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卵と牛乳と怪しい雲行き

お早うございます、キノコです。


まだお日様は少ししか出ていないので早朝なんですが、僕は走っています。


なんでかって?


市場が開く時間までに牧場に行かなければいけないからです。


どうしてかって?


牧場から新鮮な牛乳と卵を運ぶのが僕の仕事だからです!


そうでーす!

僕、ギルドから仕事を紹介してもらって働いてるんですよー!!

がんばってますよー!


《調子に乗るなよ?》


赤様がちっさく言ってますが怒ってはいないようです。

だからもう少し自慢します。させてください。



魔女さーん!

僕、お仕事するまでに成長しましたよー!

お金を貯めて、必ず帰りますからね!








◇◇◇





郊外の牧場までの最短距離。真っ直ぐそこを走っています。


普通に道を走るとごちゃごちゃしていて走りにくいので、建物の屋根を走っちゃいます、僕。


走って跳んで跳ねて。

早朝にこういう動きをしていると、魔女さんの家で妖精さんと競争しながら走っていたのを思い出しますね。

結局妖精さんに勝てたことはなかったけど楽しかったですね。


早起きの鳥が滑空している中を僕も一緒に走ります。

あ、ちゃんと門から出ましたよ?門番さんお疲れ様です。







明るくなった牧草地にニワトリさんの鳴き声が響いている『ドンチャ牧場』。


夏のお日様は直ぐに昇ってしまうので、もう半分も顔が出ています。

なだらかな丘を緑の牧草が包む広大な牧場ではもう皆が起きているようです。


牧舎から牛さんを牧草地に出している家族の元に向かいます。


「おはようございます!」

「あらっ!おはようキノコちゃん。ちゃんと早起き出来て偉いね」


まずドンチャさんの奥さんが挨拶をしてくれます。


「あ、キノコちゃん!おはよう!」

「キノコ、おはよう、ございます」

「おはようー…」

「うっす!!」

「おーは~よーっ」


続いてドンチャ兄弟姉妹の皆さん。

皆さんガッチリしていて働く筋肉がムキムキです。憧れます。


牧舎から牛さんが出払ったら搾りたての牛乳が詰まった樽を運びだし、今日の卸し分を受け取ります。


「はい、じゃ、これがザンデ商会。こっちがパン屋さんね。後は市場の分と、老人会と兵舎。はい、納品書。無くさないでね」

「…はい、確認しました。お預かりします」


樽は15もありましたが、僕の鞄なら全部入ります。

鞄を樽に近づけると、シュルンと入ってしまうのです。

一体どうなっているのかは考えません。


「本当にいつ見てもスゴイ鞄だね?魔法の鞄なんて初めて見たよ。前は荷馬車で運んでたから重いし時間はかかるし大変だったけど、キノコちゃんがきてくれるようになって随分と楽だよ」


