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【Gate】~若き門番達の物語~  作者: 剣狐
~連鎖の章~
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第1話 いつもの。

さて、一年越しで終わった時空の章の遅れを取り戻すべく、新章突入です!

イーストベルタ村での一件から数日、王都では平穏な日々が過ぎていた。


7人は思い思いに過ごし、たまに薬草採取や討伐のクエストを受けながら小銭を稼いでいた。


この世界のお金のシステムはファンタジーにありがちな銅貨、銀貨、金貨の三種類で、銅貨10枚で銀貨1枚、金貨は銀貨が50枚ってところだ。


金貨はあまり使われておらず、大抵のことは銀貨で取引されている。


ちなみに国の公務員的存在であるスキルマスター達には月に一度(一月は45日)給金が支給される。


守武たち下級【第八階級】アークエンジェルスのランクの一月の給金は銀貨が一人頭30枚、日本円に換算すると大体大学新卒の正社員くらいの月給で手取り15万くらいだと思ってもらうとわかりやすい。


7人の寝泊りを行っている寮は、全て国の管理下にあるので家賃や光熱費などは全て無料である。


いわば勝ち組の生活だった。


食事は男女共同館と呼ばれるスキルマスター向けの福利厚生施設のフードコーナーで取るか、寮の食堂で取るか、街の店を漁るか、とりあえず食事まで部屋まで運んで来てくれるという貴族システムではない。


まぁそれでも十分な生活を彼らは送っていた。


そして今日も7人はぐだぐだと男女共同館の談話室でどこぞの大学生かのようなキャンパスライフを送ろうと・・・・。


討魔「おい守武、そんなところでなにをぶつぶつ呟いている、つくづく変態だな貴様は。」


守武「へっ!? ななななんのことかにゃあぁぁ、いあいあ、そりゃあ、16話もまるまる登場しなかったらみんなが忘れてる設定っていうか、いままで薄かった設定とかあるじゃん!?」


討魔「いったいなんのことだ? わけのわからないことを言うな、変態。」


真癒「そうよ守武、とりあえず3回死んで来たら? この変態。」


守武「うひょおおおぉぉぉ!!! まゆちゃあああぁぁぁん!!! どSさいこおおおぉぉぉ!!!!」


そういって真癒にル○ン飛びでその場に衣服だけを残しパンツ一丁になり飛びかかろうとするが、真癒のスキルで空中でパンツ一丁のまま巨大な水の玉に閉じ込められごぼごぼともがくのである。


真癒「本当に死ぬまでこの中に入れておこうかしら。」


その光景を見ていた残りのメンバーはと言うと・・・・。


尚矢「さわぐな守武! うっさいねん!」


剣徒「うわぁ・・・・守武さんの変態度、いつにも増してすごいですね・・・・。」


優菜「き・・・・きもちよさそうっ!!!」


夜雲「・・・・守武の変態の気はかなり邪悪・・・・。」


とまぁ、この程度の扱いである。


いま目の前で巨大な水玉の中で同年代の男子が溺れて死にそうになっていようと、日常茶飯事だなと流される始末なのである。


そんなやりとりをしていると顔馴染みのスキルマスターが声を掛けてきた。


ルイス「おお、ここにいたのかみんな、さっきフローレンス教官とすれ違った時に君たちに伝言を頼まれて探してたんだよ!」


尚矢「あ、そーなん? 悪いなぁ、で、教官の伝言って?」


ルイス「ああ、教官殿には『やぁルイス君、もしこの辺であのアホ7人組を見かけたら私のところに来るように伝えてくれないか?』と言われてね、いやぁ~ドミニオンズのフローレンス様に声を掛けてもらえるなんて、なんて光栄なんだ!」


ルイス「君たちが羨ましいよ、ま、伝言は伝えたから僕はこれで、またな。」


尚矢「おう、ありがとさん!」


尚矢「しっかし、教官殿もしれっとわいらのことアホ呼ばわりとは、つくづく扱いひどいなぁ・・・・。」


真癒「確かに、尚矢と守武のアホはわかるけど、私たちや討魔とか剣徒がアホの対象になるのは納得行かないわ。」


剣徒「そうですね、とても不快です。」


尚矢「いやいや、なんでわいもアホに入ってんの!? 守武だけでええやん!? なんで!?」


討魔「エセなところとか。」


尚矢「エセちゃうてえぇぇ、兵庫やから一応関西やってえぇぇ・・・・。」


尚矢「ま、まぁ、とりあえずGSMGに行こか、教官殿待たせたら怖いし!」


真癒「あ、話逸らしたわね、まあでも確かに早く行きましょうか。」


すると夜雲が真癒をつつく。


真癒「ん? なに? 夜雲。」


夜雲「・・・・守武が、そろそろ死ぬ。」


その言葉で6人は守武を思い出す、見ると水中で完全に白目をひん剥き、ときおりピクピクしていた。


6人は急いで守武を救助し、GSMGへ向かった。


いかがでしたでしょうか、今回は16話まるまる秋水君で書いちゃったので、設定や世界観をもう一度取り戻すべく、守武日記を発動しました(笑


僕のだめなところは更新頻度なんですが、なぜ1月の更新が多いかというとですね、更新しないとなぁって気持ちは常にあるんですが。


年末年始くらい書かないとってなりますね、すると自然と2,3話書きますね、するとちょっと楽しくなってきて、たくさん書きますね、おまけにいま働かせてもらっている某テーマパークはひまですね、時間もあるわけです、これが1月の更新が多い理由です!


その他の時だと6月くらいがちょっとまた暇になるのでその辺に更新が多いかなと思います。


しかし今年は大型コンテンツの導入がありますのでどうなるかまったくわかりません、なので今のうちに書けるとこまで書いちゃいます。


しかも2月の後半に長期の有給も取ったのでかなり進めたらなぁと思います、それでは皆様、後書きが長くなりましたが新章、よろしくおねがいします!

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