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【Gate】~若き門番達の物語~  作者: 剣狐
~交錯の章~
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第1話 伝説都市クルス

新章開幕です!


突如教官殿に出張を頼まれた7人はGSMGから支給されたクルス行きのジャンプポータルを使用して伝説都市クルスに来ていた。


かなり大きな都市で人口も多く賑わいがあった。


時刻ははっきりわからないが、教官殿に告げられてその足で来たので日は傾いている。


あと1時間もすれば夜の(とばり)が降りるだろう。


7人は王都までとは言えないがとても広い大通りを歩き、GSMGのクルス支部を探す。


剣徒「しかし、教官殿もなかなか急ですねぇ、戻って来たと思ったらいきなり出張だなんて・・・・。」


尚矢「確かになぁ、ちょっとは面倒事も覚悟したほうがええかもしれんな。」


真癒「それにしても、この世界にも色んな都市があるのね。」


優菜「そうですねぇ~、ほんとに興味が沸きます!」


そんな事を話しながら6人は大通りを歩いてゆく。


守武は6人の後を少し遅めに歩いていた。


『おい、聞こえるか? 守武!』


オプスの声が頭に響く。


守武も頭の中でオプスに返答する。


『聞こえるよ、やっぱオプスも感じる?』


『やっぱお前も感じてたか、近くに、少なくともこのクルスのどこかに精霊使いがいやがる。』


『すごいね、こういうの感じちゃうんだね、かっこいい。』


『んなこたぁどうでもいいんだ、この気配、なんか懐かしいような気もするんだなぁ。』


『懐かしい? 知り合いかな?』


『まぁ、感覚鈍ってるから、精霊使いってだけで懐かしいかもしんねぇ。』


『まぁ会えるといいねぇ。』


そんなこんなを話しているうちにどうやらクルス支部に着いたようだ。


王都のGSMGがより近代的な造りだとすると、クルスのGSMGは街並みに合った西洋風だ。


入ると広い部屋でクエストボードや受付がある。


中は意外と閑散としていて、受付にスキルマスターと思しき人物が立っているだけだった。


7人はとりあえず受付に到着を告げた、受付は中年のおばさんだ。


受付「あら、見ない顔だねえ、どっから来たんだい? その制服だとスキルマスターで間違いなさそうだね。」


尚矢「ども~、わいら王都からなんか出張やぁ言われて来たもんですわ!」


受付「あぁ~あれね! 話に聞いてるよ! でも今日は遅いからここの2階のスキルマスター宿舎に部屋を準備してあるよ!」


そう言って受付のおばさんは部屋の鍵を渡してくれた、しかも一人一部屋である。


受付「食事はここの食堂で取ってもいいし、街の店を探しに行ってもいいよ! 詳しいことは明日話すからよろしくね。」


7人は礼をいい、せっかくなのでクルスでなにかいい店を探そうと街に繰り出した。


~数時間前・秋水&ネブラ~


『あん?』


秋水「うん?」


『感じねえか? 秋水。』


『声出してもぉた、これ慣れないわぁ・・・・。』


『このなんていうか、違和感みたいなの?』


『そおだ、こりゃあ近くに同業者がいやがる、というか、突然現れた感じだ。』


『同業者? どゆことよ。』


『つまり、おめえと同じ精霊使いよ!』


『へぇ~会えるといいな。』


『いい奴ばっかとは限らねえ、もしかしたら霧の守護者が言ってた組織かもしんねえし慎重に動くぞ、向こうもなにかしら感じてるはずだ。』


『わかった、気をつけよう。』


~運命か必然か、同じ街に入った2人の精霊使い(スピリットマスター)


~伝説都市クルス、ここで新たな伝説が始まる~


新章第一話お楽しみいただけましたでしょうか、きっと7人より人気ありめな秋水君やっと出てきます、本格的に、はい。


ここで皆様に告知いたします。


小説の定期更新は一度お休みさせていただきます、大変申し訳ありません・・・・。


3月3日よりお仕事が再開するのですが、会社との契約が変わり、週2回の更新が保障出来なくなってしまいます、少しいままでより頻度は遅くなりますが、空いている時間を見つけて、より内容の濃い、魅力的な作品を書けたらと思います。


なるべく月に1~3話程度の更新をがんばりたいと思っています、なのでこれからもGATEをよろしくお願いいたします><!

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