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イザシュウさんは苦労する

 その日、マランダの街は歓声に包まれた。


以前から噂のあった奴隷商人一味が捕縛され、行方不明の子供達が帰って来たのだ。






マランダ組合(ギルド)に日付が変わる頃もたらされた情報によって、急遽街の保安部が調査に動き出した。


それによると情報は正確であり、緊急な対処が必要と認められ、ギルドにも要請が掛かる事態になった。


夜明けの陽がちらつく頃に集められたギルドの戦士と職員、保安部員は、雨上がりの森に分け入り件の洞窟に侵入。

擬装してある隠し通路から"離れ小島"に渡り、打ち捨てられた廃墟にたどり着く。


いやに背の高い草を掻き分け調査をすると、確かにそこは奴隷商人のアジトであり、子供達が囚われていた。


木の根に侵食されたような建物内の一角で見つけられた少女達は、生気のない顔でいたり過度に怯えていたりと話を聞ける状態ではなかった。

首輪と枷で自由を奪われ見るからに性欲処理にされていたであろう少女達に保安部員達は怒りを現にした。


更に少し離れた場所ではゴブリンの死体に囲まれるような小屋があり、中では十数人の子供達が発見される。


犯人達は全員が意識不明と重体の形で発見された。


身体が腐食したり骨折していたり。何故こんな事になっているのか分からないが無力化しているうちにと捕縛される。

例えこのまま死んだとしても構わないので治療もされない。


首魁である肥えた男は全裸で寝ている所を簡単に締め上げられた。


一味の残党、資金の流れ、奴隷として売られた子供達の足跡等を捜査していく中で、ある"男"だけは秘密裏に脱出したことを知る者はいない。


その手引きをした者もまた、姿を眩ました。












◇◇◇









奴隷一味に対する対策班がギルド内にも作られ、保安部と連携して事後処理に当たることになり、イザシュウもそこに組み込まれた。

受付業務を干された…というのもあるが、今回の事件の当事者達がイザシュウの担当だったのでそのケアもあるからだ。


ギルドの奥にある一室では、イザシュウはその当事者達と面談している。


誘拐、という事で精神的ショックに対応するために教会からシスターを派遣してもらい、保安部員一名と共に調書をとっていくのだが…。


「……で、だ。何があったか……何をした(・・)のか話す気は無いのか?」


自分の強面な顔を自覚しているイザシュウは出来るだけ穏やかに目の前の三人に話しかける。


「……」

「……キノコが話さないなら、話すことは何も無い…」

「控えさせていただきます」


口をつぐんだ白い髪の子供、キノコに倣う黒髪のシャピに金髪のタンポポ。

この二人はキノコさえ口を開けばある程度は話す気はあるようだが、肝心のキノコが全く喋らない。


いつもなら率先して話すキノコは視線すら合わせないようにして黙りを決め込む。


「イザシュウさん、お聞きしたいのですが」

「…タンポポか。何だ?」

「そもそも私を含め、こちらのお二人も誘拐の被害者なはずです。その私達が何か(・・)をしたとして、罪には問われないはずです」

「そうだな。正当防衛だ。しかも犯人のアジトまで誘導してくれたのだから、キノコには報償が出てもいいくらいだ」


何か喋ってしまわないように両手で口を覆い出したキノコをイザシュウは横目で見る。


「でしたらこんな尋問めいた事をするのは失礼ではありませんか?私達が犯人について語るのは善意です。協力しているのです。言いたく無いことは言わなくて良いはずです」

「そうだな。そりゃそうだ。だが、まあ、ほんとに聞きたいのはそこじゃないんだ」


イザシュウはペンで書類を叩きながら続ける。


「昨晩、『雷王』があの島に降臨したと観測があった。僅かな時間でしかなかったが、『王』が接近するというのは一大事なんだ。どんな些細な事で災害が降るかわ分からない」

「…『雷王』…ですか。なるほど、つまりは犯人達を仕留めたのが誰か、それが重要なんですね」

「そうだ。正確には『雷王』が犯人達と関係がある場合、下手に俺達が処理すると『雷王』の不興を買う。そしたらこの街、いや、この国が潰される」


『雷王』。

君臨者の一人。空を翔ける金雷。竜を殺す龍。


世俗に興味が無いという話だが、万一、犯人達が『雷王』の手下だったら。

または『雷王』の敵対者だったら。


手下だった場合は何故あんな目に合わせたのか謎だが、彼の『王』はもともと気まぐれで名高い。なんとなくで痛め付けるだろうし、敵対者ならより納得出来る有様にされていた。

