↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
空中大陸に閉ざされた世界で、宇宙を見るためにできること  作者: 古井論理
設定解説

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
1/37

登場人物紹介

空中戦艦「アヴァターラ」


ハル・カランベリ大佐(艦長、二十八歳)

 二十代前半で技術研究員から空中艦隊の士官養成課程にスカウトされた才媛であり、部下たちの年齢にかかわらず艦全体をうまく統率することに長けている。探究心豊かでマイペースな性格で、正義感や使命感は強いが行動の形は独特。今できる最大限のことを手遅れにならないうちに、がモットー。年相応と言うには少し若い見た目をしていて、眼光は鋭く狼のように精悍な顔つきをしている。髪は短く切り揃えていて、見る者に爽やかな印象を与える。


ヴォロス・シャルレーン中佐(副長、二十八歳)

 沈着冷静でいついかなる時でも泰然自若としており、生粋の職業軍人としてハル艦長を支えるが艦長の奇策には困惑することも多々ある。基本的には参謀タイプであり指揮官としての能力は高くとも積極的にトップに立とうとはしない消極性をもつ。過去の経験によるトラウマから心理的な弱さを併せ持っているが、その弱さは彼の人を見る目と合わさった結果としてハル艦長に対する無類の忠誠心に昇華している。白い髪と赤い眼を持ち、先天的に体の色素が薄い。瞼は切れ長で目は細く、髪の毛は男性としては長めであり後頭部で結んでいて、体つきは華奢である。


チトセ・ハトヤカイ少佐(砲術長、三十五歳)

 砲術のエキスパートであり、磨き上げられた戦術的センスに加えて芸術的と評される特有の火砲運用スタイルを確立している実力者。艦長の要請に応じて、瞬時に的確な武装運用を行い敵を撃破する。火砲の手入れで鍛えられた圧倒的な体格をしていて、声も低いため男性と間違えられることもある。書類を読むときはレンズが丸い眼鏡をかけるが、違和感が物凄いため新調しようと考えている。その名前はかつて基底層にあった大国にルーツを持つことを示しており、古代コト語で「千年」を意味する。


ティカ・ハルナス特務少佐(機関主任、四十五歳)

 整備兵からたたき上げで機関主任にまで昇格した優秀な機関科特務士官であるが、その経歴は彼女に言わせれば「整備をこまめにやって、ミスを防いだだけのこと」である。年齢相応の見た目をしているが、どことなくお笑い芸人のような風格を備えておりノリも良いため余興で漫才のようなことをすることもある。成人済みの息子と娘がおり、息子は近く結婚する予定とのこと。時々一言多いのを気にしており悩んでもいるが、解消される気配はない。


マクノス・ドリトル少佐(航空主任、六十八歳)

 操艦しにくい旧世代艦の時代から操舵手をしている、艦隊の操舵手の中でも上澄みに位置する人物であり、アヴァターラの試験航海からずっとアヴァターラの面倒を見てきた。戦場を魂の場所としており、五年前に一度海軍アカデミーで教鞭を取るべく現役を退いたが教え子が起こした不祥事の責任を取り降格処分を受けて現場に戻ってきた。その技量は本物だが、新しい時代の思考についていけないことも多々ある。老齢ではあるが身体能力は高く、ダンスや楽器演奏など数々の趣味を持っている。


ラタン・トゥイユエ(軍医長、三十二歳)

 船で一番の腕利きと名高い軍医。前線の野戦病院で鍛えられたその技術と判断力は大都市に所在する大病院の名医をも凌駕する。外科手術が専門だが、傷病者の処置はたいていお手の物である。普段は艦内の食糧をネズミから守るために飼われている猫たちの世話をしている。


ロジカ・フリーマン(従軍記者、二十五歳)

 効率を何よりも優先し、その場でできる最善のことを最短時間で達成するよう心掛けている。しかし持ち前の「厄介な良心」と称する人情から非情にはなり切れず、文官として政府官僚になることもできたが断念し新聞記者となった。想定できる範囲が広く、大抵のことでは動じないが実は小心者。研究者になる夢を諦めたことを、手に職をつけた今となっても後悔している。文章を書くことが得意で小説家として本も出している。絵を描くことも得意だがなぜか字は汚く、メモの文字に至っては他人には読めないほどのミミズ文字。しかし書いているメモは取材メモとして最高級の内容であるため、一部では盗用防止のための暗号と噂される。本人も気にする程度には童顔で、かけているメガネは伊達メガネ。少し肥満の兆候がある体形をしていて、ストレスがたまると食事かデスクワークに逃げるため、新聞記者になってからというもの横向き成長がマイナスに転じたことがない。



空中戦艦「ヴァーマナ」


エリオン・ナトレア大佐(艦長、三十八歳)

 荒削りな外見だがきめ細やかな性格をしており、文人艦長と名高い。多くの芸術に精通した文化人としてその道では有名な人物であり、特に水彩画とフラワーアレンジメントの腕はプロ級で、いくつか大きな賞を取ったことがある。空気を読む能力は低く、それがあれば今頃は准将だったと言われている。戦闘時は望遠拡大機能のあるモノクルを着用するため、そちらが軍人としてのエリオンの本体であると噂されている。



重空中戦艦「シヴァ」


チャールズ・マクマトス大佐(艦長、四十八歳)

 最新鋭の装備やロストテクノロジーの産物を搭載する艦隊最強の重空中戦艦「シヴァ」を手足のように操る極めて優秀な軍人。豪胆にして快活ながら戦術志向は細心にして繊細かつ用心深い。兵士の信頼を得るのがうまく、適切なガス抜きと適度な干渉の方法を心得ている。実年齢より少し老けた見た目をしており、白髪交じりの髪をオールバックにしたその姿は艦隊司令部でも名高い。


オランジェ・エスティ中佐(副長、二十九歳)

 チャールズ・マクマトス大佐のもとで艦長になるまでの経験を積んでいる、訓練生から副長になったばかりの士官。かなり優秀であり、マクマトス大佐をしてハル艦長に伍する教え子、あと五年早く会いたかったと言わしめている。



ムガロ王立海軍空中艦隊司令部


ウタカ・エーヴィア元帥(空中艦隊長官、六十九歳)

 空中艦隊の革命児と呼ばれた、現在のムガロ王立海軍空中艦隊の姿を考案した人物。かつてミサイル戦艦にとってかわられた火砲戦艦の主砲をより大口径化させて復活させることを提案したのは彼であり、艦隊はそれによってはじめて長期的な経費の削減と敵艦隊をアウトレンジする強力な徹甲能力を手に入れた。


モーリス・ブラノ准将(司令部幕僚補佐連絡官、四十歳)

 かつて地方都市「ラーユーン」で指揮官をしていたが、この都市を拠点とした作戦の折にその調整能力を見出され空中艦隊司令部幕僚と補佐官を兼任する幕僚補佐官の一人として、また司令部直属の連絡官として幕僚補佐連絡官の肩書を背負うこととなった。



ムガロ王立海軍空中艦隊司令部付作戦本部第一課


ソラン・サジラシス准将(参謀、三十一歳)

 正体不明の天才戦術家。



スクーパ財団


オトマヤン・レヤル研究員(四十歳)

 空間拡張技術及びロストテクノロジー解析の専門家。ハル艦長の古い友人。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。