今度こそは楽しい人生に
私は2年後に就職をしてしまうので、やりたいことをやっていこうと思い、完璧な思いつきで書いた作品です。つまらないと思いますが、読んでいただけると嬉しいです。
プロローグ
あぁなんてつまらない人生なんだろう。
このまま普通に高校を卒業し、大学に行き就職するんだろうか?そんなことを考えていたら、ある結論にたどり着いた。
「こんな人生はもう嫌だ、死のうかな。」
この時は、どうせこのつまらない人生を生きるだけなら、死んでしまっても後悔はないもしもアニメのように異世界に転生できたらラッキーだなぁ程度に思っていた。
次の日の朝俺はいつも通り起きて、いつも通り制服に着替え、いつも通り、行ってきます!と言い家を出ただがここからはいつもと違う、そう俺は今日死ぬんだ。
自分の意思に揺らぎがないことを確認し駅のホームへと向かった。
やはり実際に自殺するとなると少し怖い
だが俺の決意は揺らがない
電車が見えたギリギリで止まられては意味がないので少し待ってホームから飛び降りる
次の瞬間、知らない女の人が目の前にいた。
髪は黒髪でポニーテールにまとめてあって
肌は少し黒めで、アニメに出てくる陸上部のキャラを具現化したような感じだがなぜか後ろから光が出ている。
「初めまして、人族担当女神の人神ルナです。」
「は、初めまして!守山 誠です!」
「あ、あのぉもしかしてこれって異世界に行って世界を救え的なやつですか?」
「はい、そうです....と言いたいところですが残念ながらちがいます。」
「え、違うの?」
「はい、ですがあなたには選択肢が2つあります。一つ目は、記憶を持ったまま同じ人生をやり直す。二つ目は地獄で自分の罪をすべて精算した後で、輪廻転生の輪に戻る。どちらがよいですか?」
「1つ聞きたいんですが、俺の犯した罪とはなんですか?」
「あなたの犯した罪は、親より先に死んだことですよ。」
「そうですか、確かに残された側の気持ちは全く考えてませんでした。」
「でもなぁ〜自分の人生を最初からやってもどうせつまんないだろうしなぁー。」
「あなたはどうやら勘違いをしてるようですね、あなたの人生だって選択さえ間違えなければ刺激的で楽しい人生のはずだったんです、それをあなたが何もせずにいるからあなたの言うつまらない人生になってまったのです。」
そうなのか?いや待てよ確かに俺は今まで好きな子にも告白してないしやりたいと思ったこともみんなに否定されたくなくて言い出せずにいた。
と言うことは、自分の思ったことをなるべくやるようにすればそれなりに楽しい人生ということなのか?
それならばやらない通りはない。
でも一つだけ神様にお願いしてみよ
「わかりました。やり直しをします! でも一つだけおねがいをしていいですか?」
「言ってみてください。」
「この2度目の人生を全うして、その結果異世界に行ってみたいと思ったら異世界に連れてってもらっていいですか?」
「本当は1人の人間にそこまで肩入れするのはあまり良くないんですが、いいでしょう特例として認めます。」
「ありがとうございます!」
「では、誠さん2度目の人生をどうぞおたのしみください。」
最後まで読んでいただきありがとうございました
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