表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドアマット悪役令嬢はざまぁと断罪回避を逆境の中、成功させる~私はいませんでした~  作者: 一番星キラリ@祝受賞⭐︎ ESN大賞奨励賞→10/1発売
第二弾:ドアマット悪役令嬢は断罪を切望する~フラグ回避に奔走したら、とんでもない事態になりました~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/27

明かされる事実

「突然、訪問することになり、申し訳ありません。ライヴリィ男爵とは連絡を取り続けていたのですが……。詳しい理由は後ほどご説明します。……私の隣にいる彼は、国賓としてお迎えしている方。ウィンザーフィールド帝国の皇太子カディウス・オリバー・ウィンザーフィールド殿下です」


 これには継母、ロージー、マクシエン、私が「「「えええ」」」と溜まらず声を出していた。


 ウィンザーフィールド帝国は、この大陸で多くの領土を持つ、まさに大国。


 国土がとても広く、首都はかなり東より。

 大陸でつながっているとはいえ、ウィンザーフィールド帝国の首都に到達するには、大陸一と言われる万年雪で覆われた山を越える必要があったし、船旅でも相当かかる。


 よってウィンザーフィールド帝国に行ったことがある人、逆にこちらへやってきた人は、ほぼいない。ウィンザーフィールド帝国出身の人間に会ったことがあるなんて人は稀であり、一体どんな国なのか。それは謎のベールに包まれていた。


 これは何もローゼンクランチ王国だけの話ではない。多くの国が、ウィンザーフィールド帝国と国交は開いているものの、その遠さゆえに、実質の交流はない。つまりこの世界において、ウィンザーフィールド帝国がどんな国なのか、あまりに知られていなかった。まさに未知の大国というわけだ。


 この事実を踏まえると、間違いない。


 皇太子カディウスと私は、同じ銀髪に紫の瞳をしている。きっと私は、ウィンザーフィールド帝国出身の人間なのではないか。


 改めてカディウスを見ると、とても長身で、瞳も大きく、鼻もかなり高い。そして何より肌が、とても美しい。まさに雪のようであり、大変すべすべしていそうな肌だった。そこは……なんだか私と同じだと、思わず嬉しくなる。


 マクシエンは、私を奴隷と言っていた。

 だがこの髪と瞳の色は、ウィンザーフィールド帝国由来のものに違いない。


 思いがけず自分のルーツが明らかになったものの、でもなぜ遥か東の大帝国の、しかも皇太子がやってきたのか。もしや、と思う。いや、まさかと否定しつつ、期待はした状態で、カディウスの話を聞く。


「こちらにいるのは、わたしが信頼する護衛騎士筆頭のサー・ハロルドです。彼の父親であるオルロフ卿は、皇帝からの命を受け、長らく極秘任務についていました。ですが残念なことに、彼は病で倒れてしまいました。そこで今から一年半前に、その後を引き継いだのが、こちらのサー・ハロルドです。我が帝国に五つしかない公爵家の嫡男でもあります」


 紹介されたハロルドは、騎士らしく美しくお辞儀をする。

 サラリと絹糸のような銀髪が揺れ、ため息が出そうになった。騎士なので、よく鍛えられていると思うのだけど、いわゆる細マッチョ。着やせしていると思う。それにやはりカディウス同様、長身で鼻が高い。


「今回、ヴィクター殿下に私が同行した理由。それは皇帝からの命とも関連するのですが、まずはそちらの皆さんの紹介を、お願いできないでしょうか」


 カディウスの言葉に父親は、マクシエンを含めた自身の家族を順番に紹介した。


 それが終わると、カディウスが静かに口を開く。


「まず、大切なことを伝えさせていただきます。ウィンザーフィールド帝国の人間に会うのは皆様、初めてかと思います。帝国の人間が皆、銀髪にこのアメシストの瞳と言われる、紫の瞳を持つわけではないのですよ。銀髪にアメシストの瞳を持つのは、皇族のみ。サー・ハロルドは、皇族を祖先に持ちますから、ゆえにわたしと同じなのです。外で待機しているわたしの国の騎士の多くが、シルバーグレーの髪に、ほぼ黒に近い紫の瞳なのです。兜を被っているので、分かりにくいかもしれませんが」


 心臓がドクンと大きく跳ね上がった。だって、そうなると私は……!


