何かと私が言う事に絡んでくる男がいるの!?
『ホント!? アンタ何様なんだよ~! ホントどうなんだ!!
超ムカつくこの男!!!』
私とこの男の出会いは、、、私の友達の子が呼んで、飲み会に来ていた男。
はじめは、、、真面目そうで誠実な感じに見えたのに、、、。
お酒が入ると......?
...やたら絡んでくる!?
『私は、あんまり甘い物が得意じゃないからさ~』
...と言うと? この男の私に対しての絡みようがヒドイ!?
『普通は、、、女子なら甘い物好きだよねぇ~ 甘い物が苦手な女って?
女じゃなくねぇー!?』
【はぁ!? どの口が言うのか、、、?】
甘い物が苦手な、女の子だっているに決まってんのに、、、!!!
この男は、【甘い物が苦手な女は、女じゃないと言った!】
お前は、、、なんなんだよ~!!!
正直、、、この時、この男にムカついたから帰れば良かったが、、、?
流石に大人げないと思い、私は帰らず残ってしまったため、、、。
この男の餌食になる!!!
▼
私が言い返さないことをイイ事に、言いたい放題に私に向かって言うこの男!?
『伊藤さんは、どこか、、、おばちゃん臭いよねぇ~』
『......』
『お前! 飲み過ぎじゃないのか? あんまり! 伊藤さんに絡むなよ~!』
『別にいいじゃん! 怒ってないよねぇ~伊藤さん!』
『......』
『自分から、何にも言わないんだから~イイじゃんねぇ~! 何も考えて
ないんだよ! ねぇ~伊藤さん!』
『......』
『もう、伊藤さん! 帰った方がいいよ~コイツ! 酔っぱらってるから!』
『そうする!』
『おっ! やっと喋った!!』
『私、アンタみたいな男! 大嫌いだから!!!』
『ふーん? ちゃんと自分の意見あるんだねぇ~!』
『じゃ、もう会わないと思うけど、、、! さようなら! 村井君』
▽
あれから数か月後、、、。
また、この男に出会った。
今度は、違う友達とお茶してる時に、、、たまたまこの男が先に店にいて
話しかけられたところから話は始まる!
『よーお! 久しぶりだねぇ~ 伊藤さん!』
『......』
『鈴夏の知り合い?』
『違うよ~! ただの酔っ払いで、私絡まれたの~!!!』
『ふふふ、そんな言い方しなくてもいいじゃん! ここイイ?』
『ダメに決まってるでしょ!』
『いいじゃん! いいじゃん!』
...そう言うと? 強引に空いていた席に座った。
【何なんだこの男!?】
▼
『今、思ったよねぇ~? 何なんだこの男!?』って?
『別にそんな風に思ってないよ!』
図星だった! なんで私が考えてる事がわかったんだろう?
『それよりキミの名前は、何て言うの? どんな知り合い?』
『私の名前は、【ゆい】鈴夏とは、高校からの友達なんだよ~!』
『ふーん、そうなんだ! じゃ、これからは俺の友達でもあるね!』
『はぁ!? アンタ何言ってんのよ~!!!』
『まあまあ、何怒ってんの? 鈴夏?』
『私は、コイツが嫌いなのよ!!! ゆい、お店出よう!』
『えぇ!? また会えたのに、、、残念だな~またね!』
『もう、会わないから! 今度こそ! さようなら!!!』
▽
...本当に、なんなんだろうね?
この男!? 何度離れても、またピタッとくっついてくるみたいで
また、この男と会うことになった。
しかも、、、!?
いつの間にか、、、? 私の友達のゆいと仲良くなっている!
『いつの間に、、、あの男と仲良くなってんのよ~ゆい!!!』
『わたしは、案外嫌いじゃないタイプだから、つい仲良くなっちゃった~!?』
『...あのねぇ~私は、本当に嫌だ!!!』
『まあまあ、そう言わないでよ~食わず嫌いみたいなもんじゃないの~!』
『アンタが言うな!』
▼
とうとう、私は嫌いな人と離れられなくなった。
なんで、、、こうなるんだろう??
私が心底嫌いな男なのに、、、?
そう言う相手は、ベッタリと寄って来るくせに、、、。
私が本気で好きな人とは、仲良くなれない!!!
何度も言うけど、、、?
『私は、この男が心底大嫌いなんだ!!! 二度と会いたくなかったし
関わりたくないないのに、、、ムカついて仕方がない!!!』
最後までお読みいただきありがとうございます。