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018

草原を進んでいくと、遥か遠くに円柱型の白い建物が見えた。


あの塔に向かって進んでいきましょう。マリーナがそう考えていると、足元で何かが動いた。


よく見てみると小さなかわいいうさぎ型の動物が何かの植物を食べている。


「マリーナ姉さん、この植物、なんだろうね?ウサギも全然襲ってこないけど、魔獣じゃないのかな?」


クロウが警戒しながら、ウサギを見つめる傍、マリーナが手早く鑑定魔法を使った。


マリーナは、過去に幾度か、あの子爵家で毒を盛られそうになったことがあり、自分を守るために、精密な鑑定魔法を習得している。


その鑑定によれば、ウサギが食べていた野草は、体力や魔力を回復させる性質がある「ポーション草」と言う植物だった。


これは買い取ってもらえるかしら?とりあえず収納しておきましょう。


ウサギの方は、「フェアリーバニー」と言う種族で魔獣ではなく妖精族だった。


初めて見る妖精族に驚きながらも、ウサギの瞳を見つめると、ウサギもマリーナの目を見つめて次の瞬間、1人と1匹は淡い光に包まれた。


「え?マ、マリーナ姉さん!!」

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