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【Gate】~若き門番達の物語~  作者: 剣狐
~静寂の章~
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第11話 説教

あの後男女共同館で夕食をたんまり食べ、大浴場で体を癒し、レストルームで心地よい安眠をし、寮に戻ってなお睡眠を取った7人は朝からGSMGに呼び出されていた。


教官殿「で? なんだこの記事は。」


そういって1枚の新聞のような物を机の上に叩きつける。


そこには『民間人を装ったスキルマスターが闘技場で拷問騒ぎ!!!』などと書き立てられていた。


まぁ嘘ひとつない事実なのだが。


尚矢「いや、これはあのですな、傭兵団の頭に目を付けられて無理やり引っ張り出されたんですわ。」


真癒「まぁそれでちょっと苛めちゃおかなーって・・・・。」


教官殿「じゃあなぜ初めからスキルを行使しなかったのだ?」


剣徒「いやぁ・・・・だって相手の人自身満々でかなり上から目線だったので、この際ちょっとからかってからスキルでばーんとですね・・・・。」


教官殿「お前らの大好きな悪戯心とかいうやつか。」


7人はそう言われえへへぇ~などと笑っている。


教官殿「えへへぇ出はないっ! 確かにリベウス傭兵団は態度が大きく、この辺では少し有名だからと融通もきかず、厄介でめんどくさい連中だが・・・・。」


ここまで言うなら7人の肩を持ってくれてもいいんじゃないかと思う7人。


しかし口には出さない。


尚矢「連中がなんです?」


教官殿「あいつらはあいつらで国に正式に雇われた傭兵団なのだ。」


教官殿「それを我らGSMG所属のスキルマスターが精神崩壊にさせて使い物にならなくなったとあってはこちらの面目丸つぶれではないか!!!」


リベウス猟兵団はいわば7人と同じ公務員だったらしい。


しかし7人が死ぬよりも辛い精神攻撃をかましたおかげで精神崩壊を起こし使い物にならなくなったそうだ。


教官殿「まったく・・・・確かに奴らは国の他の傭兵団や騎士団からも忌み嫌われていたので国からの追求は無いが・・・・。」


そこまで言って、息を吸って。


教官殿「貴様ら7人の今後一切の闘技場での戦闘を禁止する!!!」


7人にとってこれはついさっき買って貰ったゲームの画面を目の前で叩き割られたような衝撃であった。


画面が真っ暗のゲームで何をしろと言うのだろうかこの鬼教官殿は。


あれか、画面が割れてもめげずに「このゲームブラックスクリーンっていうゲームやねん!」と開き直るあれか。


7人は激しく抵抗した、それは辛いと。


しかし帰ってきたのはあまりにも有名すぎるあの言葉であった。(りたーんず)


教官殿(イー○ック)「大丈夫だ。 問題ない。」


そのかわり観客として観戦するのと、また来ると言ってある受付嬢に事情を説明しに行っていいという許可だけを貰った。


その後残りの休暇を考えて過ごせと言われ、7人は男女共同館に向かった。


本当に起きてすぐ呼び出されたので食事も取っていなかったのだ。


7人はいつものカフェでモーニングを食べながらどうやってスキルの練習をするかの話し合いを始めた。


尚矢「あーあー・・・・誰やねんあんな記事書いたのは・・・・。」


剣徒「なにも悪いことはしてないのにですよ! ほんとに、頭にきます。」


まぁしていたことは拷問だがそこに誰も突っ込まない、いや突っ込めない。


なぜかって? 夜雲以外共犯者だからだよ。


夜雲は滅多に口を開かない、がしかし今回は珍しく今回の出来事に一言。


夜雲「・・・・・あなたたちの昨日の行いはなかなか外道なんて通りこしたものだった。」


夜雲「・・・・・私のいた暗殺の世界でもあれほどの拷問を見たことがない。」


そういわれ6人はすごーく後悔の念が押し寄せてきた。


なにせ元本職の暗殺者にいままでに見たことのない外道と言われたのだから。


真癒「ま・・・・まぁ、もうあんな酷い事はしないわよ!」


優菜「そ、そうですぅ! 昨日はちょっとやりすぎちゃっただけですうぅ。」


尚矢「せやせや、仕方ない仕方ない、でもこれでお金稼ぐ術が1つ減ったけどどうする?」


真癒「そうね、スキルが練習できてお金も稼げる一石二鳥無いかしら・・・・。


そういうと机に突っ伏して興味無さ気に寝ていた守武がばっと起き上がり・・・・。


守武「それならGSMGのクエストをやればいいんじゃないかな。」


「「「「「「クエスト?」」」」」」


守武は周りを観察すること(女の子を探すこと)が趣味なため、割と周りに注意しながら歩いている、何も見逃さぬように。


守武はGSMGにスキルマスター用のクエスト掲示板があったと6人に話した。


近くに受付もあり、クエストボードのクエスト内容が書かれた依頼用紙を受付に持っていくスキルマスターを見たそうだ。


とりあえず7人は気が進まないものの、GSMGに行ってみる事にした。


尚矢「さっき怒られに行ったばっかりのGSMGにまた行くの気が引けるけど、とりあえず午後がひまやし1個か2個クエスト受けてみるかぁ・・・・。」


7人は朝食を食べ終え、GSMGに向かった。


よっし更新!


友達に負けないように頑張るっす!


ユニークの方、新規の方々、これからもよろしくおねがいします!

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