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あべこべらばーず

作者: スクロール

すこし、百合と薔薇という表記がありますが、意味が分からなかったらスルーしていただけるとうれしいです。

 ふわふわと浮かび、ぱっと消える。

 隣で子供がシャボン玉で遊んでいて、目の前でたくさんのシャボン玉がぷかぷかと浮かんでは消えていた。

 日が傾いた河川敷に座り込んで、学校で起こった出来事を考える。

『俺と付き合ってください』

 そう聞いた。確かに、そう聞いたはずだ。私の記憶に間違いが無ければ、私は告白された。

 それも知らない人から。私の身長が165センチで、それよりも頭ひとつ分くらい身長が高かったから、多分180センチくらいかな?

 見上げないと、顔もちゃんと見れなかった。それくらいの身長差があったと思う。

 見上げて見た顔は、とても綺麗でとても美人さんだった。

 


 私はいつもどおり図書館で本を読んでいた。

 最近ハマっているのはライトノベルだ。なぜだか学校の図書館に大量にあって、興味半分に読んでみるととてもおもしろかった。

 今読んでるのも、身長が小さい女の子と目つきの悪い男の子の話で、お互いにお互いの恋を応援しているって言うものなんだけど、色々と人間関係は複雑で最終的にはこの二人がくっついてしまうって言う物語だった。

 私としては、最後に出てきたモデルだった子とくっ付いて欲しかったんだけどね。

 まぁ、私としても今年で17歳になるんだけど、まだ人と付き合ったことが無い。多分、異性からはあまり異性として見られてないんだと思う。

 だからかな?こういうラブコメっていうものに憧れてしまうのは……

 実際にこういう恋愛をしてしまったら、私はどうなってしまうんだろう?

 少し考えてみる。

 ……あぁ〜だめだ。結局私には度胸がない。だから、物語のような恋愛なんて私には出来ないって思う。

 

 だけど、その時は唐突に来てしまうみたいだ。


 今読んでるライトノベルの最終巻を読み終わって、その余韻に浸っていたその時だ。

 ラノベに集中しすぎて、太陽が傾き赤く校舎を染めているのに気付かないくらいだから、周りに人が居なくなっていたのなんてものも気がつかない。

 そこはもう体育館裏と同じ状況だ。

 周りに人が無い。そういう状況が発生していたんだから、そういうことが起こってもおかしくない。

 そういうことって?それは……告白。


 ふいに声をかけられる。

 長く居座りすぎたから、図書委員からさっさと出て行けって言われるのかと思いながら振り向くと、そこにはとても大きな人が立っていた。

 私の通う学校は制服が無い。だから、みんな私服だ。

 そのせいで、この後ろに立っている人が同級生なのか、下級生なのか、はたまた上級生なのかすらわからない。

 けれど、その整いすぎた顔は少し赤みを帯びていて、その赤みっていうのは太陽に染められたとかそういうのではなく、頬を染めているって言えば伝わるかな?そういう感じだ。

 ぶっちゃけ、照れているような頬の染め方。

 だけど、そんなことよりももっと目に入ったのが吸い込まれそうになった瞳。漆黒。その言葉でしか例えられないような黒い瞳。

 そして私は固まった。

 イスに座ったまま首だけを後ろに向けたとても情けない格好で。

 私を呼んだくせに、読んだ本人が口を開かないんだから、こちらとしてもどうして良いかわからない。

 ある種の金縛りにあったような感じだ。

 その沈黙が1分くらい続いた後だっただろうか?

 その人物が口を開いた。

「お、お、俺と付き合ってください」

 唐突だった。思考が真っ白になる。身長からは想像できないすこし高めの声。初めて会う人からのいきなりの告白。それなんてエロゲ?本気でそう思った。

 ぶっちゃけこういう状況が自分に訪れるなんて小指の皮ほども考えていなかった。

 この時、私の思考は完璧に停止していた。そもそも告白されるなんてこれまで一度も無かった経験だから、どう返事をすれば良いかわからない。そういうので私は沈黙してしまっていた。

