第90話 ギャグマンガ時空からの招待状《しょうたいじょう》
「表彰状! 山田富士殿! あなたは謎の世界改変のおり、集まった仲間たちをなごませるため果敢に話の落ちに立候補し『まあ、いいんじゃない?』と思われる落ちを付けた事とその他いろいろひっくるめて、表彰状と副賞の24個・限定藤咲・アルヴィン・斗真メガネコレクションの中から一番古いメガネを送ります! 令和106年2月14日ふんどしの日! 惑星開拓宇宙船ノア、世界改変からの防御とスーパー量子コンピューターの世界樹化と桜の花びら降らせ係担当、藤咲・アルヴィン・斗真!」
司令室の大画面の前で、山田富士さんが僕から表彰状をうやうやしく受け取り。
僕の横にひかえていた京太郎くんの持つうるしぬりのおぼんの上の副賞の一番古い壊れたメガネをそのメガネケースにしまって山田富士さんにわたすと、それも山田富士さんはうやうやしく受け取る。
ちなみに僕と京太郎くんのまわり半径5メートルの範囲には、桜の花びらが2倍の密度で降っている。
なぜ『僕と京太郎くんのまわり』かと言うと、僕にも自分から半径5メートルの範囲に桜の花びらを降らせるハタメイワクな概念能力が目覚めたからだ。
京太郎くんが猫屋敷・キナコちゃんから『なかよし、ぞうふくびーむ! ビビビビビ!』を受けて演習世界改変世界全体に桜の花びらを降らすようになったとき半径5メートルの範囲に桜の花びらが2倍の密度で降っていたが、その時に目覚めていたと思われる。
「表彰状と、藤咲・アルヴィン・斗真メガネコレクションの中で一番古いメガネもらったでごわす~~~!!!」
「(中略たくさん)「山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士! 山田富士!」(中略たくさん)」
「藤咲・アルヴィン・斗真メガネコレクション、24個・限定でごわす~~~!!!」
「(中略たくさん)「メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション! メガネコレクション!」(中略たくさん)」
フェアリーとケットシーと人間のほとんどがあつまっているのだが、お遊びの表彰式なのになぜかみんなノリがいい。
「なんで、みんなこんなテンションなの?」
「フフッ。斗真くんはスーパー量子コンピューターを世界樹に改変できる、創造神なんですよ?」
「京太郎くんも、合計208年生きてるんだから世界樹に改変できるでしょ?」
「いいえ、実験しましたが出来ませんでした。スーパー量子コンピューターを世界樹に改変するには、真実の愛を知った特別な妖精の心を持っている必要があるそうです」
表彰状とメガネケースをかかげながら笑顔で退場していく山田富士さんと一緒に、桜の花びら降らせ係の日名川・京太郎と僕も手を振りながら笑顔で山田富士さんの後ろについて退場していく。
第90話 2025年8月17日
この1つ前のエピソード第89話で僕のWordが主張する所111708文字あったので『一巻想定分10万字あるな!』と一巻の終わりにしたつもりだったのですが、ルビの記法の関係で87199文字に圧縮されてしまい。
急いで16412文字不測の事態を考えて2万字のクライマックスを追加する事になり、2025年8月17日の今日無事に書きあがりました!
われながらむちゃぶりに、ゴロンゴロンころがりながら書きました!
書きあがったものを見ると、『第89話で終了した場合と、続編の方向性がガラッと変わってしまった!』かもしれません?
第90話から第103話にかけてのもう1つのカットインポイントルールゲームにいたる、『わちゃわちゃクライマックス』もよろしくお願いします!
なお第90話から第103話は、2025年8月23日7時~20時まで1時間おきに予約投稿してあります。