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ダンジョンでお使い



時折吹き込む冷気は、冬のせいか、場所のせいか。


暗い道を流れる空気がヒューヒューと鳴く様は、病人の息遣いにも似ていて焦燥を煽る。


洞窟は岩肌が剥き出しで、歩くのすら困難だ。


しかも岩は高硬度として有名であり、掠っただけで流血、転んだだけでも致死となる。


ガスが発生しているわけでもないのに息苦しいのは、この圧迫感がある岩窟のせいだけではない。


そこかしこから感じられる異様な存在感。


ただの人間には耐えられない強烈な圧力を放つモノ達が、ここ(・・)にはいるからだ。それは魔物か、はたまた人間か。


だが、見えるのは岩肌と蜘蛛やトカゲの小さなモノばかり。確かに感じるのに現れない彼ら(・・)


この洞窟に棲息するモンスターとは、また違う彼らは、ここの住人。

『魔女の掌』に縋り付く、ここで生きる者達だ。


彼らはこの寒く自由な岩窟で生きている。

魔女に逆らわないように、慎重に。


その洞窟を小さな影が歩いていく。


白い髪、小柄な体躯。


凝った装飾や色使いが随所に見られる動きやすい服装。可愛いらしいミトンを付けて肌の露出を防いでいる。恐怖が澱のように溜まった岩窟には似つかわしくない、人間の子供。


それが歩いていく。


だが、住人達は知っている。子供は『魔女の養い子』。手を出してはいけない存在。



名前は、キノコ、というらしい。





◇◇◇






暗い洞窟を歩きます。


一歩、二歩。確かめながら歩きます。


今はお使いの途中なんですが、ただ歩くよりはと師匠に教わった歩行術を試しています。


これ、結構辛いです。


足の裏の力を加減しながら歩く事で、脚力の増強と瞬発力を養うらしいのですが、確かに効果がありそうです。

これが完璧に出来るようになったら、僕速さ二倍ですかね?スーパーキノコになれますかね?


一歩、二歩、三歩……。


慣れないうちは数を数えながら、確実に歩くように言われました。そのうち無意識にでも歩けるようになり、操ることも出来るそうです。


一歩、二歩、三歩……。


それにしても暗いです。洞窟ですから仕方ないですし、僕は暗いのも好きだから平気なんですが、住んでる方々は大変じゃないでしょうか?


ここには魔女さんの知り合いが何人か住んでるそうで、今日はその方々にお使いをしにいくのです。



あ、蜘蛛が巣を張ってます。


大きな蜘蛛ですね。僕の頭くらいありますよ。

ちょっとステータス見てみましょう。





名前: 天下る蜘蛛

種族: 蜘蛛型モンスター

レベル: 138

能力:  粘着綱糸   完全捕縛  強力酸液  消化吸収

《蜘蛛型モンスターの王。天より遣わされた使者が堕落した姿と言われる。発達した脚は岩をも貫き、他モンスターも獲物とする。また強力な酸を吐くので接近注意》






………モンスターさんでした。


いや、大きいとは思いましたけど普通の蜘蛛じゃないんですね。レベルも……高いのかな?


僕はレベル6ですから蜘蛛さんの方が明らかに高レベルなんですが、平均がわかりません。蜘蛛さんが平均かもしれないですよね。


僕キノコですし。


というより、この道通っても大丈夫でしょうか?モンスターを食べるならキノコも食べますかね?


……ど、どうしましょう……。


魔女さんには護身用として短剣を借りています。


『やられる前にヤルのよー』

と言われましたが、僕、ヤレるんでしょうか?


師匠との修行は防御特化でしたし、避けて防いで逃げるのは出来そうですが。えーっと、とりあえず挨拶は基本ですよね。


声をかけてみましょう。


「……こ、こんにちは蜘蛛さん。僕はキノコといいます……」

『…………』


カサカサカサカサッ


「………」


……えっと、蜘蛛さんは何処かに行ってしまいました。


会話ができるとは思いませんでしたし、襲われるよりマシですけど、無視されるのは……。な、泣きませんよ!


これはあれですっ。『通っていいよ』という無言のアピールですねっ?ありがとう蜘蛛さん!


蜘蛛さんと別れてしばらく歩くと今度は見るからにモンスターさんと会いました。





名前: ライドラドラゴン

種族: 地走竜

レベル: 280

能力: 暴風怒涛   顎力倍増   鱗力倍増   消化吸収   竜乃覚醒

《地走竜の最高種。飛行竜よりは脅威度は下がるが、大地の絶対者として地を駆ける王者。恐るべき脚力は草原等では正に暴風。強靭な顎はミスリル銀すら噛み砕く。知能も高く、個体によっては魔法も使う》





大きなトカゲさん、と思ってゴメンなさい……。


ドラゴンさんでしたか。流石に威風堂々な迫力ですね。カッコイイです。


家程もある巨体がズシンズシンと洞窟を歩きますが、洞窟はびくともしないです。頑丈な洞窟ですね。


あ、ドラゴンさんの尻尾が岩にぶつかって、岩がバラバラです。


流石ドラゴンさん!岩より固い!


