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詩全集2

お菓子い

作者: 那須茄子

ガラスの破片が飛び散った

台所で

濃厚な甘い匂いを探す

焦げた胸のざわめきが

しみこむ度

混ぜ合わせるのが

大変になってくる


甘さの中に潜むのは

毒に似た香り


赤いシロップを注げば

それだけで

何かを痛めつけた後みたいな

黒い渦の象徴となるでしょう


あら、クッキーはお好きかしら


わざと人型にして

顔を貼り付けましょうか


焼き上がりは大抵

熱いものだけど

私がつくるお菓子はどれも

冷たくできあがるから

どうぞそのままで


舌を入れて

しっかりか噛み砕いて





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