第35話 桜の花びらと食い意地のはったフェアリーたちが舞う中での、ハチミツのある食事会
「色んな花べつのハチミツ、食べ放題だ~~~!」
一番食い意地のはったキチョウの羽の方ちゃんが叫ぶと、同じく食い意地のはったフェアリーたちが競い合うように色んな花べつのハチミツの間を飛び回ってハチミツを食べ始める。
あのあと想像力さん(インジェニュイティ)の管理者アカウントの順位を、4位→倉持・七夏、3位→倉持・丈之、2位→日名川・京太郎、1位→藤咲・アルヴィン・斗真に変更し。
ちょうど昼飯時だったこともあり、食堂に戻ってきて昼飯にしている。
ちなみに、日名川・京太郎が半径5メートルの範囲に降らすの桜の花びらの中での食事だ!
「それで、これからどの順番でまわるんですか?」
スーパー量子コンピューターの世界樹化の時にピラミッドパワーセンターの扉前で頭から股まで輪切りになって左右に分かれて死んだはずの、調子のいい20代前半の男勝野・丈治が聞いてくる。
なんでも、倉持・丈之さんが祈とう師として助言をして訓練をした結果だそうだ。
毎回扉を開ける時に、僕の前に出て開けて安全を確認してくれる。
「ハチミツの発注問題がなければ最初に行こうと思っていた、猫屋敷・キナコさんの所に事情を聴きに行こうと思ってる」
「キナコちゃんと、よんであげてほしいにゃ!」
「ああ! そうだったね! 猫屋敷・キナコちゃんね!」