第7話 続・侵入者
剣は7人に刺さる直前に掻き消えた。
尚矢「ど、どうなってんねん!?」
剣徒「教官殿でも止められないなんて・・・・。」
教官殿「貴様、何が狙いなのだ!」
すると声が答える。
??「すいません、さすがにやりすぎちゃった?」
??「完全にやりすぎだな、教官なんてブチギレじゃね?」
??「やっべぇ、殺される・・・・。」
??「とりあえず解くぜ?」
その言葉と共に守武が7人の目の前に現れた。
尚矢「な!? 守武!?」
真癒「どういうことなの!?」
教官殿「守武・・・・とりあえずワケを聞こうじゃないか・・・・。」
とても冷静な声なので怖さ1000倍である。
守武はみんなに置いて行かれた後の経緯を話した。
教官殿「ほう、つまり出来心ということか?」
守武「ふぁい・・・・。」
討魔「キモいな。」
真癒「ほんとに死ねばいいわ、私たちはともかく教官殿まで巻き込むなんて。」
尚矢「ちょぉっと今回はオイタが過ぎたんちゃうかぁ?」
優菜「あぁっ罵倒されるの気持ちよさそうですぅ・・・・。」
優菜はいつも方向性が違うのである。
ここで教官殿が口を開く。
教官殿「まぁ、確かに闘技場から移動する際、お前は連れてこようとは思っていたが、まさか私にちょっかいを掛けるとはなぁ、いい度胸だ。」
ここで守武はビクッと反応し、ガタガタブルブル震えながらなにかを呟き始める。
きもい、なんとも気持ち悪い仕草だ。
しかし教官殿の次の言葉は少し予想と違っていた。
教官殿「お前が使った力については後で6人にも説明しよう、まずは全員揃った事だしこの部屋での用事を済ませたい、あまり長居すると上がうるさいのでな。」
そう言って台座の方へ歩き出す。
予想外の言葉に安心した守武は立ち上がる。
その光景を見守っていた6人はなぜか守武と教官殿が話していたところからかなり離れた場所にいた。
守武「ん、え、あれ? なんでみんなそんな遠くに・・・・?」
剣徒「え? なんの事です? 決して教官殿の本気のスキルの滅多刺しに合う守武さんの近くにいて、とばっちりを受けたくないなんてそんなそんな・・・・。」
尚矢「そうそう、決してスキル使われへんから防御も貼れんし、しゃあないからちょっとでも遠くにってことやないからな?」
真癒「いやぁ、さすが教官殿だわぁ、心がお広いのよ!」
などと理由をフルで口走る6人である。
守武「お前ら・・・・どうなのよ、それ・・・・。」
オプス「相棒も中々愛されてるねぇ・・・・。」
守武「どこがだよ!?」
そんな話をしていると教官殿に呼ばれたので7人は台座へ駆け寄った。
日曜日の皆様おはよーございまーす、2月ですねー。
前回のボーナスチックな木曜の更新はアクセス的に不発に終わりました、そのツケがいまですw
水曜はなぜあんなにアクセスが伸びたんだろう・・・・。
なんかのタイミングとかもあるんですかね?
ではまた水曜日に^^
勝手にランキング、評価、お気に入りよろしくで~す!