だが、それなら絶命させていなかった理由が分からない以上下手に処罰出来なくなる。


たまたま犯人達を見つけて半殺しにした、という場合もまた、手が出しにくい。

後から"やっぱり殺しに来ました"と来訪されても困る。


保安部の男がイザシュウの言葉を補足する。


「もし犯人達と『雷王』に関係性があるなら、被害者達を解放したことすら裏目に出るかもしれない。我々が欲しいのは『雷王』が犯人及び被害者達と一切関係なく、ただあの島に気紛れに立ち寄ったという証言証拠なんだ。理解して欲しい」

「……分かりました。では『雷王』と犯人達を私が見た限りで、お話すればよろしいですか?」

「助かる。もちろん、君達の名誉に関わるような事は話さなくていいし、辛いような事も聞くつもりはないから」


そう言う男に一つ頷いて、誘拐された動揺を微塵も見せずにタンポポは淡々と話しだした。


時折、キノコやシャピに確認をとり語られるその内容はイザシュウ達が望んだもの、『雷王』と犯人達は無関係という話だった。


犯人達が何故あんな目にあっていたのかはわからないが、『雷王』が来たのは無力化していた後だという。

そして特に何もせず直ぐに去ったらしい。


「…ですので、『雷王』はたまたまあの島に来ただけ。鳥が海で小枝に停まるようなものだったと思います…」

「その…君達は、見たのか?『雷王』を…」

「…私は、恐ろしい気配に当てられて…。ものすごい雷が落ちて、地面が揺れて…」


若干眉根を寄せて言いごもるタンポポは、誘拐より『王』の登場に恐怖を塗り変えられたように見えて聞いているこちらが罪悪感を感じる。

シスターが無理をしないようにと声をかけ、保安員が尚も聞きだそうとするのを制していた。


だが、イザシュウはタンポポが結局"『雷王』を見た"と明言するのを避けたのを読み取った。


短い付き合いながらこの少女が聡いのを知っているイザシュウは、ならば何故隠すのか思案する。


「タンポポ。他の被害者からの証言で、植物が異常に育った、というのがあるんだが」

「はい、私も見ました。いきなり育ち始めて……。でも、それだけでした」

「犯人達が、木の根に絡め取られていてな。お前達にはそういう被害はなかったんだな?」

「はい。何事か分からなかったので、攻撃しないように皆さんに言いました。だからかどうかは知れませんが、ケガをした人はいなかったです」


これは他の子供達の証言とも一致する。

なら、これは隠さなくていいことなんだろう。


「あれは……なんだったんでしょうか?……魔法、でしょうか?」

「それなんだが、植物が動くなんて御伽話の魔法みたいなものを調べるのは難しいんだ…魔力の痕跡も無かったしね…。本部でも信じられないって意見が多数でね。詳しく調べるには時間がかかるだろう」


保安員の申し訳なさそうな言葉にタンポポは首を振る。


「…嘘を言ってる訳ではないですから気にしませんし、重要な事かも分からないですから。それをどう解釈して捜査するかは専門家であるそちらにお任せする事です…。でも、確かに不思議でしたね…。集団催眠にでもかかっていて、あんな幻を見たのだと言われた方が納得してしまいます…」