アハハと笑いながらも奥さんは仕事の手を休めません。


「最初はこんな子供に何が出来るって思ったけど、速いし零さないし…。ドンラ!卵は取って来たかい!?」

「お母ちゃん声が大きい!聞こえてるから!」

「ドーダ!チーズとベーコン持ってきな!」

「…はいはい…」

「母ちゃん!キノコに小麦を頼まなきゃ!」

「ああ、そうだったよ!キノコちゃん、商会に小麦を注文してたんだけどね、明日でいいから届けておくれ。これ、注文書だよ」


ガヤガヤワイワイ、ドンチャさん一家は賑やかです。

皆で騒ぎながらも仲良く生活してるのを見ると僕も楽しくなります。

奥さんはいつも笑っているし、僕のお母さんみたいに大きいし優しいから安心できるのです。


卵を箱で40、チーズとベーコンを鞄に詰めてしっかり口を閉めます。落としたら大変ですからね。


「おう!来てたかキノコ!」

「あ、ドンチャさん。おはようございます!」


馬に乗って駆けてきた一家のお父さん、ドンチャさんが僕の頭を大きな手で撫でてきます。

頭をグラグラされて体もグラグラしてしまう力加減ですが、優しいお父さんに撫でられるのは気持ち良いんですよね。


「トクナ、あれがあっただろ。お前の作った菓子。キノコに持たせてやれ」

「あらやだ!酒飲みの甘いもの好きが珍しい!」

「うるせぇ!さっさと持ってこい!」


ドンチャさん、奥さんに笑われています。

笑いの絶えない『ドンチャ牧場』は今日も元気です。







市場に配達してからギルドに報告、報酬を貰って僕の仕事は終わりです。


その時『何か気になる事はあったか?』とイザシュウさんが必ず聞いてきます。


「今日は市場で泥棒に遭いました。鞄を外して置いていたら、いつの間にか無くなっていて、皆さんに泥棒だと言われたんです」

「…それで?」

「まだ卵を卸して無かったので困りました。探しに行こうとしたら騒がしい人垣があって、僕の鞄を盗んだらしき人が倒れてました」


僕の鞄には『盗難撃退(雷)』がありますから、多分、雷関係で感電したんだと思います。

……恐ろしい鞄です。


「…」

「倒れていた人は保安官さんが連行して、鞄が返ってきて、卵は無事でした!良かったです!」

「…そうか…」


目を閉じて唸るイザシュウさん。

何を悩んでいるんでしょう。


「…それなりに根回しはしてたがやはり目立ち過ぎだからな、お前達。その鞄もかなり貴重品だから盗賊共に狙われたんだろう」

「鞄、ですか?卵じゃないですか?」

「鞄だ。あと短剣もだ。下手に隠すより活用していた方が所持者がはっきりして良いとなったんだが…。ついでにお前達自身も狙われてる」

「…はぁ、僕達…?」

「いいかキノコ。ギルドはお前達を直接守る事は出来ない。何かあっても、自力で処理してもらわなきゃならない。例えお前が拐われても助けられないんだ」


僕は首を捻ります。

短剣や鞄はスゴイ性能ですから仕方ないですけど、僕をなんとかしてどうなるんでしょう?

シャピ様やタンポポさんは綺麗だし有能だから、気になる人もいるでしょうが。


「…わかってないな……はぁ、まぁいい…もう行け。朝メシまだだろう」

「はぁ、じゃ、失礼します」

「とりあえず、常に身辺には気をつけろよ。ま、お前達をどうにか出来る奴もいないだろうが……」


なんだか呆れたイザシュウさんに追い払われてしまいました。


とりあえず、シャピ様とタンポポさんにも話しておきましょう。



ギルドで仕事を始めた僕達は一日中一緒ではありません。

得意分野が違いますし、タンポポさんはお金を稼ぐのに一生懸命ですから朝から夜中まで働いています。


でも、朝ご飯は必ず皆で食べようと決めてますから、全く会えないということにはなりません。


部屋に行き既に出掛ける準備をしていたタンポポさんと、師匠のナイフを研いていたシャピ様とで食堂に向かいます。


今朝はミルク粥にハムと野菜の卵焼き、魚をソテーした物がでました。

味は濃いけどなかなか美味しいです。

朝からガッチリ食べたい人でも満足する、相変わらずの大盛り。

卵焼きも魚もお皿から零れそうです。

ミルク粥には甘めのシロップがかかっていて美味しいんですよね。


「タンポポさん、今日はどんなお仕事するんですか?」

「はい。今日は自生している薬草採取と、郊外に出るというモンスター退治を」

「モンスター?危ないですよ?」

「有難うございます…ケガには気をつけます」


淡々と話すタンポポさんは毎日沢山仕事をこなして、夜遅くまで帰ってきません。

お金は返さなくていいと言っても頑なに払おうとしてくるのです。危ない討伐も止めて欲しいのに、稼ぎがいいからと却下されます。


「……えっと、イザシュウさんからも言われたんですけど……」


先程言われた注意を二人にも話すと、シャピ様は卵焼きから野菜をほじくり出しながら鼻で笑ってこう言います。


「……誘拐?…………フフッ…やれるものならやってみろ、人間……」

「……私も充分注意して外出します。迷惑をかけそうになったら直ぐに舌を噛んで……」


タンポポさんもうっすら笑いながら言いました。


「舌を噛むとどうなるんですか?」

「……簡単に言うと、死ねます」

「止めてくださいね?」

「……」


返事をせず黙々と食事を再開するタンポポさんに不安を覚えます。


自分で自分を酷使しているというか、粗末に扱っているというか。

「どうなってもいい」、そんな雰囲気が溢れているんです、彼女。

『毒姫』の身体の影響もあるのか頬も白いし眠りも浅いようで、体力がどんどん減ったようですから悲壮感が増してますし、今にも倒れそうで心配です。


「タンポポさん、無理してませんか?疲れてませんか?今日はお休みしませんか?」

「……いえ、働きます」

「じゃ、午前中だけでも休んでくれませんか?」

「……キノコさん」


スプーンを置いて固い顔をしたタンポポさんが僕を見ます。


「心配して頂くのはありがたいですが、私は借金持ちです。稼がなければいけません。キノコさんとシャピ様だけなら既に北に出発しているのに返済の為に逗留して頂いているんです。休む暇はありません」

「街に居るのは僕達もお金が必要だからですよ?大陸を渡る船に乗るお金が足りないらしいからで……」

「……キノコさんなら討伐や発掘で簡単に用意出来る金額でしょう?それにお二人なら自力で海でも渡れそうです」


あうっ。

じ、実は亀甲竜のお爺さんに貰った品がまだあるんです。

全部出したら騒ぎになるだろうと言われて、小出しに換金していこうかと思ってたんですけど……。

海はどうかな?渡れる、かなぁ?