 告白してきた相手は、私の沈黙を返事に困っているのと勘違いしたみたいで

「へ、返事は明日で良いんで……明日のこの時間にここで待っています」

 そういうと足早に図書館から出て行ってしまった。

 ほんとに嵐のような出来事だ。

 彼が去ってから1分くらい経っただろうか。だんだんと思考がクリアになっていき。自分がどのような立場に立っているのかって言うのを再自覚する。

 こそばゆい感覚が心の中を走り回っていたんだけど、一つの答えが胸の中に浮かんでくる。

 そうだ。彼は勘違いしているのだ。

 そう思うと、少しだけ残念に思う。けど、まぁ、それは仕方の無いこと。


 河川敷で座り込んでぼうっとしていたんだけど、太陽も沈みあたりが暗くなり始めた。

 周りの風景から明るさがなくなるように、私の心からも明るい気持ちが消えてきた。というよりも、どんよりとして重たい気持ちが大半を占めていた。

 伸ばし放題で手入れもほとんどしていない髪の毛を指でいじりながら、明日彼にどう伝えようか。そうのことが頭の中でぐるぐると回ってどうしようもなかった。

 ちょっと残念。けど仕方が無い。っていう複雑な気持ちをぶら下げながら、私は家に向かって歩き出した。


 

 とうとう、今日告白してしまった。

 いつも、図書館で見る彼女はとても可憐だった。

 読んでいたのはライトノベル。しかも、俺も読んだことのある本だ。

 初めは自分と同じ本を読む誰かがとても気になっただけだったんだけど、彼女は物語にものすごく感情移入するようで、本の内容にあわせて表情が百面相するんだ。

 それが、おもしろくて良く見ていた気がする。けれど、その気持ちがだんだんと変わっていっていた。自分にないモノを持っている彼女。それが、憧れだったのか嫉妬だったのか今となってはわからない。だけど、俺が彼女に惹かれていたのは確かな事実だ。

 肩くらいまである髪の毛をうっとうしそうに書き上げるしぐさも、前髪を止めているヘアピンも今ではすごくかわいらしく見える。

 今では、彼女を見ながら放課後を過ごすって言うのが日課だ。

 部活動はとっくに引退していてやることが無いしね。

 初めは、見ているだけで良かった。話しかけなくても、こちらに気付いてもらえなくても、ただ見れることだけで良かったんだ。

 だけど、人間って言うのは物凄く強欲で、『欲しい』っていう欲望は底を知らない。初めは良くても、だんだんそれだけじゃ我慢できなくなる。

 その気持ちを加速させたのは、廊下で見たときだ。

 男子と仲よさそうに歩いていたのを見た。それも、とても楽しそうに話し合っていた。

 そのときに抱いた気持ちは嫉妬だ。その男の子に嫉妬した。

 その男の子の位置に立ちたいと思った。

 だけど、それはいけないこと。それは良く自分でも分かってる。この気持ちは絶対に抱いてはいけない気持ちだ。

 多分、この気持ちを彼女に打ち明けてしまえば、今のように眺めたりなんて出来なくなる。

 むしろ、彼女に気持ち悪がられるかも知れない。それでも、俺はこの気持ちを彼女に伝えたかった。好きだって言う気持ちを打ち明けたかった。

 伝えないと俺の『欲望』は止まることを知らずに、どこまで欲しがり続けるから。

 それならいっそ、一思いに拒絶して欲しい。そうすれば、この気持ちも収まると思うから。

 そう思って、今日俺は彼女に告白した。

 ようやく読み終わって、余韻に浸ってる彼女に声をかけたんだ。

 初めて近くで見る彼女、つぶらな瞳に小さな顔。何処からどう見ても美少女だ。

 その顔に見とれて考えていたことが全部ぶっ飛んだ。

 そして、自分でもよくわからないまま告白していた。

 彼女は状況を飲み込めないかのようにぼ〜っとしていた。

 まぁ、それも仕方ない。きちんと考えてからの答えが欲しい。そう思って、明日答えを聞く約束をして立ち去ったんだけど、よく考えたらこの答えが出るまでの間って、ものすごく悶々とする。

 もしかしたら、この気持ちを受け入れてくれるかもしれないって言う期待と、やっぱりだめなんだろうなって言う諦め。その二つの気持ちが俺の心の中で絶えずけんかをしていた。

 早く明日にあってほしくてたまらないものの、全然寝付くことも出来ず、明日が来るのがいつもよりも長く感じた。


 

 夕日が差し込んで赤く染まった図書館。

 そこには、私と昨日告白してきた彼しか居なかった。

 彼は時間ぴったりに図書館に現れた時の彼の様子は、『恋する乙女』そのものだったから少しおかしくて笑ってしまったんだけど、彼は気を悪くしてないだろうか?そんな不安が脳裏をよぎったけど、それも杞憂だったみたい。