「こちらにいらっしゃるパメラ・ライヴリィ令嬢。彼女は間違いなく、我が一族の血を引いています。見るからに明らかです。……ウィンザーフィールド帝国の皇宮は、厳重な警備体制を敷いているのですが、ある時、賊が侵入しました」


 その時を思い出したのだろうか。

 カディウスがため息をついた。

 一方の私はドキドキしながら、カディウスの話を聞いている。


「大陸ではない、ウィンザーフィールド帝国からさらに東に行った地にある島国の、手練れのスパイ組織で、彼らはわたしの暗殺を試みたようなのです。でもそれは失敗に終わり、代わりに生まれたばかりの妹が……イリシーヤ・レイア・ウィンザーフィールド。まだ赤ん坊だった妹がさらわれたのです」


 ということは、この見目麗しいカディウスは……私の……お兄さん……!?

 そ、そうだったの……!?

 もうドキドキから、バクバクになっている。


「東の国から来ているということは、港を使い、国に戻るだろうと判断されました。そこで港や海岸沿いの警備を強化させるということを、大々的に知らせたのです。すると賊は内陸に向かったようで……」


 なるほど。

 賊を捕らえるため、あえて海岸沿い一帯の警備を強化したことを広め、船出できないようにしたのね。


 私の兄だと判明した、秀麗な姿のカディウスは、落ち着いた様子で話し続けていた。


「その後、妹が何をどうしてローゼンクランチ王国まで流れつくことになったのか……。それは、分かりません。でもわたしの父親は……ニコロス皇帝は、皇女を諦めませんでした。捜索を続ける中で、どうやらライドル公国で勃発した戦に巻き込まれ、そのままローゼンクランチ王国へ連れて行かれた可能性があるという情報をつかみました」


 この話でいろいろ腑に落ちた。

 その戦に参戦した父親のパートナーだった騎士が、私を拾って連れ帰ったということね。


「その後、サー・ハロルドの父君であるオルロフ卿は、自身が病に倒れるまで、ローゼンクランチ王国内で妹を探し続けてくれたのです」


 ……! パメラ……イリシーヤの生みの親は、彼女のことを諦めていなかったのね! 前世において、失踪した子供を生きていると信じ、何十年も探す両親の姿を、ニュースで見たことがあるが……。親の子への愛情は、なんて深いのだろう。これには胸が、感動で震えてしまう。


「先程お伝えした通り、ウィンザーフィールドの皇族の容姿は、銀髪にアメシストのような瞳と、とても目立ちます。すぐに見つかるかと思いましたが、なかなか見つからず……。オルロフ卿が病に倒れた後、ローゼンクランチ王国に向かったサー・ハロルドは、これまでとは違うアプローチを始めました」


 そこで一呼吸置くと、兄であるカディウスは、驚きの話を続けた。


「異国の人間は、闇人身売買ブローカーにより、売買されることが多いということから、そこで取引がないか、探ることにしたのです」


 カディウスの言葉には当然だが「えっ」となってしまう。

 ここにきて、闇人身売買ブローカーの話が出るとは、思わなかったのだ。


 驚く私をチラッと見ると、ハロルドは静かに口を開いた。


「ローゼンクランチ王国には、闇人身売買ブローカーがいくつかありますが、その中で最大と言われているのが、ベンジュリという男が仕切る組織でした。自分は身分を偽り、ベンジュリの上客となったのです。そして彼から情報をいろいろと引き出すことにし、さらに異国の女性であれば必ず買い取ると告げました。ベンジュリの持つ情報網と人脈を使い、皇女様を探し出そうとしたのです」


 ベンジュリの表向きの顔は家具屋、でも裏の顔では闇人身売買ブローカーだった。ベンジュリが商売をしている建物へ、私が運ばれた時。そこに現れた変態貴族ハーロル。


 今、この場で始めて聞いたサー・ハロルドのその声は、間違いない。

 彼とハーロルの声は一致している!


