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店舗の土地を買ってから3ヶ月ほど過ぎた。

マリーナたちは3日くらいおきで、街とダンジョンを行き来する生活を楽しんでいた。


初めの頃は、クロウが魔獣狩りに手子摺っていたが、今や地下3層のイノシシサイズの魔獣を1日100体くらい狩れるほどに成長した。

ラビもシーンに合わせていろんな生き物に変幻する技を身につけた。


店舗の方は、友人になった殿下(今では身分を隠すためにハルトと呼んでいる)の紹介で、腕の良い大工が注文どおりのお店を造ってくれ、今日は待ちに待った開店日なのだ。


「本当に楽しみね!どんなお客さんが来るかワクワクするわ!」


「俺も丁寧語を覚えたから、頑張って接客する!」


「ボクもマスコットキャラと万引き監視を頑張る!」


「2人ともありがとう!


ラビは、妖精だってバレたら悪い人に攫われちゃうかもしれないから、くれぐれも子犬のフリをよろしくね!喋るときは念話でね!」


「そろそろ開店しましょうか。せーの!」


「いらっしゃいませ!ウサギ印の雑貨店、本日より開店します!」


◆◆◆◆◆


朝イチに開店したのに、お昼を過ぎても誰も来ない。


初めはこんなものなのかな?

商売って難しい。まずは知名度を上げないと。


マリーナは目玉商品として準備したウサギ型ボトルのポーションの初級を、ハルトの喫茶店のお客さん向けに友好店の開店記念として数量限定でプレゼントしてもらうことにした。


すると、夕方になって、初めてのお客さんが来た。


「ウサギのポーション、ありますか??」

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