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【Gate】~若き門番達の物語~  作者: 剣狐
~静寂の章~
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第10話 地獄絵図 其の弐

守武「逃がさないよ?」


【ヘル=ブラインド】


逃げ出した猟兵の視界が全て闇になる。


それだけで4人の傭兵はパニックに陥った。


討魔「おいおい情けないな、さっきまでの威勢はどこへやら。」


【フライ】


風属性の魔法で4人を空に放り上げる。


剣徒「あははっ、闘争は楽しまないと!」


【ローズ=ネット】


バラの網が4人を絡め取る、当然棘が刺さり、傭兵達は悲鳴を上げる。


真癒「痛いの? お姉さんが回復してあげるわ。」


【アクア=ヒール】


4人の傷が癒える、そしてそこにまた棘がささり悲鳴を上げる、癒える、悲鳴、癒える、悲鳴、癒える、悲鳴、癒える、悲鳴、癒える、悲鳴。


さきほどの男「もうやめてくれぇ!!! 頼む、俺達が悪かったんだぁ!!!」


優菜「なにを言っているんですかぁ? あなたのお仕置きがまだじゃないですか!」


【ウェイブモーション=ライトニング】


波動の稲妻が槍を伝って男の体を流れる。


男が悲痛な声を上げる、しかし威力は制限してある。


真癒がすかさず癒す、稲妻、癒す、稲妻、癒す、稲妻、癒す、稲妻・・・・。


夜雲はただそれを見て少し楽しんでいるだけである。


会場はあまりに酷い扱いに言葉を失っている。


その空気を読んだのか司会進行が。


『リベウス傭兵団が戦闘不能の為試合終了!!! 7人チームの勝ちぃ!!!』


そのアナウンスで7人はスキルをやめる。


全ての盲目も解除し、体の傷も癒してあげた。


尚矢「ま、これくらいならいいやろ。」


討魔「うむ、馬鹿にはいい薬だ。」


剣徒「楽しかったですねぇ。」


守武「いいねぇ、新たな才能が開花しそうだわ。」


真癒「ウフフ・・・・可愛いかったわぁ・・・・あの悶える顔・・・・。」


優菜「ああいうのされたら・・・・///」


夜雲「・・・・・みんな楽しそうだった。」


その台詞をニヤニヤしながら吐く7人を見て会場中がドン引きしていた。


『で・・・・では両チームはそれぞれ入場したゲートより退場してください。』


『いやぁ・・・・なんとあのような少年少女がスキルマスターとは・・・・。』


会場の空気がかなり沈んでいたので司会進行はさっさと次の試合に行くことにした。


『で、では第2試合を開始しまぁす!!!』


そのころ退場した7人は・・・・。


尚矢「いやぁ、楽しかったなぁ!」


討魔「剣徒は本当に鬼畜だ。」


剣徒「すいません・・・・悪ノリってやつですね!」


真癒「鬼畜よ鬼畜・・・・まぁ楽しかったからいいわ。」


受付に行くとさきほど心配していた受付嬢が7人が帰ってきたのを見てホッとした表情を見せる。


受付嬢が大丈夫かと聞いてきたので試合の全貌を話すと少し晴れ晴れした表情になって。


受付嬢「こちらが今回の賞金でございます。」


そういって小さな皮の袋を渡してくる。


中には銀貨が50枚入っていた。


尚矢「これって中々の大金ちゃう?」


受付嬢「はい、リベウス傭兵団は今日まで最強のチームでしたからね、そもそも闘技場なんてスキルマスターが来ることは滅多にありませんし、来ても5人など相手に出来ない者ばかりですから。」


7人はそうなのかとなんとなく納得した。


受付嬢にまた遊びに来ると別れを告げ7人は男女共同館で汗を流すことにした。


報酬は銀貨50枚なので1人7枚、提案者の剣徒だけ8枚渡して仲良く分けた。


7人は談笑しながら男女共同館への道を歩き始めた。


3000字超えたから読みやすく2つに分けました(・ω’・キリッ


あー疲れたww


意外と長くなってしまったwww


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