第7話 霧の精霊
『ここは霧の門、この世界には門を守護する者、スキルマスターと呼ばれる人々が存在する。』
秋水「いきなりなんだ?」
『とりあえず聞け。 この世界に存在する門は全てで99門、その門にはそれぞれ護衛するスキルマスターが配属されている。』
秋水「スキルマスター? ここまで来るのに誰も会わなかったぞ?」
『つまりはそういうことだ、スキルマスター達がこの広い世界で発見出来、護衛出来ている門は約90、ここはその残りの9門の一つということだ。』
秋水「つまり、この門はまだ誰にも見つかってないってことか?」
『つまりはそういうことだ。 そして、いまこの世界に影が押し寄せている。』
秋水「影?」
『ああ、影だ、見つかっていない門は当然スキルマスター達が死にもの狂いで探してるんだが、やはり見つかっていない、ただ、その残りの門を開放し世界を掌握せんとする奴らが、最近動きを活発化している。』
秋水「でもここはまだ見つかっていないんだろ?」
『そうだな、でもスキルマスターが見つけられていない9門の内奴らはすでに4門、発見してる。』
秋水「4門も? じゃあここも時間の問題じゃねえのか?」
『ここは今のところは大丈夫だ、世界の果てにあると言われる霧の森でこの門を見つける事は並大抵のことじゃねえ。』
秋水「じゃあ俺になにをしてもらいたい? 何を試すんだ?」
『あぁ、本題を忘れてた、そこでだ、お前にその門を探すめんどくさい奴らを組織ごと潰して貰いてえ。』
秋水「うん・・・・いや、その任務アバウトすぎだろ、簡単に言うとお前俺に世界救えって言ってるぞ? わかってる?」
『わかってるよ、だからお前を試したいって言ったじゃねえか、とりあえず試されろ。』
秋水「試されろって・・・・まぁこの世界でなにもすることもねえし、目的があったほうがいいか、よし、試されてやる。」
『いい性格してるぜ、じゃあ早速始めようか。』
そう言って『秋水』が指を鳴らす。
すると、どこからともなく一人の騎士が現れた。
??「こいつが異世界から来たっていう剣士かい? 主さんよぉ。」
『また洒落た格好で出てくるねぇ。そうだ、彼と決闘してくれ、ネブラ。』
秋水「こいつは誰だ? 試練って、こいつに勝てばいいのか?」
『あぁ、そうだ。 ただ、甘くは見ないほうがいいぞ?』
『彼は霧の精霊ネブラ、この世界の霧の理を統べる者、彼にも実態はほぼないが、剣の実力は折り紙つきだ。』
ネブラ「決闘なんて闇の野郎と煉獄でやりあった以来だぜ! 楽しみだねぇ!」
秋水「へぇ、そりゃあ楽しみだ、早速始めようぜ。」
そう言って秋水は刀に手を掛けた。
書くよ書くよーー!
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久々に見たら300位よりもさらに県外で泣きましたw
前は36位とかだったのにー!
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