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魔獣を愛することはいけないことですか?  作者: たーくん
入学編
2/4

第1話 入学式に向かうまで

1話から随分空いてしまいました。テストで忙しく(勉強していたとは言っていない)書いている暇がありませんでした。初投稿なのでまだなろうのシステムをわかっておらず1話の前書きを書いてませんでした。ってことではじめまして!たーくんです!

エレイとエミリ、他にもたくさんの人物が、織り成す物語、投稿周期とかは特に決まってません。出したい時に出す。出さない時は出さないと決めておりますが、途中でやめるということはしません!(たぶん)なので暇な時間ができれば覗きに来てください。おっ、新しいの更新してるじゃんみてやるかって感じで見てくれると嬉しいです。

それでは彼と彼女等が紡ぐストーリー最後までお楽しみください。

待ちゆく人たちののどかさを感じさせる喧騒の中に1人の少年とその相棒の口喧嘩は飲み込まれていった。



「やばいよ遅刻だよ!なんでもっと早く起こしてくれないのさ!」

「何言ってるの!?私は出発時間の1時間前に起こし始めたわよ!」

僕、エレイ・レイブニルは王立グラジオラス魔導学園の入学式を向かっている。全力疾走で。入学式の日に寝坊するというベタなことをしてしまった僕は相棒の火猫エミリに絶賛八つ当たり中なのであった。

「大体アンタが夜遅くまで起きてるのがいけないんでしょ?」

「そ、それはしょうがないだろ、入学式が楽しみで全然眠れなかったんだからさあ」

「はぁ、アンタってホントに子供よね」

「ふーんだその子供を気に入って契約してって頼んできたのはどこのどなたさんでしたっけね!」

「ちょっ、急になに昔のこと掘り返してんのよ!」

「あはは子供扱いした仕返しだよーだ」





彼らの会話にあった『契約』とは魔物使いたちが魔物を仲間にするための儀式のようなものである。契約するためには魔物と戦い勝利し、自分が強者であると認めさせ主従契約を結ぶものや、卵から生まれさせ共に過ごすことで絆が生まれ契約するもの、魔物自ら契約を申し出るというものがある。最後の方法で契約する事例はあまりなく、屈服させ主従契約するのが一般的である。魔物使いは卵から孵った魔物で新たな魔物と契約するそしてその契約した魔物を使ってまた強い魔物と契約していく。そんなことを繰り返して強くなっていくわけだが例外もいる。エレイがその例外である。基本魔物使いは戦闘をすべて魔物に任せるもしくは自分の腕っ節を頼りに共闘するのが主流なのだがエレイは魔物が持つ魔力を受け取ることによって自信を強化し魔物が使う魔法をエレイも使うことが出来る。その他にも魔物の身体能力や特性なども少しではあるが受け取ることができるこれは魔物の魔力に耐えれる体質でエレイ以外にもこの体質の人は稀にいる。だが、彼らは皆先天的なものであるがエレイだけ後天的であることから例外中の例外がこのエレイ・レイブニルなのだ。彼がどうやってこの力を得たのかそしてなぜエミリは彼を気に入り契約に至ったのか、その物語はまたの機会ということで今は彼らの行く末を見守るとしようか。





「って、そんなことよりまずいよこのままじゃ完璧に遅刻だ!」

「まぁ、しょうがないわよね私の力使いなさい」

「さすが!エミリありがとう愛してるよ!」

「バ、バカ!そんなこといってないで早く使わないと遅刻よ!」

エミリは頬を赤く染めながらプイっと顔を背けた。僕はそんな可愛らしい相棒に微笑みかけ彼女の力を使う。

「『契約魔法』状態«モード»【火猫フレイムキャット】!!」


発動と共にエミリの力が僕の中に流れ込んでくるそしてそれは体に変化をもたらす。手と足が猫のようになり、顔にはピロンと伸びたヒゲ、頭にはネコ耳…。

「ねえエミリこれいつもいつも恥ずかしいだけど!」

「ふふふ、我慢しなさいよねそれは力だけでなく身体的特徴も体現させてしまうから。でもかわいいわよエレイ」

「僕は男だよ。かわいいって言われても嬉しくないよ…」

「そう?でも今のアンタは誰だって可愛いって言うと思うわよ」

「もう、うるさい!全力でぶっとばすから喋ってるとした噛むよ!」

そういって僕は風になる。誰よりも速くなり学園に向かう。僕とエミリ、これから出会うであろう仲間達との物語を想い、道を進む。



この先にどのような危険にぶつかるかも知らず無垢な少年と猫の少女は顔をあわせて笑いあった。



はいどうもたーくんです。第2話終わりました楽しんでいただかたでしょうか?まだ序盤ということで説明が多くなってしまうことはご了承ください。次回はエレイたちの入学式です!個性豊かなクラスメイトなんかも出てくるのかなどうなのかなといったところですが実はまだなんにも決めてないので作者も知りませんはい!投稿は未定ですが早めに出せればいいなと思います!是非次回も見てやってください。そうすれば作者のテンションは上がります!





アニメの次回予告みたいにしたかったけどどうすればいいか迷ったので次はそうするかも!

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