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第九話

 第一通報は、匿名の情報ブローカーからだった。


> 「――第五層フレームス・スクエアで、

   存在しない企業間取引が成立している。

   実在しない会社が、実在する土地を買っている。

   誰も存在を証明できない契約者によって」


 調査の結果、判明した。


 都市ネットワークの商業階層に、

 登録されていない契約者が、実体資産を動かしている。


 通常、それはありえない。


 だが、いま現実に――

幽霊ゴースト」が、都市の心臓で取引を繰り返していた。


 暗い作戦室。

 モニターには、あり得ないほど白紙に近い取引記録が映し出されていた。


「……買い手も、売り手も、存在しない」

 ユウが驚いた声を漏らす。


「いや」

 ノイズが訂正する。

「存在していたか、していたことにされただけ。現実には、どちらもこの都市の記録にはいない」


「だが資産は本当に移動している。見えない手が、都市の血液を盗んでいるわけだ」

 カグヤが低く言った。


「犯人は?」

 ガロウが問う。


「おそらく――」

 レンジはモニターに浮かび上がったひとつのマークを指す。


 それは、今は存在しないはずの地下金融グループ、

 《ブラックフラクチャ》の刻印だった。


「都市が忘れた犯罪組織の亡霊が、いまここで、都市を乗っ取ろうとしている」


「任務目標は?」

 ユウの問いにレンジは短く答えた。


「ゴースト契約を破棄しろ。相手が誰でも、方法は問わない」



 第五層。

 氷のように冷たいガラスの塔が立ち並ぶ、金融街区。

 その地下深く、かつて処刑された組織たちの残骸が眠っている。


 そしていま、そこに、

 再び声なき契約が結び直されようとしていた。


 ジータセクターの五人は、

 異様な静けさに包まれたスクエアに足を踏み入れる。


 不自然に無人の広場。

 交差する監視カメラ。

 死んだはずの企業ID。

 消されたはずの署名。


 すべてが、誰もいないのに動いている。


 この都市そのものが、

 死者たちの契約を演じ続けているのだ。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 ユウは、薄暗い仮想空間に降り立った。

