ある物体の一生と宇宙の誕生
宇宙について考えていたら思いついただけのものです。
自分の中の宇宙論のようなもので、一分で読めます。
軽い気持ちで読んでください。
広い広いこの空間に存在する物には偏りがある。
密度が大きい領域もあれば小さい領域もある。
その密度の大きい領域で、ある物体は誕生する。
その物体は周りの物を吸収して、自らの質量を増加させ、それと同時に熱を帯びていくことで成長する。
その物体が周りの物を吸収し尽くした頃には、限界を迎える。
物を保持しておくことも、熱を蓄え続けることも、もうできない。
その物体に、ついに最期の時が訪れる。
大爆発。
その物体は、自ら抱えたあらゆる物と熱を拡散させる。
その物体の亡骸の一部は、しばらくすると星を形成し、銀河を形成し、銀河郡や銀河団を形成する。
その物体の亡骸が存在する領域のことを、我々は宇宙と呼んでいる。
のかもしれない。
読んでいただき、ありがとうございます。
他作品の方も、よろしくお願いいたします。