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【Gate】~若き門番達の物語~  作者: 剣狐
~乱世の章~
29/102

第9話 幻影の試練

集合場所についた剣徒と討魔は驚きの光景を目にした。


なんと既に女性人がそこに集まっていたのである。


討魔「早いじゃないか。」


剣徒「意外ですね。」


優菜「夜雲さんがねぇ! ズババッと一瞬で切っちゃったんです!」


討魔「夜雲・・・・お前何者なんだ?」


夜雲「・・・・・・・・元暗殺者。」


剣徒「なんですって!?」


そんな話をしていると守武と尚矢も合流した。


尚矢「お! みんな早いなぁ! ん?どしたみんな驚いた顔して。」


剣徒「夜雲さんが元暗殺者だそうです。」


尚矢「はぁ!? 意味わからんで!!! 日本で暗殺者とかありなん!?」


夜雲「・・・・・・私は外国のとある諜報機関で特殊な訓練を受けていた。」


夜雲「・・・・・・近接戦闘や射撃戦闘なら任せて。」


尚矢「こんな華奢な体つきで暗殺者なんて冗談もええとこやで!」


尚矢「スパイアニメの見すぎちゃうの?」


剣徒「尚矢さん、いくらなんでもその言い方はないでしょう。 事実、今回も敵を瞬殺してますし、この間の襲撃でも実力を見てるはずです。」


尚矢「・・・・まぁ・・・・確かに。 すまん、ちょっと動揺して口が過ぎたわ・・・・。」


夜雲「・・・・・・気にしていない。 私は『元』暗殺者、いまはただの高校生。」


守武「・・・・なんかすごい話聞いちゃったけど、ここは日本でもなければ地球でもない、俺達は仲間だろう?」


剣徒「守武さんのかっこつけぐせがまた出始めてる・・・・。」


討魔「まぁ、こういうときは放置に限る。 女性人は夜雲が鍵を手に入れたんだな?」


真癒「そうよ、あとは優菜と、だれかしら?」


尚矢「俺や!」


剣徒「僕ですね。」


真癒「じゃあトドメを刺すのはこの3人ね。 他の人はアシストに周るわよ!」


そういって7人は山道をまた歩き始めた。


山道には大きな一本の道がある。


それのおかげで迷いはしなかったがその山道の長さに7人はバテ気味であった。


尚矢「はぁ~・・・・さっきの試練からもう30分くらい歩いてるけどどうなってんねん?」


剣徒「確かに一向に先に進みませんね・・・・。」


真癒「あれ? ここさっき通らなかった?」


尚矢「あら・・・・確かに見覚えあるような・・・・。」


少し茂みの中に入っていくと集合場所に使った広場があった・・・・。


尚矢「これは・・・・もしかしてもう試練始まってる感じちゃうか?」


剣徒「いわゆる迷路みたいなものですね・・・・。」


真癒「でもどうやって抜け出せばいいのかしら?」


するとどこからともなく声が聞こえてきた・・・・。


??「よくこれが試練だと気づいたな。」


尚矢「だれや!?」


??「私は第五の鍵の試練の守護者、ここから先はいま鍵を持たない者との1:1のスキルバトルで決着を着ける。」


尚矢「1:1やて!? えらいびびりやなぁ? さすがに7人も相手は無理やもんな!」


??「どう足掻こうが無駄だ、これは試練。 さぁ、早く我に挑む者を選べ。


剣徒「どうしますか? 僕が行きましょうか?」


尚矢「いやまて、残ってるのは剣徒、優菜とわいや、この試練は5番目、比較的楽なほうやろう。」


剣徒「ということは、優菜さんですね。」


優菜「ふええええ!!! なんで私なんですかぁ!!! 怖いですうぅ・・・・。」


剣徒「いま行かないと次はもっと怖いやつらと戦うことになるんですよ?」


尚矢「それに、優菜がスキル使ってるのわい見たことないかもしれん・・・・(笑)」


剣徒「確かに・・・・ここは一発かましちゃってください!」


優菜「うぅぅ・・・・分かりましたぁ・・・・。」


??「決まったようだな。」


??「ではその娘を預かろう。」


直後、優菜の体が光り始める。


優菜「ええ! なんですかこれぇぇぇぇ~・・・・。」


そういって優菜の体は消えた。


??「貴様らはそこで待つがいい・・・・。」


尚矢「っち・・・・待つしかなさそうやな・・・・。」


真癒「優菜ちゃん・・・・大丈夫かしら・・・・。」


第五の鍵の試練が始まった・・・・。


更新できるときに更新する!


評価、感想、意見、クレーム等がんがんお願いします><

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