 灰色のデータの海、沈黙する摩天楼の影。

 すべてが現実に存在しない都市でできていた。


 隣に並ぶのはノイズ。

 彼のデジタルボディは、ここではさらに輪郭が曖昧になっている。

 人とプログラムの境界が崩れた領域。


 そして、眼前に現れた。


 【Ghost-Contractor】

 ──存在しない契約者。


 それは姿形を持たず、

 ただ、契約という概念だけが仮想空間に編み上げられていく。


 > 「交渉開始――」


 音ではない、意味だけが頭に直接流れ込んでくる。

 ユウは思わず眉をしかめた。


 > 「存在の証明:不要。

 >  記憶の整合性:不要。

 >  対価:君自身」


 契約を受ければ、

 自分が存在した記憶そのものが取引対象になる。


「……ふざけるな」


 ユウは低く呟いた。

 だが、心の底には冷たい恐怖が這い寄っていた。


 自分の存在を、誰にも証明できなくなる。

 都市の記憶から、仲間の記憶から――

 自分という存在が未発生として扱われる未来。


 その恐怖を、Ghost-Contractorは確実に嗅ぎ取っている。


 > 「恐怖感知──交渉優位確定。

 >  契約、成立間近」


 そのときだ。


 ノイズが前に出た。


 声はない。

 だが、都市そのものを震わせるような存在圧を発した。


 > 「貴様の契約に、価値はない。」

 > 「存在は、記録されないことで消えるものではない。」

 > 「記憶は、奪えない」


 Ghost-Contractorの輪郭が、わずかに揺れた。

 それは無に近い存在だったからこそ、

 ノイズの言葉に、本能的な抵抗を覚えたのだ。


 ノイズは、ユウに向かってだけ、

 機械的でいてどこか人間臭い、独特の声で言った。


「お前は、記憶されるためにここにいるのではない。お前がここにいるという事実だけが、すべてだ」


 ユウは、ふっと肩の力を抜いた。

 握っていた仮想空間のインターフェースが、指先で煌めきを放つ。


「……じゃあ、ここにいることを、僕自身が証明する」


 そして二人は同時に動いた。


 ノイズが、Ghost-Contractorの情報構造に干渉を仕掛ける。

 ユウは、逆探知ルートを迂回し、Ghostの契約ループを書き換える。


 > 【Existence Overwrite Start】


 Ghost-Contractorの輪郭が崩れる。

 意味だけで構築された存在は、

 意味を与え直されると、無力だった。


 最後に、Ghost-Contractorは微かに声のようなものを放った。


 > 「私は……誰でもなかった。

 >  だが、誰かになりたかった」


 ユウはそれに答えなかった。

 ノイズもまた、答えなかった。


 ただ、静かに消えゆく存在しなかった者を見送りながら、

 彼らは確かに、自分たちの存在をこの空間に刻み付けた。


 そして現実世界へ。


 ユウが目を覚ますと、隣にはノイズがいた。

 相変わらず、感情を感じさせない仮面のような声で、ただ一言。


「存在確認。正常」


 ユウは、小さく笑った。

 そして、力強く頷いた。


「うん。ここにいる。ちゃんと」


 ◇ ◇ ◇ ◇


 フレームス・スクエアの夜は、

 どこまでも白く、冷たい。


 ビル群を縫うように歩きながら、

 カグヤは自分の足音すら意図的に消していた。


 闇は懐かしい。

 だが今、背後にあるのは後ろめたさではなかった。


 廃棄されたオフィスロビーに入り、

 壊れかけたターミナルを起動させる。


 暗号化された痕跡――

 そこに、かつてカグヤ自身が用いていたものと酷似したコードパターンを見つけた。


 ブラックフラクチャの旧コード。


 指先が、わずかに震えた。


「……まだ、私をこちら側だと思ってる?」


 問いかけに応えるように、

 ロビーの隅の影から、かつての同業者たちが姿を現した。


 顔はマスクで覆われ、

 身なりも昔の自分とそっくりだった。


「おかえり、スノウロゼ(かつてのコードネーム)」


「ここは、裏切り者でも、また居場所を作れる」


 声は柔らかかった。

 だが、その底にあるものは――

 過去に、カグヤ自身が誰より知っている毒だった。


 彼らは問うた。


「契約しろ。都市に忘れられた影たちと共に、もう一度歩め。」


 カグヤは微笑んだ。

 完璧な、優雅な笑み。


 そのまま、ホログラムナイフを抜いた。


「悪いけど――私はもう、誰かの代わりにはならないの」


 影たちが一斉に動く。

 闇の中、無音の銃撃が走った。


 だがカグヤは滑るようにかわし、

 最小限の動きで、ナイフを一閃した。


 敵の一人が静かに崩れ落ちる。

 血はない。

 彼らもまた、存在しないホログラムの契約者たちだったのだ。


「あなたたちが都市に復讐したいなら――勝手にやればいい」


 彼女はナイフを回しながら、静かに告げた。


「でも、私は今、誰かの代わりじゃなく、私自身のために刃を振るう」


 再び動き出す影たち。

 だが、カグヤの刃は迷いなく、正確だった。


 もはやこの手は、

 過去の影に引かれるためにあるのではない。


 未来のために、

 まだ誰も名付けられていない誰かを守るために、

 この刃を使うのだ。


 戦いの終わり。

 

 数分後、

 崩れ落ちた影たちの中を歩きながら、

 カグヤはふっと一息ついた。


 誰もいないビルの吹き抜け。

 ただ夜風だけが、

 かつてのコードネーム――スノウロゼ――を呼ぶように吹き抜けた。


 カグヤは一度だけ振り返り、

 そして歩き出した。


 もう二度と、過去の名では呼ばれないために。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 金属の冷たさだけが満ちる、スクエア中央広場。


