離別
掲載日:2018/07/30
わたしとあのひとはとしがはなれてて
まわりからはんたいされてて
わたしたちはいっしょになりたかったから
うみにみをなげだした
ながれついたのはとおいしまぐに
たしゅたようないきものがいた
ひとやどうぶつやそのあいのこ
だれとだれがあいしあっても
そこでははんたいされなくて
とてもいいところだと
もろてをあげてあのひととよろこんだ
しばらくしてこができこがうまれ
またこができこがうまれ
かぞくはふたりからろくにんになった
あのひとはすでにとしおいていた
まわりからはんたいされたとき
いわれたことのひとつ
あのひとはあんたをおいて
さきにしんじまうんだよって
それでもわたしはいっしょにいたかったから
このみちをえらんだけどいまになって
すこしこわくなった
こはいつかすだちあいをみつけかていをつくるだろう
そしたらわたしはひとりになる
こどくにたえられるのか
こどくをくとしてしんでしまわないか
まわりはそれをしんぱいしていたのだろう
あ、いいかんがえがうかんだ
ずっとずっといっしょにいたいから
こどもたちにきょかをもらって
あのひとといっしょに
しぬことにしました
そうすればわたしもあのひとも
さみしくないから
さんじゅうねんまえのように
がけからとびおり
このよからの離別を