驚いて見ていたらドラゴンさんが僕に気づいたようです。大きな目が光ってます。

あ、挨拶するべきですね。僕この洞窟では新入りですし。


「は、はじめまして!僕キノコです!」

『………ブフゥーッ!!』


はっ、鼻息が僕を襲います!飛ばされます、僕、ホコリじゃないですよドラゴンさん!


フンッ、ともう一度鼻を鳴らしてドラゴンさんは僕を跨いで行ってしまいました。


身近で見ましたが鱗で覆われた脚が太い木みたいでした。迫力です。最後に尻尾の先で僕を撫でた?気がするのですが、勘違いですよね。


なんにせよ、蜘蛛さんに続きドラゴンさんにも無視されました。


いえ、鼻息は挨拶っ、挨拶とします。そうしないと僕、泣けてきま………。


泣きませんよー!!





また一歩二歩と歩いていると、なんだか変な感じがしました。なんでしょう。


見られている?


誰にでしょう?幽霊さんですかね。

師匠のお友達でしょうか。さっきから道には人間の骨が散らばっていますから、この方達でしょうか。


その時、僕は反射的に何かを避けました。


師匠との修業で避けるのは得意なんです。

続けて襲ってくるそれをかわすと、最初に避けた何かが方向転換してまた僕に向かってきます。

えっ?と思いましたが急いで短剣を出して、それを叩き落とします。


え?え?と思っているうちに向かってくる数は増えます。


避けてもまた来るので、短剣で落とさないといけません。

無我夢中で短剣を振るいます。魔女さんの短剣、すごい軽くて扱い易いです。


いったい何十を叩き落としたのかわかりませんが、少し緩くなった気がします。


襲撃が終わったのかと安心しましたが、そうではありませんでした。

襲撃者本人が飛びかかって来たのです。


「……っ!」


びっくりです。


何処から出てきたのでしょうか、この人。


浅黒い肌がこちらに向かって伸ばされて、その大きな手からは長い爪がニョッキリと。


あんなのが刺さったらキノコの串焼きですよ。なので全力で回避したら相手は蹴りを放ってきました。

それも避けます。

避けた蹴りは岩を削ってますが、そんなのものともせず僕を襲ってくる爪と蹴り。


でも、この人は人間みたいです。手が二本、足が二本ですから。四本の攻撃を避ける位なら簡単です。

師匠の鞭マントは何十と繰り出されるのですから。


そんな師匠に教わった事。【有るものは何でも使え】を実践します。


先程叩き落としたモノを短剣で、爪先で蹴り上げて相手にぶつけてやります。


何なのかは分かりませんが牽制にはなるはずです。


相手が一手打つ毎に僕は二手程打ち込むので、次第に相手は防戦一方になります。

でも僕に攻撃する意思はないのです。

この人から距離を取ったら逃げます。お使いしたいだけなので逃げます。


相手にぶつける物が少なくなってきたので、さあ逃げよう!と体勢を変えると、


「……待った待った!悪かった!逃げないでくれ!」


浅黒い人が両手を上げて叫んで来ました。


え?なんでしょうかいきなり。


「キノコだろ?魔女様から聞いている。悪かったな、いきなり襲って」

「……えーっと、お使い相手の『咎人』さんですか?」


さっきまでの雰囲気が柔らかくなったので、僕も聞いてみました。


魔女さんには「ちゃんと話は通しておくわー」と言われたので、僕を知ってるならお使い先の方のはずです。


「……『咎人』って……いやまぁ、間違いじゃねえけどよ……俺はギリルってんだ。そっちで呼んでくれ」


少し嫌そうに顔をしかめた人間の男の人が、そう言って頭を掻いていました。





◇◇◇






ギリルさんに連れられて、彼の家までやってきました。


家、というか洞窟の穴を改装して住めるようにしているようですね。この洞窟は山の中に在るらしく、水脈や地熱の効果で住めば都なんだそうです。


「さ、汚いとこだが入ってくれ」


確かにギリルさんの家は散らかってましたが中々居心地が良さそうです。


岩肌を掘った棚には瓶詰めの保存食や生活雑貨、床には毛皮を何枚か敷き詰めていて、外との境には頑丈な一枚岩が鎮座しています。


どうやって入るのかと思ったら、軽々と動かしていました。


ギリルさんは大きいですしガチガチの筋肉が鎧のようについている体なら、岩を動かすくらいは簡単なんですね。


ドラゴンさんともいい勝負になるんじゃないでしょうか。


「失礼します」

「本当に悪かったな。魔女様に言われてたんだが、思った以上に面白い奴なんで、つい襲っちまった」


つい襲うって……。


ギリルさんは爽やかに笑いながら言ってますが、それってどうなんですか?襲うのって挨拶みたいなモノなんでしょうか?