 彼は、昨日と同じように頬を染めながらこちらの様子を伺ってるみたい。

 身長は私よりもすごく高いはずなのに、小動物のような行動。男の人に言ってしまって良いかわからないけど、そのギャップがなんていうか……可愛かった。

 可愛くていつまでも見ていたい気分になってしまったんだけど、それじゃ中々帰れそうにないし、こっちから話を始めることにした。

「とりあえず、昨日告白してくれてありがとうございます。気持ちは物凄くうれしいです。だけど、その気持ちは受け取れません。ごめんなさい」

 これが、私が用意した答え。

 昨日うれしい気持ちは確かにあったんだけど、やっぱりこういうのは受け入れることは出来ないって言う結論が出た。

 私の言葉を聞いた彼は、物凄く悲しそうに瞳を伏せた。出来ることなら、そんな表情は見たくない。別に、同情とかじゃなくて単純にそう思った。この美形男子には悲しい顔は似合わない。素直にそう思ったから。

 そして、すこし高い声で私に問いかけてくる。

「その……理由を聞かせてもらっても良い?」

 その瞳には、諦めの色しか浮かんでいない。やっぱり、諦めるのには理由が必要なんだろうね。

 多分、私の理由を聞いたら誰もが納得してくれると思う。この美形男子も例に漏れずに。

「あのね。多分、勘違いしてると思うんですけど……私、男なんですよ」

 そう、私は男なんだ。自分のことを『私』と呼ぶのは、姉が3人居てその中で育ったから。そして、うちの家系はみんなそろって背が低い。私も例に漏れず165センチと低い。

 顔は、童顔でまぁ、女子に見えなくも無い。そして一番間違えられるポイントが声だ。確かに小学校の頃から比べると低くなったものの、充分女子でも通るような声だ。これが結構自分のコンプレックスだったり……

 だけど美形男子は、私の答えを聞いてなぜだか瞳を喜びの色に染めて微笑んでいた。


「男なんですよ」

 そう確かにこの子は言った。

 今まで悩んでいたこと全てが悩まなくて良いんだから。

 俺としては、その言葉がどんなにうれしかったことか。

 女である俺が、同性の女の子を好きになってしまうなんて初めは気のせいだと思った。だけど、日が経つごとにあの子のことしか考えられなくなっていって、自分でもすごくおかしいって思った。

 だけど、やっぱりこの気持ちを隠すことも、無くすことも出来なくて、このまま苦しむならいっそ嫌われてすっきりしたい、そう思うようになって告白したんだ。

 ホントはすごく怖かった。嫌われるならまだ良い。だけど、軽蔑の目線や、気持ち悪がられるのが物凄く怖い。自分が普通じゃないって言うのは分かってる。だけど、それでも怖いものは怖いんだ。

 だけど、彼女は……いや、彼は男の子だったんだ。だから、この気持ちは普通の『女子が男子を好きになった』、ただそれだけなんだ。俺が恐れてることは何一つなくなったんだ。だから、今の俺は物凄くうれしい。

 ……って、俺は彼に『男なんで付き合えない』って言われたんだよな?

 それってもしかして……

「もしかして君…………俺の事、男だと勘違いしてない?」

 そう、彼はもしかしたら俺と同じように同性だったと勘違いしているんではないだろうか?

 そういう疑問が頭の中に浮かんだ。

「え?男の人じゃないんですか?だって、物凄くカッコいいし、背が高いし……」

「やっぱり……良く女にしておくのがもったいないとか言われるけど、実際に男と勘違いされたのは初めてだよ……軽くショックだ」 

 彼の表情が困惑の色を強く出してる。

 まぁ、男だと思ってた人がいきなり『女だ』とか言ってきてもびっくりするだろうけれども。

「……ほんとに女の人なんですか?」

「ほんとのほんとに女だよ?ほら」

 そう言って、生徒手帳を彼に見せる。

 受け取ってそれを見る彼の表情がみるみる変化していって、最終的には驚愕の色を浮かべていた。

「……すみません。なんか勘違いしてしまって。けど、その……私が女だと勘違いして告白されましたよね?」

 彼はそう言いながら生徒手帳を返してくれた。

「まぁ、そうだね。俺は君が女だと勘違いして告白しちゃったよ」

 あははと、笑って頬をかきながらそう応える。やっぱり、ちょっと格好悪いよな、女だと勘違いして告白してしまっただなんて。

「その、男でごめんなさい。……言いにくいんですけど、百合の方です……よね?」

 彼は、ものすごく申し訳なさそうに応えた。

「違うから!俺全然そっちけいじゃないから!!」

 なんか物凄い勘違いをされてる!これは、ヤバイ!