 そうだったのね。ハーロルの正体が、サー・ハロルドだったなんて! あの時は自身の身分を偽っていたから、かつらを被り、薄い紫色のレンズのアイグラシズ(鼻眼鏡)をつけていた。つまりは変装していたということ。


 それによくよく考えてみると、ハロルドとハーロルという名前は、よく似ていた。


 今さらだけどあの時、私、馬車から逃げなければよかったのね……!


 そう思うが、今、悔やんでも、どうにもならない。


「ようやく皇女様を見つけることができたのに。すぐに自分が正しい身分を名乗らなかったため、奴隷として買われたと思った皇女様は、馬車から逃げ出してしまい……」


 そこでハロルドは自身の額に手を当て、大きく息をはき、そして話を再開させる。


「迂闊でした。すぐに捜索をしましたが、皇女様が教会に逃げ込んでいることが分かり、躊躇することになります。皇女様の捜索は非公式で行われているので、自分のことは勿論、皇女様の身分について話すこともできません。何より教会は神聖な場所ですし、ベンジュリのように、お金でどうこうするわけにはいきません」


 サー・ハロルドは、さすが騎士だけある。

 真面目だし、自らが信じる騎士道精神に従い、教会へ踏み込むことはなかった。


「手が届く場所に皇女様はいるのに、何もできない。大変歯がゆくなりましたが、皇女様がこの国おいて、どのような状況にあるのか、それを把握することができました」


 継母とロージーの体が微妙に動いたように感じる。

 サー・ハロルドの今の一言に、嫌な予感を覚えたのだろう。


「もし奴隷のような身分で虐げられているなら、お金で解決することもできると思います。ですが男爵家という貴族の令嬢として育てられていることが分かったのです。貴族であるならば、筋を通す必要があります。突然、娘が消えたとなれば、ご両親も悲しむでしょう」


 確かに私は男爵家の令嬢として、途中までは育てられた。

 しかしサー・ハロルドに会った時の私は、奴隷にも近かったと思う。


「そこからは、ウィンザーフィールド帝国として、動くことになりました」


 国として動くとなると、いろいろと手続きを踏むということだ。つまり……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【一番星キラリの作品を紹介】
●出版社特設サイトはコチラ●
バナークリックORタップで出版社特設ページへ
婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!
80ページが試し読みできる特設サイトへ
『婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!』


●終わりから始まるハッピーエンド●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢の決断
『悪役令嬢の決断』

●これぞ究極のざまぁ!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は死ぬことにした
250万PV突破『悪役令嬢は死ぬことにした』

●壮大なざまぁを仕掛けます!●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした
『婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした』

●先手必勝!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢はやられる前にやることにした
『悪役令嬢はやられる前にやることにした』

●溺愛は求めていませんよ?●
バナークリックORタップで目次ページ
平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!
『平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!』

●[四半期]推理(文芸)2位●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~
『悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~』

●コミカライズ化も決定●
バナークリックORタップで書報ページへ
断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない
ノベライズは発売中!電子書籍限定書き下ろし付き
『断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない』


●妹の代わりに嫁いだ私は……●
バナークリックORタップで目次ページ
私の白い結婚
『私の白い結婚』

●宿敵の皇太子をベッドに押し倒し――●
バナークリックORタップで目次ページ
宿敵の純潔を奪いました
『宿敵の純潔を奪いました』

●食に敏感、恋に鈍感●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした
『悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした』

●じれじれの両片想い●
バナークリックORタップで目次ページ
陛下は悪役令嬢をご所望です
『陛下は悪役令嬢をご所望です』

●ピンチの連続!でも負けない!●
バナークリックORタップで目次ページ
ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!
『ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!』

●端役過ぎて重要な情報が……●
バナークリックORタップで目次ページ
闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい
『闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい』

●隙間時間でサクサク読める●
バナークリックORタップで目次ページ
愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法
『愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法』

●続編開始●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で自ら婚約破棄シリーズ
『断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた』
日間恋愛異世界転ランキング3位!