「ああ、……そういう事もあるかもしれないな」


保安員の男が頻りに頷き、タンポポの言葉を反芻している。


ああ、これは"隠している"とイザシュウはペンを走らせながら思った。


おそらく"植物"の件に、タンポポ達は関わっている。

だがそれを公開するつもりは無い。だからある程度の情報を出した後、保安員が納得しやすい"幻"なんて言葉を使って意識を誘導した。

信じられないようなモノに対して"分かりやすい答え"をチラつかせると、人はそれを"正解"だと無意識に認めてしまう。


保安員達の捜査を否定せずに少しだけ混ぜた"嘘"。


バレても問題ない嘘でタンポポはこの事件の何かを隠した。


"植物"の事か、犯人達をいたぶった事か、それとも。


『雷王』に関する事か。


ちらりとキノコを見ると紫の瞳と目が合う。

直ぐに逸らされ、いかにも"隠してます、探らないでください"といった態度の子供なら、少し突けば簡単に話してしまうだろう。


だが、薮蛇になるかもしれない。


さてどうしたものかとイザシュウは溜め息をついた。















面談はイザシュウに疑問を残して終了した。


とりあえず纏めた書類をギルド長に直接確認してもらう必要がある。


廊下の奥にはギルド長室があるという場所まで来ると、書類を抱えながらうろつく職員がいる。

サボりならもっと上手くやれと声をかけたイザシュウに、若い男性職員は苦笑いしながら、ギルド長に書類を渡したいのだと言う。


「…あの、でも…。なんというか、立て込んでるようでして……」

「………」


職員の気まずい態度に部屋で何をしているのか大体想像がついたイザシュウは、書類は自分が渡すと職員を帰らせた。


他の部屋より立派なドアの中から案の定聞こえて来る物音に嘆息しながら、嫌みを込めて荒々しくノックをすると、慌てたような声が返る。


「っ、す、少し待て!」


パタパタと室内を駆ける音が止んで漸くドアを開けたのは秘書の女だった。


「い、イザシュウさん?ご用件はなんでしょう?」


何時もはピッチリと結い上げている髪が解れ、真っ赤な口紅が薄くなっている。

しっとりとした汗の匂いが漂ってくるようだ。


「…報告と、書類を届けに来た」

「あっ…はい。どうぞ」


促されて入った室内では、初老のギルド長が汗を拭きながらイザシュウを睨んできた。


「……ギルド長。出過ぎた事を言うようですが、昼日中から栄えあるギルド長室内で秘書と戯れるのはいかがなものでしょう」


上背のあるイザシュウが見下ろすように言えば、青筋を浮かべながらも視線をさ迷わせる。

秘書はわざとらしく自分の机で書類を整理し始めたが、彼女の定位置はギルド長の膝の上だとイザシュウは知っている。


孫とも言える歳の娘を秘書という愛人にして、仕事もせずに盛っているのはギルド職員内でも有名だ。

この男は本部にも顔が利くので罷免したくても出来ず、イザシュウ以外はこんな真っ向から非難等しない。それをしたらクビにされるのが分かりきっているからだ。

イザシュウはクビになっても構わないので適度に諌言を発している。


まぁ、職員にも手を出し始めたら流石に注意だけでは済まさないが。


「いいから、さっさと報告しろ!」

「…ではまずこちらの書類を。部屋に入れず困っていた者からです」


舌打ちと共に引ったくるように書類が取られた。


それから先程までの面談の内容を細かく説明する。

イザシュウの主観は省いた説明だ。


一通り聞き終わったギルド長は渋面でイザシュウを見上げた。


「…『雷王』の関与は低いって?信じられるのか?」

「今のところ、被害者で証言を取れたのはその三人だけです。犯人への尋問では『雷王』との関係を否定するものしか出ていませんし、信憑性はともかく、統計としては"関与無し"でしょう。もちろん捜査は続けますが」

