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第29話 お腹が空いても、約束《やくそく》をまもるフェアリーたち



花畑はなばたけがあるんだね!」

 僕たちは日名川ひながわ京太郎けいたろうが半径5メートルの範囲はんい降らす(ふらす)の桜の花びらの中、ハチミツの発注担当者はっちゅうたんとうしゃにしてインジェニュイティ(想像力そうぞうりょくさん)の筆頭管理者アカウント持ちの倉持くらもち丈之たけゆきのいる商品管理倉庫しょうひんかんりそうこに行く途中にある、花畑はなばたけの道を歩きながらフェアリーたちに話しかけた。


「それが何?」

 近くにいたキチョウの羽の方ちゃんが、不機嫌そうに聞き返してくる。


「あまりお腹のしにならない?」

「そうじゃなくって、食堂で好きなだけハチミツを食べて良い代わりに花をむしって花のみつを吸わないように言われているの!」


「ええ? そうなの? でも非常事態だし……」

約束やくそくだから、だめ!」


「ええ~~」




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