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【Gate】~若き門番達の物語~  作者: 剣狐
~開闢の章~
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第11話 【炎の門】 ~決戦~

『中々やりおる・・・・。』


その瞬間、飛んできた斬激によって土の壁が引き裂かれた。


7人は散った、全員思った以上に自然と体か動いていた。


それは新たに植えつけられた感情ではなく、人間に秘められた90%もの潜在能力がそれを実現していた。


龍が巨大な火球を放つ・・・。


1人1人に向かって追尾する火球は当たる寸前に掻き消えた・・・。


【エアブレイド】


討魔の風のスキル・・・。


それは龍に向かっても同時に放たれていた・・・・。


『小ざかしい・・・・・。』


龍は巨大な腕を虫を払うように振った・・・。


それだけで討魔の【エアブレイド】は掻き消える・・・・。


討魔「やはり下級スキルでは効かんな・・・・。」


討魔「ならこれはどうだ!!!」


【ムーンライト=エアブレイド】


2属石スキルマスターだからこそ使える、チェインスキルである。


三日月の形をした淡い光を放つ風の刃がすさまじい速度で龍の腕を切り裂く・・・。


『っく・・・・私がこんなにも早く血を流す事になるとは・・・。』


『ふふふ・・・・・これからが本番だぞ? 若造共ぉ!!!!』


剣徒「結構いらいらしてますね・・・・。」


尚矢「なんや小物臭がするなぁ~・・・・。」


真癒「油断しちゃだめ!!! 来るわ!!!」


巨大な炎の刃が討魔目掛けて飛んでくる、咄嗟に回避行動を取るが避けきれない・・・。


ズバン!!!


討魔の肩を激痛と熱が襲う・・・。


討魔「ぐあぁっ!!! クソ・・・・流石に舐めすぎたか・・・・・。」


負傷した討魔を逃すまいと次から次へと炎の刃が襲いかかる・・・・。


その瞬間、氷の刃が飛び。炎の刃を消し去った・・・。


【オニキス=アイシクル】


夜雲の氷属性を得意とするスキルであった。


直後、水晶でできた槍のような物が四方八方から龍を射抜いた・・・。


【クリスタル=バニッシャー】


尚矢の聖属性のスキルである。


しかしそれほど深手は与えなかったようだ。


龍はその槍を掴み、7人に投げつける・・・・。


そのような互角の攻防が30分以上続いて行った・・・・。


7人「はぁ・・・・はぁ・・・・。」


『なんだ? もう終わりか?』


『私はまだまだ戦えるぞ・・・・。』


『そちらが手詰まりならいまから楽にしてやろう・・・・・。』


そういって倒れ込んで体に限界の来た7人に向かって炎を吐き出した・・・・。


刹那・・・・。


その炎は突然掻き消えた。


『なんだ? まだスキルを使えるものがいたとはな・・・・。』


『まぁ、いまのが最後のあがきだろう・・・・。』


その瞬間、龍に巨大な漆黒の剣が刺さる。


『ぐっ・・・・・。 なんだこの力は・・・・・。』


『いままでのスキルとは威力が違いすぎる・・・・。』


守武「お遊びはここまでだよ・・・・。 バーニングドラグーン・・・。」


そこに立っていたのは守武であった。


尚矢「守・・・武・・・・? お前なんでそんなに体力が・・・・・。」


守武「黙って見ておれ・・・・。 これからこいつを八つ裂きにするところだ・・・・。」


真癒「八つ裂きって・・・・あたなが八つ裂きになるわ!!」


守武「うるさい! 黙っていろ!!!」


真癒「ぅ・・・・・。」


『なんだ? 仲間割れか?』


オプスキュリア「違う、俺は守武ではない・・・。 我が名はオプスキュリア・・・・。」


『闇・・・・・か。』


オプスキュリア「貴様にはもう話す事はない、おとなしく死ね。」


直後、何十本もの黒い鎖が龍を縛り上げる・・・。


『なにを・・・・こざかしい・・・・。』


龍が力を込める・・・・。


しかし何も起こらない・・・・。


『なぜだ!? なぜ力が入らぬ!!!』


オプスキュリア「だから喋るなっつってんだろ?」


守武、もといオプスキュリアが漆黒の槍を放つ・・・・。


漆黒の槍は龍の喉元深くを貫き、龍は大きな鳴き声を出す・・・・。


オプスキュリア「だからうるせえって。」


漆黒の槍が4本、龍の腕と足を壁に縫い付けた・・・・。


オプスキュリア「気分はどうだ? さぁ、あがいてみせろよぉ!!! フハハハハハハハハハハ!!!!!!!」


何百本という漆黒の槍が、龍の全身を赤き血で染め上げた。


龍はついに動かなくなり、守武も糸が切れたようにその場に倒れこんだ・・・。


他の6人は既に体力の限界で気絶していた・・・。


戦闘シーンって難しい♪


でもまぁ、次も頑張ってかきます!

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