世間の常識は『こんにちは』じゃなくて『殺す』なんですか?


ハハハッと豪快に笑っているギリルさんにそこのところを聞いてみたら、ガハハッと笑って「違う」と否定してきました。


「まぁ、俺は病気だからな。お前鑑定魔法使えるか?なら、俺のステータス見てみな」


許可を貰ったので『見透かし』を行います。





名前:  ギリル・ザクーマ

種族:  人間

クラス:  闘人

レベル:  205

体力:  54000

心力:  10800

技力:  67000

能力:  身体強化  腕力倍増  脚力倍増  身体武化  呪之覚醒  怨念解放  野生生活 操者之技

称号:  闘う者  剛力の者  ザクーマの凶刃  怨みを背負う  受け入れる者  贖罪者  開き直り  戦闘狂の変人






わあ!レベル高い!


……あと、僕並に怪しい能力や称号が満載ですねギリルさん。


「見えたか?称号にある『戦闘狂の変人』ってのが、俺の病だ。それが付いてから、まぁ、闘うのが楽しくてな!気を抜くと洞窟徘徊してヤリまくっちまうんだ!」





戦闘狂の変人

《戦い闘う事に生きた者の異端。戦闘方法・戦闘経過に重点を置く能力開発を行う。勝敗にはこだわらず、戦いを楽しみたいが故に戦争すら起こす。狂人》





「……」

「な?分かるだろ?」


いえ、分かりませんが……。何を分かれと…?


ギリルさん流挨拶が『殴る蹴るの暴行』な理由はわかりましたけど。


「……ええっと……その、さっきの事は気にしてません……ケガもしてませんし」

「そうか!いや、本当に悪かったな!しかしお前、ケガどころか掠りもしてないだろ?どういう訓練してんだ?プラン婆に特注した『独楽』が効かないし逆に使ってくるし…」


ああ、なんかギリルさんがギラギラした目で詰め寄ってきます。


大きい人だと思ってはいましたが、今は怪しい迫力すら感じます。


これ、逃げたらお使い失敗なんでしょうか!?






◇◇◇






あれから洞窟を歩くと何処からともなく現れるギリルさんに襲撃を受けています。


逃げるしか出来ない僕に、何故かギリルさんが『なら、俺が扱いてやる!!』と言って攻撃方法を伝授してくれるようになったのは良いことなんでしょうか。


逃亡から撃退に代わり行く僕の戦闘スタイルに『まだまだぁ!逆に俺を強襲してみろぉ!!』と吠えてくるギリルさんは本当に怖いです。


恐すぎるので、無我夢中に反撃したら血だらけで笑うんですよ!ガハハッって!


それから他のお使いではドワーフのお婆さんと知り合いました。


プランさんという名前で、すごく優しいお婆さんです。


魔女さんを尊敬してるらしく、お使いで魔女さんからのお土産を渡すと泣くほど喜んでくれます。


お土産は薬草なんかが多くて『これであの一族も終わりだよ……』そう言いながら薬草をすり潰していましたが、すごく楽しそうでした。僕も役に立ってるみたいで良かったです。