「え?だけど、女だと思って告白を……」

「確かにそうだけれども!あ〜もう!ややこしい!!えっとね、俺は君が女だと思っていたよ?けど、好きになったものは仕方ないじゃん!物凄く俺も悩んだんだよ!同性に恋をするなんて!悩んで悩んで悩みまくった結果、気持ちだけは伝えようって思ったんだよ!けど、その相手が男だったんだから、俺はアブノーマルじゃないの!ちゃんとノーマルなの!」

 気がついたら、物凄く意味が分からない事を言っていた。

 もう、どうやって伝えたら分かってもらえるんだろ……

 けど、そんな俺をスルーして彼が話しかけてきた。

「うん、なんか、物凄く可愛いですね。カッコいい外見と、その女の子らしくて可愛い中身。……そのギャップに萌えました」

 そして彼は少しだけ頬を染めながらこう応えてくれた。

「その、友達からで良いですか?」


 

 今私は、あの美形男子、もとい美人さんと結構仲良くなっている。

 あれから、良く私の教室に弁当を持ってきてくれて一緒に食べるんだけど、周りの友達が彼女のことを男と勘違いしてしまって

「とうとう、人の道を外してしまったか!!相手の人、かなり格好いいじゃん!!お前は女と見間違うくらい可愛いしお似合いなんじゃない?まぁ、友達としてはまっとうな道を進んで欲しかったが、お前が選んだ道だというのなら進むが言い!その薔薇の道を!」

 とか言われちゃうし……まぁ、彼女が女なんて教えてあげないけどね。

 私だけが知ってる彼女って、なんかうれしいじゃん。

 まだまだ、私だけの彼女で居て欲しいし。

 それに、私も気がついたら彼に恋をしてしまってくらい可愛い人なんだから、女だとわかったらほかの男どもが寄ってきそうで嫌だ。

 さて、今の私には悩みがあるんだ。

 それは、この気持ちをどういう風に打ち明けたら良いかということ。

 私には彼女みたいな度胸がない。だけど、絶対に彼女を手放したくない。

 まぁ、要するに私がヘタレってだけなんだけどね。

 相手の気持ちは分かってるんだけど、こっちの気持ちを伝えるのはやっぱり恥ずかしいよね。

 放課後も昼休みも周りには人が居るし、帰り道も校門を出たらすぐに別々の道。

 気持ちを伝えるチャンスが……ってそうか!良い事を思いついた!これなら、周りを気にする必要ないから大丈夫だ!!


 現在の時間は昼休み。

 そろそろ、彼女が弁当を持ってくる頃だ。

「今日も、彼氏が弁当作ってきてくれるのか?お前のほうが女っぽいのに彼氏のほうが乙女なんだな?もしかして、お前が攻めで彼氏が受けか?」

「そんなくだらない事言ってないで、昼ごはんを食べようよ」

「そんな事言っても、お前の弁当まだ着て無いじゃん」

 友達が、そう言い終わった瞬間、教室の扉が開いて、彼女が笑顔で弁当を持ってきた。

「お待たせ。ほら、早く食べようよ」

 そういって、彼女はいつもの席に着く。

 もう、こういうのを一ヶ月以上続けてしまっているから、彼女の存在はクラス公認ということになってる。

 だからこそ。だからこそ、今なら言える筈だ。

 周りのみんなからすでに公認カップルとして見られているなら、私がこういうことを口走ってもおかしくないから。

「いつもありがとうね。大好きだよ!」

 それも飛びっきりの笑顔で言ってやったさ!

 周りの奴が

「うは〜、男同士のこういうのってみたくねぇ〜けど、見た目女だからありだ〜!」

 とか、近くの女子がキャーッと黄色い声を上げてても関係ない!

 どうせ、私たちは公認カップルなんだから。

「……それ、マジ?」

「うん、マジ」

 彼女はポンっと顔を真っ赤になっていた。

 そして、私だけに聞こえるような声で話しかけてきた。

「それって、俺と付き合ってくれるってことだよね?」

「まぁ、そういう事……だよ」

「なんだか夢見たい……すごくうれしい」

 そういって微笑む彼女は、今までで一番の笑顔をしていた。

 周りの奴らからの野次も聞こえないくらいもう彼女に夢中だ。

 

 女だと思いながらも、想いを伝えてくれた彼女の強さにはかなわないかもしれないけど、今は彼女に負けないくらい彼女のことが好きだ。 

読んでいただいて本当にありがとうございました。

可愛いオトコの娘と、カッコいい女の子のお話でした。

後輩からの夏コミのお土産にもらった、『オトコの娘でもい~い?』っていうクッキーを見て思いついたものなので、あまり練れていない上にオチも読めてしまうような内容でしたが、感想・評価をもらえると作者は飛び跳ねて喜びます。


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