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【Gate】~若き門番達の物語~  作者: 剣狐
~乱世の章~
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第8話 盲目の試練

7人が山道を進んでいると風の刃が飛んできた。


7人はスキルで応戦しかろうじてそれをかわす。


尚矢「なんや!? 」


討魔がすぐにホークスアイで辺りをサーチする。


討魔「いたぞ! そこの木陰だ。」


守武「木陰なんかなんもいねえぞ?」


討魔「なに? 見えないのか?」


そうこう言っているとまた複数の風の刃が飛んでくる。


尚矢「次は数が多い!!! みんな一端散るで!!!」


7人は散った、真癒は優菜と夜雲、守武は尚矢と、剣徒は討魔のグループでその場から散る。


散る直前に討魔は敵が3匹いることを話しての編成である。


まずは討魔と剣徒のグループに動きがあった。


近くの岩陰から風属性の気が出ているのを討魔が確認した。


討魔「剣徒、あそこだ、あの岩陰に1匹いる。」


剣徒「あそこですか、どうします?」


討魔「下手に近づくのは危険だと思う、あいつを挟む形で両方からスキルで挟み撃ちってのはどうだ?」


剣徒「いいですね、それでいきましょう。


討魔は剣徒と自分に基礎スキルの【サイレントウォーク】をかける。


討魔「これで足音は大丈夫だ、無駄に物音を立てないように頼む。」


剣徒「では移動から1分後に同時にスキルということで。」


討魔「了解だ。」


二人は同時に動いた。


まず二人は相手に葉の音ひとつ聞こえないラインまで走る。


その後岩を中心として対角線上に挟む。


この時点で約55秒。


二人は場所に着いてすぐスキルを詠唱する。


【ローズ=レストレイン】【ルーン=スナイパー】


二つのスキルが同時に展開する。


その瞬間、目標は回避しようとしたが剣徒のバラのフィールドに拘束される。


直後、討魔の遠距離攻撃スキルが目標を射抜く。


その場から敵の反応が消え、小さな鍵がその場に残った。


2人は合流した。


討魔「この鍵はどっちの物になったんだろう。」


剣徒「多分討魔さんでしょう。 トドメを刺したのは討魔さんなので。」


討魔が拾うと何も起こらなかった。


剣徒「やっぱりですね、でもこうなると他の2匹にも鍵がでるんでしょうか?」


討魔「さぁな、もし出るならこれが終わった時点が鍵4つ、残るは3つだな」


剣徒「最後の3つは強い魔物が出そうですね・・・・。」


討魔「まぁ、試練なんだしそれほど甘くないだろうな・・・・。」


そういって2人は7人で決めた集合場所に向かい始めた。


尚矢と守武は小さな洞穴の中に身を潜めていた。


二人は周りを把握するスキルをもたないので洞穴に誘い込み一気に討つ作戦である。


守武「ほんとにこの作戦で大丈夫なの?」


尚矢「大丈夫や、敵が通ったら反応する聖属性トラップをしかけたからな!」


守武「で、かかったらどうするの?」


オプスキュリア「ばあか! 決まってんだろ! トラップにかかったらその場所に向かって集中砲火だろう?」


尚矢「さすが精霊はん! ようわかってるなぁ!」


そうこういっているとすぐに反応があった。


尚矢「かかった! いくで!」


しかし敵も遅くはなかった。


すぐに風の斬激を飛ばしてくる。


尚矢が【セイクリッド=ディフェンサー】で斬激を受け止める。


守武「ありがとう! いくぞ! オプスキュリア!」


オプスキュリア「おうよ相棒! はずすなよ!」


【幻想奇襲・シャドウスレイヤー】


一瞬にして辺り一面を斬激が舞う。


それが終わると同時に小さな鍵が残っていた。


守武「倒したみたいだな。」


尚矢「せやな、ほなさっさと回収して集合場所いこや!」


守武「ほかのみんなは大丈夫かなぁ・・・・。」


尚矢「剣徒と討魔は大丈夫やろうけど・・・・女性人がちょっと心配やなぁ・・・・。」


そういって守武が鍵を拾い、集合場所へ歩き始めた。


久々こうしん!


お待たせしました><

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