二度目の面談
一気に自分とペイちゃんを理解してくれる人が増えた事で、意欲的に動き出した歩さんと私は発達障害に対する勉強をネットなどでしていました。
そして、ついに臨床心理士の先生との二度目の面談の日が来たのです。
この日は市の施設ではなく、先生が普段主に活動している発達支援センターでの面談となりました。
以降、先生との面談はずっと同じその発達支援センターでの面談となりました。
1時間に1組の予約をとり、主に午前中をそこで過ごし、午後からは高校の相談室に相談員として行ったりもしている、ということをその日知りました。
そういった臨床心理士の先生というのはなんと幅広く需要があるのかと驚きました。
今回のペイちゃんのような幼い子供から高校生、果ては普通の大人でさえもお世話になるのです。心の問題と密接に接し、様々な人たちに気持ちの持ちようであったり、対処の仕方、どれほどの勉強を積まなければならないのだろう、と奥深さを感じました。
実際に私はペイちゃんとは関係なく自身の子育てに詰まった時に二度ほど相談へ行ったことがあります。全くケースの違う事柄に対して適切なアドバイス、解決策を出してくれて、二度目の相談のときには最初の問題はどうなったか、と聞いて来てくれたりとても親身になって相談にのってもらい私も救われたのです。
きっと今後も詰まる時は相談に行こうと思える心強い存在となったのです。
そして、歩さんは会ってすぐに病院側が初めて話を聞いてくれた事を嬉しそうに話したのです。臨床卯心理士の先生は、発達障害の子にも痛覚が鈍い子などはいるけれど、そうやって医学的に調べてもらえることはどんどんやっていきましょう!と一緒に喜んでくれていました。
そして、やはり焦点は日常の怒り方や対処の仕方となりました。
1回目の時に話したように、例えばジュースに対して執着したら、隠す!徹底して見えなくする!それが1番だと言うのです。
怒るというよりも、こちら側の考えを変えてしばらくは対処するといった内容でした。
そして、うんこなどに関しても、触られたくないものは徹底して見せない、とにかくペイちゃんの場合は衝動性が強いため、見えた瞬間から執着する傾向がみられ、とにかく見せない。それが無理なものなら、それに執着した途端に違う目新しいものを見せて興味をそらす、それをするしかない、といった話でした。
食欲も同じで、恐らく満腹中枢よりも目で見えるものに執着しているのだろうから、ペイちゃんの体重などから割り出した量をあげたらそそくさと片付ける、などの細かい対処を学びました。
その他の話としては、やはり問い合わせした結果、最短で2歳までは病院には受診できないから、それまではまず面談をしながら、対処していきましょう、という話となりました。
しかし、歩さんももう決心が固まってきたことと、理解者が一気に増えた事により落ち着き話を聞いていました。そして、前回から2回目という事もあってか、先生に対する信頼感が生まれてきたのです。




