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【Gate】~若き門番達の物語~  作者: 剣狐
~連鎖の章~
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第2話 調査結果。

呼び出された7人は教官殿の部屋の前に来ていた。


軽くノックをすると教官殿の入れという声が聞こえる。


7人は質素とまでは言わないが必要最低限のもので構成されている自分たちの教官の部屋へ入っていった。


扉の向かいには王都を見渡す大きな窓があり、窓を背に座れる椅子と、巨大な机が置いてある。


ちょうど太陽も傾き始め、座っている教官が逆光で見えず、影のみだ。


まさに大物という雰囲気である。 


まぁ実際大物なのだが。


教官殿「来たか、最近はどうだ? 上手いことやってるか?」


討魔「そこそこというところだな。」


尚矢「可もなく不可もなくってとこですわ。」


ここでめんどくさいキャラが乱入する。


守武「ふっ、教官殿、そんなことを聞くために俺たちをここに呼び出したなんて言わせねえぜ?」


教官殿「そいつはどうした、頭でも打ったか?」


6人は頭は打ってないが頭がいかれそうな出来事は水の中であったと、事の顛末(てんまつ)を述べた。


教官殿「ふむ、まぁどっちもどっちだな。 守武も変態だが、真癒は真癒で沸点が低すぎるというか、幼稚とでもいうか・・・・。」


教官殿「まぁ、その点お似合いだな。」


そう言ってにやっと笑みを真癒に投げかける。


真癒はありえないという顔で顔面蒼白だが守武の調子は変わらない。


守武「まぁまぁ教官殿、あまりレディをからかわないでやってください、さっさと本題に入りましょう。」


教官殿「かなりめんどくさいな、しかし無駄話もここまでだ、お前たちに見てもらいたいものがある。」


そう言って教官は机の上に包みを置いた。


守武が淡々とでしゃばる。


守武「これは?」


教官殿「開いてみろ、私にはなにか分からない、だからこそお前たちに見せる。」


守武が包みを解いた。


包みの中身には見覚えがあった、7人はそれを見て風の門を思い出す。


討魔「ダイナマイトか、風の門ででも拾ってきたのか?」


教官殿「やはり何か分かるのか、そのとおりだ、あの事件の後のドミニオンズ・パーティで風の門の調査が決まった。」


教官殿「その時に門内にてこの世の物とは思えない『痕跡』が大量に見つかった、その中でも状態が良いものの一つがこれだ。」


教官殿「はっきり言ってこれはなんだ? だいなまいと? そんなもの聞いたことがない。」


守武「これはつまり、おもちゃさ、大人が気持ちよくなるためのんぐほぉっ!!!」


途中まで言いかけて真癒に派手に飛び蹴りを入れられて吹っ飛ぶ。


そのまま壁にぶち当たり、気絶した。


教官殿「つまり、おもちゃではないのだな、その、なんというか、真癒が果敢に反応するもので、守武とこのおもちゃで遊んだ経験があるのかとだな・・・・。」


そう言われた真癒は教官をもたじろがせるほどの威圧で・・・・。


真癒「きょ・う・か・ん・殿?」


教官殿「いや、冗談が過ぎた、して、本当は何なのだ?」


尚矢「これはわいらが元いた世界の武器ですわ。」


夜雲「・・・・とても罪深き武器。」


教官殿「用途は。」


尚矢「なら、実際に使ってみます? その目で見たほうがいいでっしゃろ。」


教官殿「ならば見せて貰おうか、お前らが元いた世界で使われていた武器とやらを。」


討魔「この部屋は危険すぎる、裏の闘技場へ移動しましょう。」


教官殿「そこまでなのか?」


剣徒「教官殿が思っているようなやわな武器では無いことは確かです。」


教官殿「そうか、ならば移動しよう、今日は闘技場を使用する予定はないはずだ、私なら顔パスで使える。」


優菜「さすがです教官・・・・かっこいい///」


教官殿はめんどくさい優菜を無視しすたすたと先に部屋を出て行った。


6人と教官殿は闘技場へ移動した。


守武を残して・・・・。


更新です、いい感じに進んでます、近いうちにまた更新できると思います。


ここ数日新年会やら二次会やら、イベント多くてくたくたでしたw


とりあえず休暇があるうちに更新しまくろうとは思っています。


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