「後少しで貯まりそうなんです。それまでは働かせて下さい」


ここで赤様から苦言が入りました。


《払うの払ってスッキリしたいんだろう?好きにさせればいいだろうが》

(だってタンポポさん、具合が悪くても無理して……。倒れたら大変じゃないですか?毒だってあるし……)

《なら一緒に行けばいいだろ》

(後をつけるんですか?)

《…普通に同行すりゃいいだろ?なんでお前は斜め上の回答を……》


同行……させてくれるでしょうか?

タンポポさんは事件の引け目のせいか萎縮しているようですし、心を開いてはくれていませんよね。

その相手が緊張する職場にいたら失敗にも繋がるんじゃあ……。

あ、そうだ!


「えっと、タンポポさん?イザシュウさんの忠告もありますし1人は危険です。師匠と一緒に行って下さい」

「……え?」

「師匠なら強いし年長者だし嵩張らないし頼りになるし。ね?いいですよね?師匠」


鞄からナイフを取り出して聞いてみると、刃に映った師匠が困ったように応えてくれます。


【うむ……まぁワシとしても婦女子の1人歩きは感心せんから護衛は構わぬが……】

「じゃ、お願いします!はい、タンポポさん」


ズイっとナイフをタンポポさんの胸元に出すと、師匠が慌てて制してきました。


【まて、ワシは『悪霊』だ。人間が側に置くのは良くない……】


ガシッ!


けれどタンポポさんは血走るような目で師匠(ナイフ)を握りました。

爛々と輝く碧眼が燃えるようです。燃えてるせいか焦点がぶれているような…。

……何事でしょう?


「……わかりました。監視、ですね?騎士様が私の監視に付く。そういうことなのですね」

「……へ?」

「そうですね、駄犬には首輪をしなければ……。首輪で監視の、ナイフ……。流石、騎士様のナイフです。美しくてよく切れそう……。私の首にいつでも首輪(ナイフ)がかかっている……興奮しますっ…」

「……こ…」

【……興奮?……】


あれ?なんかタンポポさんコワイ…?…。


「有難うございますキノコさん。駄犬のタンポポは血の花を咲かせられるよう精進します。騎士様、何時でもこの腐った首を打ち落として下さい。無慈悲にバッサリとお願い致します」


……。え?タンポポさん?


「うん、やる気が出て来ましたっ。今日は、今日こそ地獄に落ちれるかも……。それでは騎士様、随伴よろしくお願いいたします」

【……いや、やはりワシは遠慮】

「鞘は要りませんね、抜き身でいきましょう。転んだ拍子にグッサリと刀身が体にっ……興奮します!」

【き、キノコ!この娘、正気なのかっ!?】

「ではキノコさん、シャピ様。お先に失礼します。今日は帰らないかもしれませんが、明日の朝御飯には間に合うようにしますので」

【ま、まて!まってくれ!キノコっ!たすけっ……】


ササッと食器を片したタンポポさんは嫌がる師匠を拉致して行ってしまいました。

悪霊をビビらせるタンポポさん。スゴいですね。

いや、渡したのは僕なんですけど。


なんかタンポポさん、とても喜んで?いましたね。

ナイフを見る眼がギラギラしていて、シャピ様みたいにハアハア言ってました。口を挟む隙がありませんでした。

僕を見るシャピ様は基本鼻息が荒くてギラギラしてますけど、それと似てますね。


そう言うとシャピ様は魚を解体しながら、


「似てないっ!……私の方がギラギラしてるっ!」


と、吠えました。

僕のお皿に野菜を避けながら。






タンポポさんがいない間に僕達は簡単な仕事をしたり、ギルドで本を読んだりして人間世界の知識を仕入れています。


シャピ様は目立つ容姿なので無遠慮に見られる事が多く、その視線や気配がストレスになるのであまり外出しません。

今日は師匠がいないので戸締まりをしっかりするよう話してから、僕は1人お使いに出ます。


ドンチャさんの奥さんに頼まれた小麦を受け取りに行かなければいけないのです。


お昼も過ぎて余裕がある時間帯に商会を訪れて用事を済ませ、宿に帰ってきたのですが。

部屋に行く途中、廊下の隅で沢山のシーツに埋もれるように倒れている女の人を発見しました。


「もしもし?寝るならお部屋にいったほうが良いですよ?」

「……っ、あ、……すいません……お腹が…………へ……減って……」


か細く答えるソバカスの彼女は、話すのもしんどいようです。

お腹が減って、動けない?