「っふんっ!…三人、か。確かお前の担当だったな?」

「そうですが…」

「怪しいなっ。何か隠しているんじゃないか?…例えば『雷王』の目的はそいつらとかな」


それはイザシュウも考えた。


色々と規格外な子供達なのだから。あり得るといえばあり得る。

しかし、イザシュウが担当だと怪しいとは言いがかりではないか。


「子供だが…推定ランクは"A"だったか?…眉唾と思ったが、それならそれで…。その三人、組合(ギルド)で飼うか」

「…」


ニヤニヤと笑うギルド長の今更ながらの小狡さに溜め息が出そ……うになって堪えた。

こうしたカンと卑怯によく回る頭、そして金に鼻が利くからこの男はギルド長に成れたのだから、そういった素養がバカには出来ない事は知っているが好きにはなれない。


もしもキノコ達が『雷王』と繋がりがあるなら、ギルド専任の戦士として雇用することにより、このマランダ組合(ギルド)は世界でも注目されるだろう。

『王』の威を借りる事が出来たとして。

そしてこの男の組合(ギルド)本部役員になる足掛かりになるのだ。


問題はキノコ達をどうやって飼い殺すかだ。


「よし、お前は担当を外れろ。後任は俺が指名する。将来性のある者をお前に任せてはいられないからな」


鼻息も荒く宣言して、もう用は済んだとばかりにイザシュウを追い払うギルド長は、これからの展望に夢膨らむ顔をしていた。


それを涼しい顔で見やり退室したイザシュウは扉を閉めて、今日何度目かの溜め息をつく。

イザシュウが嫌われているのは仕方ないとしても、それで手柄を横取りするような男が長ではこのギルドも危ない。

真面目に仕事をこなす職員が不憫だ。

早々に退場願いたいものだが、さて、どうしたものだろう。


秘書との続きに励み出した嬌声と物音が響いて来る部屋から、イザシュウは足早に立ち去りながら頭を悩ませた。















「イザシュウさん」


思考に耽っていたイザシュウを呼ぶ声がした。


気付けばギルド受付に続く廊下まで来ていたらしく、向こうの喧騒がザワザワと聞こえて来る。


関係者以外立入禁止のこの場所でイザシュウを呼び止めたのはタンポポだった。


「…タンポポ。ここは職員専用の……」

「それについては謝罪します。けれどイザシュウさんを待っていただけなので、余計な事は何一つしていませんし見ていません。どうしても内密にお伝えしたい事がありまして」

「……なんだ?」

「本日、この後直ぐに、私達はこの街を出発いたします」


きっぱりと言ったタンポポの碧眼が窓からの陽光にキラリと光る。


「…また、急だな」

「もともと故郷に帰る為の資金集めに滞在していただけですので。今回の事件についても協力はしました。もう留まる必要もありません」

「…そうか」

「キノコさんはイザシュウさんにお別れを言いたがっていましたが、私が止めさせて頂きました。ご理解下さい」

「ご理解?」


礼儀正しいキノコを止めた理由があるということだろうか。


「……私の杞憂ならそれで良いのですが、キノコさんをギルドに利用されるわけにはいきませんから。これ以上の接触は控えさせて頂きました」

「……気づいたのか?」

「イザシュウさんにその気は無いでしょう。けれど組織というのは"力"を欲するものです。『王』と僅かでも繋がりが持てるなら、利用しようとするでしょう」

「…『王』を利用なんて出来ないだろうにな」

「権力者ほど盲目になりやすいものです。ましてこちらのトップは誠意の諌言も破り捨てるようですし…」


タンポポの発言はこのマランダ組合(ギルド)の内情を的確に指摘している。

聡いとは思っていたが、この少女はどこまで知っているのだろうか。


「…そこまで分かっているか…。なら暫くは他のギルドにも注意しろ。あの男は顔だけは広い。俺も動くが、手が回らないとは言いきれない」

「分かりました。忠告ありがとうございます。では最後に一つ、ひょっとしたら把握されているかもしれませんが…」


更に声を潜めるタンポポにイザシュウは続きを促す。


「シャピ様を連れ出した者、こちらで洗濯をしていた方です。けれどいかに内部協力者がいても、人一人を簡単に連れ出すのはギルドの警備上難しいと思います。しかし、もっと上の協力者がいたらどうでしょう?」

「…俺もそこ(・・)は調べている。後は証拠が…」

「では、こちらをどうぞ」


そういってタンポポは茶色い封筒を渡してきた。


中身を見てイザシュウは一瞬固まり、次いで口角を上げて悪い笑顔になる。


「…大したもんだな、タンポポ。どこでこれを?」

「私、恥ずかしながらそういう生業をしてきた者ですから。この街は大きいからか"闇"が濃いので、動き易かったです」

「全くだな。それにしてもあの男…」


封筒には奴隷商人とギルド長が奴隷を売り買いしていた証拠である金の流れが記されていた。

更に目こぼしをする変わりの賄賂がギルド長の資産となっているのも分かる。


イザシュウもギルド長の関わりを掴んではいたが、少しばかり手こずっていた。

簡単に告発出来る相手では無かったのだ。


この証拠だけでは弱いが、これを元に流れを掴めば。


「礼を言うぞタンポポ。お前の働きはギルドにとっても誇りだ」

「私はイザシュウさんにお世話になったお返しをしただけです。私達のような子供にも丁寧に接して下さった事、感謝しています。本来のお仕事(・・・・・・)もあるのに、いつもお手数をかけました」

「おいおい…そこまで(・・・・)知っているのか?」


歳不相応に老獪なタンポポが薄く微笑む。


「詮索するつもりはありませんでしたが、色々と動くとやはり聞こえるモノが多くて…」

「…ま、俺は悪口言われまくっているからな…」


また溜め息をついてイザシュウはタンポポに向き直った。


イザシュウより小さく、細い身体なのに世の中を知り尽くしているかのような少女。

この娘がいるならあの世間ズレした二人もなんとかなるだろう。


「次の目的地は決まってるのか?」

「…それはまだ。とりあえずドンチャ牧場に顔を出して行きますので…」


タンポポがそう言うなら、少なくとも明日までは牧場にいるということだろう。

教えてくれるということはイザシュウはそこまで警戒されていない。


「そうか……。北にグズルという村があるが、余裕があるなら寄ってみろ。果物が美味い」

「…はい、覚えておきます…。お世話になりました。それでは失礼します」


最後にきっちりと頭を下げてタンポポは去って行った。


自分もずいぶん面倒な事ばかりしている苦労症だが、タンポポもそれに値する。

若いのにどういう生き方をしてきたのか、多少興味が沸いたが今はそれどころでは無い。


茶色い封筒を懐にしまい、イザシュウはほくそ笑む。


決定打ではないが切り札が手に入った。





『ギルド殺し』と言われた隻眼のイザシュウは次の一打の為に歩き出した。





























ギルド関係はこれでしばらくお休みになり、イザシュウさんとは一時サヨナラです。


キノコとシャピのランクは内部審査で"A"です。

実積はないので証明書には"F"、最低ランクです。

タンポポだけ"E"です。

駆け出し冒険者ですね。


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