●おじいさんと魔女!?●
バナークリックORタップで目次ページ
森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?
『森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?』

●断罪回避の鍵はお父様!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~
『悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~ 』

●笑えるドタバタ劇●
バナークリックORタップで目次ページ
旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~
『旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~』

●のんびりほのぼの●
バナークリックORタップで目次ページ
転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました
『転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました』でお待ちしています!

●やがて溺愛に至る迄の物語●
バナークリックORタップで目次ページ
皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜
『皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜』

●すれ違いからの溺愛エンド●
バナークリックORタップで目次ページ
わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~
『 わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~』

●俺様ツンデレ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される
『婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される 』

●表紙は蕗野冬先生の描き下ろし●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―
『悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―』

●もふもふも登場します●
バナークリックORタップで目次ページ
周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~
『 周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~ 』

●表紙は蕗野冬先生●
バナークリックORタップで目次ページ
だから断る
『運命の相手は私ではありません!~だから断る~』はモブ転生した私が溺愛を回避しようとするお話です。

●本編完結12話+新章完結●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~
『悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~』は勿論ハッピーエンド!

●断罪終了後シリーズ新作●
『断罪終了後の悪役令嬢はもふもふを愛でる~ざまぁするつもりはないのですが~』の目次ページへ飛びます

●ネトコン様から感想到着●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~
『完結●断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~』は終活で断罪回避!?

●新作公開●
バナークリックORタップで目次ページ
乙女ゲームのラスボスですが、勇者と結婚することになりました。
『乙女ゲームのラスボスですが、勇者と結婚することになりました。』は、女魔王が主人公です!

●全13話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~
『完結●ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~』は、騙される!

●スピンオフ登場&完結●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~【特別編】
『完結●ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~【特別編】』は、SS(ショートストーリー)のその先の物語。

●表紙絵は平川先生描き下ろし!●
バナークリックORタップで目次ページ
溺愛されても許しません!~転生したら宿敵がいた~
『溺愛されても許しません!~転生したら宿敵がいた~』は、稀代の悪女にされ、断罪寸前の公爵令嬢、かつての宿敵と皮肉な再会!

●一二三書房WEB小説大賞●
●二次選考中●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?
『断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?』断罪終了後シリーズ第一弾。本家本元!

●元気とキュンと笑いをお届け!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~
『完結●悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~』は悪役令嬢の本音満載です

●全9話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~
『完結●破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~』は浮気婚約者とチートヒロインに負けません!

●もう一つのエンディング●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~
『完結●断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~』はこんな世界線もあった!

バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~
『完結●婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~』は全8話です。

●第2回ドリコムメディア大賞●
●最終選考作●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇
『【完結】断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇』もおススメです☆

●全11話完結サスペンス劇場!?●
バナークリックORタップで目次ページ
絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~
『絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~』は、背景にあの曲が流れる!?

バナークリックORタップで目次ページ
浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~
『完結●浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~』断罪の場で自ら婚約破棄宣告シリーズ第四弾。

バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~
『完結●ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~』はサクッと読める全4話

●元祖・ヅラ魔法●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】
『悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】』はサクッと読める全5話!

●全12話●
バナークリックORタップで目次ページ
裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する
『完結●裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する』は初の〇〇〇作品です!

●全8話読み切り●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~
『婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~』は雑草魂で断罪回避!

バナークリックORタップで目次ページ
婚約者のことが好きすぎて婚約破棄を宣告したバナー
断罪の場で自ら婚約破棄シリーズ第二弾
『完結●婚約者のことが好きすぎて婚約破棄を宣告した』一気読みがおススメです☆

バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~
読者様の声に応え『完結●断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~』続編公開&完結!

●ラストは仰天展開!●
バナークリックORタップで目次ページ
ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??
本編全20話『ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??』

バナークリックORタップで目次ページ
完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する
『完結●完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する』
ペルソナQ、メダロットのあかうめ先生描き下ろし表紙絵

バナークリックORタップで目次ページ

モブなのにフラグ回避・やり直し・イベントがあるなんて、聞いていないのですが……(焦)
『モブなのにフラグ回避・やり直し・イベントがあるなんて、聞いていないのですが……(焦)』
オススメ!

●じれじれ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです
『完結●聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです』
もお楽しみください!

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