他には羽の生えた人とか、鬼の家族とも会いました。


この人達は静かに暮らしたいらしいので、僕もできる限り迷惑をかけないようにしようと思います。


ドラゴンさんとはたまに会いますが、やっぱり鼻息を吹き掛けられています。慣れると楽しいですよ、風に当たってるみたいで。


そうして過ごすうちに、僕の世界も少しずつ広がっていったのです。






◇◇◇







「プランお婆ちゃん、いますか?」


底が見えない落とし穴に僕は声をかけます。


あんまり身を乗り出したら落ちちゃいますから気をつけます。


すると穴の中の壁の一部が動いて、プランお婆ちゃんが顔を出してきました。


「ああ、キノコかい?入っておいで」


手招きするお婆ちゃんが引っ込んだので、お婆ちゃんがいた横穴に僕は飛び込みます。

そのまま歩いてちょっと低い天井を抜けると、ふんわり甘い香りが漂うお婆ちゃんの家に入るのです。


プランお婆ちゃんは何時もお鍋で何か煮ていて、それが匂いの素みたいです。

何を作っているかは内緒なんだそうです。


「何だか疲れてるね。ギリルに見つかったのかい?」

「……プランお婆ちゃん。ギリルさんの『独楽』、また改良したんですか?」


質問に質問で返してしまいましたが、聞かねばならないことです。


今日のギリルさんは何時にも増して元気でした。


元気に僕を襲ってきました。グハハハッて笑いながら。なんでだろうと聞こうとしたら、


『プラン婆に改造してもらった『独楽』を試すのが楽しいからだ!』

とイキイキしながら聞く前に答えてくれたのです。


実際、改造された『独楽』は意地悪でした。


ギリルさんは『独楽』と呼んでいる楕円形の小さな球を沢山操ります。

最初に僕に飛ばしてきたアレですね。


目標に当たるまで軌道修正しながら飛来する危ない武器ですが、一度当たればそれまでなので、僕は今まで短剣で処理してきました。ところが今日の『独楽』は、叩こうとすると避けたり、速さに緩急をつける芸当をみせたのです。


「ああ、あれかい。改良なんて大層な事してないんだかね。ギリルの奴、もう操れてたのかい?」

「完全制御まではあと一歩、かな?でも充分危ないですから対処に困ります。下手に壊すとギリルさん余計に嬉しがるし……」

「……変態だからねぇ、いいさ、ギリルも(こわ)しちまいな」


お婆ちゃんはお茶を煎れながら呆れたようにいいます。


人間のギリルさんとドワーフのプランお婆ちゃん。

二人はよく喧嘩をしてますが、実はすごく仲が良いのです。

ギリルさんはプランお婆ちゃんに食べ物を運んだりしてますし、お婆ちゃんも『独楽』や薬を融通してるのです。


だから物騒な言葉も本心ではないと、僕も分かってきました。なんかいいですね、そういう関係も。


今日の薬草をお婆ちゃんに渡すと、僕はお茶をご馳走になります。美味しいんですよね、このお茶!


薬草を丁寧に紙に包んで瓶に入れながら、お婆ちゃんが「そうそう」と思い出したように聞いてきました。


「キノコ、会ったのはギリルだけかい?」

「え?あとは蜘蛛さんに会いましたけど?」


このあたりはギリルさんの『遊び場』らしく、モンスターさんはあまりいません。

僕が出てくるとギリルさんも張り切るので、随分と減らされました。

怖いですギリルさん……。


洞窟の入り口から中程までは、まだまだ居るらしいのですが、僕はあまりそこまでいきません。


なので誰かに会うとしたら、ギリルさんが敵わないドラゴンさんか、隠れるのがうまい蜘蛛さんです。


「……そうかい。いやね、なんだか妙な気配がするんだよ……」

「妙な気配ですか?」

「もしかしたら冒険者とかが洞窟攻略に侵入してきたのかもしれないね……。だとしても、この深部までは来れないと思うけど……帰りは気をつけるんだよ?キノコ!」

「…っはいっ!」

「またギリルが来たなら容赦するんじゃないよっ!」


容赦しなかったら、きっとまた血だらけで笑うんですよギリルさんはっ…!





◇◇◇






暗い洞窟を歩きます。


今日も歩行術をしながら歩きます。


一歩、二歩……。


随分慣れましたが、まだ無意識にはなれません。


それでも周りを警戒しながら進めるようにはなりました。ギリルさんの襲撃のおかげですね。


気配とか空気の流れ、妖気や魔力の流れを感知して歩けば、見えないところがないみたいになるんです。

キノコの体の時はこの感知が当たり前でしたが、人造人間になってからは視力に頼りがちでした。キノコ本来の力も大事ですね。


ほら、また何かを感知しましたよ。


……?あれ?なんですかね、この反応……。


蜘蛛さんよりは熱源は大きく、でも強さはない……。ギリルさんじゃないですね、あの人燃えてますから。

ドラゴンさんとも違うし。


なんでしょう?


僕は不思議だったので、そちらの方向に向かいました。好奇心というやつですね?


いつものお使いルートからは外れましたが、道には印を付けて迷わないようにします。ギリルさんに追いかけられて迷った末に勉強したことです。


本当、ギリルさんには勉強させて貰っています。


方向を迷わす暗さの中、少しずつ進むと細い道が突き当たりになっていました。


そこの闇に沈むように倒れているのが、感知したモノですね。


それは……




「女の子?」






      









ギリルさんは変態なので解析魔法なんて使わなくても強者が解ります。

初日にキノコを襲って魔女さんに半殺しにされました。


プランお婆ちゃんは強さはそこまでありませんが、多彩な能力と生きる知恵でダンジョンに住んでいます。


そしてやっとヒロインが……!?

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