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【Gate】~若き門番達の物語~  作者: 剣狐
~開闢の章~
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第6話 食堂

部屋に戻ってきた7人は自分達に宿った力を実感しつつ話し合いをしていた。


尚矢「正直、契約とかようわからんかったけどやってみたら実感するなぁ~。」


剣徒「そうですね。 初めはどんなオカルト集団かと思いましたよ・・・・。」


真癒「でもこれからどうするの? ほんとにこの世界で生きていくの?」


夜雲「・・・・そうするしかない。」


優菜「お仕置きなかったですぅ・・・・。」


討魔「こうなったらこの世界で帰る方法を探すしかない。 明日しっかりこの力の使い方を知って、くれぐれも死なないようにしないとな。」


するとお約束のように蚊帳の外の守武が。


守武「ソウダヨ、ココハファンタジーノセカイナンダカラ。 タノシマナイト。」


と水を差す。 一人ぼっちにされて完全に壊れている守武であった。


しかし他の6人も残酷である。 そんな守武を無視しちゃくちゃくと話を続ける。


尚矢「しっかしみんなの言うとおり状況的にこの世界でのルールに従って行くしかなさそうやなぁ。」


剣徒「そうですね、一種のゲームだと思えば意外と楽しいかもしれませんね。」


真癒「ゲームって・・・・。 まぁ確かに毎日勉強してるよりドキドキワクワクがいっぱいあったほうがいいわね!」


尚矢「さて、そろそろ飯食いにいきますか!」


時計らしきものは地球でいう午後7時半を指している。


優菜「こっちの世界ってどんな料理が出るんでしょうか・・・・。」


尚矢「ドラゴンの肉とかやったらおもろいなぁ!」


真癒「ありそうでこわいわ・・・・。」


7人は部屋を出て食堂を探しながらそんな他愛もない話をして歩いた。


すると廊下の角に地図らしきものをみつけ立ち止まる。


真癒「なんて書いてあるかわからないわ・・・・。」


剣徒「でも現在地がわかりますし、ナイフとフォークの絵があるところが食堂でしょう。」


真癒「あなた・・・・頭いいのね!」


尚矢「それくらい分かってもらわなこの先心配やねんけどな・・・・・。」


地図に書いてある食堂らしきとこを目指して2分ほど歩くと案の定食堂に出た。


そこには豪華(に見える)な料理とその前に皿やナイフ、フォークが置かれてた。


その近くには客席も見える。


100人は確実に入るであろうホールであった。


尚矢「おおー! 広いなぁ! しかもうまそうな料理も食べ放題やでえ!」


すると奥の厨房の方から料理長らしきコックがやってきた。


サロール「やぁ! 食堂へようこそ! 私はコック長のサロールだ、教官殿から話は聞いている、楽しい夜を過ごしてくれ!」


そういってサロールコック長は奥へ消えていく。


尚矢「さて、それじゃとりあえず食べますか!」


7人はそれぞれ皿を取った。


そして料理を取りに行く、一番初めに料理にたどり着いた守武の動きがピタリととまる。


尚矢「おーい! 守武はーん! 後ろつかえてまっせー!」


守武「お、お・・・」


尚矢「お?」


守武「おさきにどうぞ・・・。」


尚矢「なんやつれへんなぁ・・・んじゃお言葉にあまえてぇ~・・・・・おおぅ。」


尚矢「わいも後でええわぁ。」


そう、そこには見たこともない、はっきりいってグロテスクといっても言いすぎじゃないような肉(?)料理が並んでいた。


守武「おおぅ・・・・。 これはまた・・・・。」


真癒「き・・・気持ち悪いです。」


優菜「いやぁ? もしかしたら食べたらおいしいかもですよぉ?」


ここで優菜の天然が開花する。


平気な顔で料理を皿に盛ると一人席に座りパクパクと食べ始める。


尚矢「お・・・おい譲ちゃん、それ、うまいんか?」


優菜「んん~? ふふーにおいひーでふおー?」


討魔「なんとか食べれるみたいだな。」


真癒「食べないと、ってか食べれないとこっちの世界で生きていけなさそうね・・・。」


しかたなく6人は見た目のよさそうな料理を取り、席に座り食べ始めた。


尚矢「お? 意外と味はいけるやん!」


剣徒「確かに! なかなか美味ですね。」


真癒「見た目さえなければ完璧ね!」


その中で夜雲は一人悩んでいた。 それに気づいた尚矢は。


尚矢「どないしたんやぁ? 食べな元気つかんで!」


夜雲「・・・・お風呂入りたいな。」


お風呂とは。 考えてもいなかった。


しかし自分達は旅をするのだからお風呂は諦めるべきでは?


尚矢「でもまぁ旅にでるんやし、たまに川とかで洗う程度ちゃうかぁ?」


真癒「旅に出たらしかたないけどここでは入っておきたいわ!!!」


尚矢「まぁ確かに1週間の訓練やし汗かくやろうしなぁー・・・。」


討魔「じゃあサロール料理長に聞いたらどうだ?」


と、いうことで。 7人は食事を食べ終わり、サロール料理長にごちそうさまのついでにお風呂の事をたずねることにした。


尚矢「サロールはーん! めっちゃおいしかったわ! ごっそーさん!」


サロール「おう! 律儀にあいさつとはえらいな、口にあってなによりだ!」


サロール料理長がそういうと真癒がすかさず。


真癒「ねぇ料理長? この施設って体洗うところってあるの?」


サロール「ああ、体を洗うなら水浴び場がお前達の部屋にもあるはずだが・・・・。」


真癒「水浴び場かぁ・・・・まぁ仕方ないわね。」


尚矢「あるだけマシっちゅーこっちゃろ。」


そうね、料理長ありがとう、と真癒がお礼をいい、7人は部屋に向かって歩き始めた。


ひとつの事を書き始めたらその部分ばっかになって、初めにつけたサブタイトルを変更しなければならなくなる。


こまった性格です・・・。


今日はもう訓練のところをかこうとおもってたのにい・・・。


結局次の次くらいになりそうだ・・。


いつも見てくださってるかた申し訳ない・・。


感謝です><

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