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空白の玉座  作者: 齊藤壮平


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9/11

鹿苑オークション

「今日は多くの皆様に来ていただきありがとうございます。普段は寮にいるためご子息の成長を見られる機会が少ないでしょう。ですが、本日は自分の息子、娘たちが七光の座をかけて戦う勇姿をとくとご覧あれ」


如月先輩が来賓者で埋まった屋内競技場でそう話す。この人ビジュアルもいいし、一見まともそうに見えるからこういうのやらされがちなんだよな。きっと心の中の何かが漏れ出ないように必死に我慢しているのだろう。

すると明石さんが俺の方へと近づいてきて


「国の来賓も来ている。今後対外戦に出るならここで負けは許されないぞ」

そういうと、肩に手をぽんと置いて去っていった。


「汐恩、今日は頑張ろうね」

「今日こそ負けねえからなおい」

「全力やで全力」


シルア、あかり、大吾も準備万端といったところだろう。あかりはこういう勝負どきにはいつもこう喧嘩腰になるからな。何も起こさないといいが


「にしても酷だよねーー」

シルアがそういうと大吾が理解できなかったのか

「どういうことだ?」

「今の司会の言ってたことだよ。ほとんどの生徒は抱いてた夢を親の前でぶち壊されるんだから。」


確かに言われてみればそうだ。この中で子が親に100点の笑顔を見せれるのは最高でも7人だけ。

どんな順位でも100点を見せるにはやはり七光に選ばれないといけない

親の前で恥をかきたくないと頑張る生徒も少なくないかもしれないな


「では、予選競技 オークションについての説明に入りたいと思います。」


オークション。ここにくる5人の富豪に自分が持っている商品の魅力についてのプレゼンを1人2分する。そして、大きな金額で買い取られた生徒上位16名が本選へと進むことができる。至ってシンプルな内容だが、必要なスキルは意外にも多い。話術はもちろん、何を売り込むかの目利きなども必要になるからな


「ところでお前らは何を売るつもりなんだ?」

俺が3人にそう聞くと、図っていたように

「「「内緒」」」

と言ってくる。女子2人が言うのはいいが、大吾が言うとだいぶきついな

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