「ご飯食べてないんですか?」

「……はい……」

「お家にご飯ありますか?」

「……いいえ……」


どうしましょう?


シーツを山のように持っていてエプロン姿。彼女はこの宿の従業員さんです。仕事中なんでしょうね。

よく見かけるのですけど、テキパキ働いて挨拶もしてくれる感じの良い人です。

動けないほどお腹が減ってるなら何か食べてくれば良いのでしょうけど、業務を抜け出してはいけませんよね。

かといってこのままでは仕事が滞って彼女が怒られます。


(赤様。この人に砂糖菓子あげても良いですか?)

《ダメに決まってんだろ。貴重品だぞアレ。責任者呼んでくればいいだろうが。こいつ他人だぞ?他人》

(そうですけど……あ!そうだ!)


鞄から紙に包まれた焼き菓子を取り出します。

ドンチャさんの奥さんから貰ったお菓子です。これなら赤様もうるさくないでしょう。


ソバカスさんの鼻先に包みを持っていくと、閉じた瞼がピクリと反応しました。

奥さんのお菓子は匂いも美味しいですからね!


「これ、貰い物なんですがよかったらどうぞ?」

「…いいんですか?ありがとう……」


よろよろと起きたソバカスさんがお菓子を受け取り、一つ摘まんで食べました。


「おいしい……」

「もっと食べていいですよ?」

「有難うございます…」


小さく笑って食べるソバカスさんですが、ゆっくり少ししか食べません。彼女に他に異常がないか見ていると、ありました、『異常』。


彼女のお腹の辺りから『毒』の気配がします。


多分、何かの病気ですね。

それが毒素を出しているんでしょう。

お腹が減った、というより、これのせいで動けないんじゃ……。


《……そうだとしても、手は出すなよ?お前じゃ『毒』は吸えても『病気』は治せない。根本的解決が出来ないなら何もするな》

(だ、ダメですか?じゃ、病院…)

《こんなになってまで仕事してる女の事情、何も知らないだろ?お前のせいで職場を追われたらどうする?家族を養ってたりしたら大変だぞ?》

(……で、でも)


僕がオロオロしているとソバカスさんは残るお菓子を包み直して頭を下げてきました。


「…有難うございます。少し、楽になりました」

「あ、あのっ。お菓子、持って帰っていいですよ!」

「え?……でも」

「またっ!お腹空いたら食べて下さい!」


返そうとしてきた包みをグッと戻します。

ごめんなさい赤様!やっぱり僕っ!


《あっ!ヘタレっ、吸ったなっ!?》


ごめんなさい、少しだけ、少しだけ吸いました!

だって僕に出来ることなら何とかしたいですよ!


「……っ?あれ?……」

「じゃっ!僕はこれで!お仕事頑張って下さい!」


身体が楽になったのでしょう。不思議そうにしているソバカスさんに感ずかれる前にその場を後にしました。


《てめえ、ヘタレ!俺の言ってる事解ってんのか!?》

(わかってます!わかってますよー!わかってますからー!)


僕は逃げるように部屋に駆け込みました。


赤様からは当然逃げられず、ずっと脳内で怒られたわけですが。








◇◇◇






次の日。

早朝の『ドンチャ牧場』。


どんよりと暗い天気は雨を呼びそうなので早めに仕事を済まそうと駆けて来たのですが。


今日はなんだか牧場が静かです。

鶏さんは鳴いていますが、牛さんもドンチャさん達も見えませんね?


来るのが早すぎたのかと思いましたが、それでも皆さん起きてはいるはずですから家の方に向かいます。


ノッカーを背伸びしてゴンゴン鳴らすと、ドタドタ走る音がしてすぐにドアが開きました。


「「「ドンラ!!!?」」」


はい?


ドンチャさんを筆頭に皆さんお揃いの出迎えですが、僕はドンラさんじゃないですよ?


「……キノコ?……」

「はい、キノコです。おはようございます!」

「……キノコ?……キノコか…………ドンラ……」

「ドンラ……」


あれ?あれれ?

なんで皆さんそんなに暗いんですか?

いつも輝いている筋肉が萎んでますよ?

筋肉が泣いてますよ?


「どうしたんですか?皆さん、元気ないですね?」

「き、キノコ……あのな?あのなキノコ……」



「……ドンラがいなくなったんだ……」




……なんですって?!!?


















師匠の妖気は人間には悪影響を呼びます。

うつ病や不眠症になって疑心暗鬼と殺人衝動が起きやすくなります。

タンポポは影響を受けるまでもなく、病んでいます。

それでもやはり症状が加速しないように師匠が妖気を抑える必要があります。

師匠は女の子に甘いじいさんなので、頑張るのです。

これ以上タンポポが怖くならないように、頑張ります。

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