう??


私が心底嫌いな男なのに、、、?

そう言う相手は、ベッタリと寄って来るくせに、、、。

私が本気で好きな人とは、仲良くなれない!!!


何度も言うけど、、、?


『私は、この男が心底大嫌いなんだ!!! 二度と会いたくなかったし

関わりたくないないのに、、、ムカついて仕方がない!!!』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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