 目の前に立ちふさがるのは、

 全自律型防衛ドローン群。


 登録上、所有者なし。

 都市法の抜け道を突き、存在しない兵器としてここに放たれている。


 二十体、三十体。

 無人機械が無言で、ガロウに照準を合わせた。


 背後には誰もいない。

 都市の法も、道理も、ここでは役に立たない。


 ガロウは、

 重いサイボーグの腕を、ぐっと肩まで持ち上げた。


 そして、

 ゆっくりと、己にだけ聞こえる声で呟いた。


「……壊すためじゃない。守るために、壊すんだ」


 サイボーグ内の補助エンジンが唸りを上げる。

 右肩から伸びるのは、重火器モジュール:MGX-Σランチャー。


 > 【武装展開:対機械群殲滅モード】

 > 【弾種選択:衝撃波拡散弾】

 > 【制御AI:戦闘モードシフト】


 ドローン群が動いた。

 全方位から、同時に火線を浴びせてくる。


 普通の兵士なら、反応する間もない。

 だが、ガロウはサイボーグのサーボを全開にして、

 火線の中を、正面から突っ切った。


「どけ」


 衝撃波弾が放たれる。

 瞬間、ドローン数体が空中で弾けた。

 だがすぐに次の波が迫る。


 ガロウは突き進む。

 足を止めない。

 重火器を構えながら、時には素手でドローンを叩き落とす。


 鉄の拳が、

 人工知能の制御核を砕くたび、

 小さく、青白い火花が宙に舞った。


 > 【損害率:55%】

 > 【敵戦力、なお増援予定】


 無線でノイズの警告が飛んできた。

 だがガロウは答えなかった。


 ただ、

 サイボーグのセンサーをすべて切り、

 己の本能だけで次の一手を選ぶ。


 かつて闘技場で、

 何度も何度も仲間を守るために身を晒したあの日々。

 その感覚が、

 いまもまだ、彼の身体には刻まれている。


「守るためなら、俺は、何度だってこの手を汚す」


 巨大なドローンキャリアが最後に現れた。


 六脚、重装甲。

 すべての火力を集中すれば、

 この広場ごと吹き飛ばせる威力を持っている。


 ガロウはゆっくりと息を吐いた。

 そして、最終モードに切り替えた。


 > 【オーバーチャージ:アームブレイカー展開】

 > 【推奨行動:近接破壊】


「……上等だ」


 鉄の巨体に、

 サイボーグの拳が突き刺さる。


 衝撃と悲鳴のような電子音。

 火花と油煙。

 都市の中心で、

 誰にも気づかれない小さな戦いが完結した。


 ドローン群は沈黙した。

 キャリアの残骸が、軋むような音を立てて倒れる。


 ガロウは、

 戦いの後にひとり、静かに立っていた。


 都市の光は、

 彼の傷だらけのサイボーグを無言で照らすだけだった。


「俺は、壊すためにここにいるんじゃねぇ。誰かが歩き続けられるように、道を作るために、壊すんだ」


 自らに言い聞かせるように呟いて、

 ガロウは再び歩き出した。


 誰かの名もない未来を、守るために。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 スクエア最深層――

 都市記録にも存在しない、廃棄されたデータノード。


 金属の骨組みと、煤けた壁。

 かつてここには数千億ユニットもの資産データが蓄積され、

 都市の裏側を動かしていた。


 だが今は、ただの「忘れられた空洞」だ。

 誰もいない。

 何もない。


 ただひとつ。

 白いスーツの誰でもない存在が、

 レンジを待っていた。


 顔はない。

 名もない。

 だが、確かにそこに意志だけはあった。


【GHOST-CONTRACTOR CORE】


 存在しなかったはずの契約者――

 都市に記録されず、だが都市を動かしてきた影。


 それが、静かに言葉を紡いだ。


 > 「交渉しよう。

 >  君に存在を清算する権利を与える。」


 その声は、

 どこかで聞いたことがある気がした。


 いや――

 それはこの都市に生きる者なら、

 誰もが心のどこかで知っている声だった。


 なかったことにする力。


「お前が差し出すものは何だ」

 レンジは低く問うた。


 GHOST-CONTRACTORは答える。


 > 「全ての罪を。

 >  全ての過去を。

 >  痛みも、後悔も、血も、記憶も。

 >  清算し、

 >  白紙に戻してやる」


「対価は?」


 > 「存在。

 >  君という存在の、消去」


 レンジは静かに笑った。

 小さな、皮肉にも近い笑みだった。


「……俺に生き残ったのは、痛みだけだ」


 義眼の中で、過去の残像が閃く。

 焼け落ちる市街地。

 散った戦友たち。

 果たせなかった約束。

 背負わされた犠牲。


 すべてを背負って、

 ここまで歩いてきた。


「なら、それを白紙にして何になる。俺がここにいるってことは、過去を持ったまま、それでも生きてるってことだ」


 銃を構える。

 GHOST-CONTRACTORは、わずかに揺れた。


 それは恐れではない。

 ただ、理解できなかったのだ。


 > 「なぜ、清算を拒む?」


 レンジは答えた。


「存在は、契約じゃない。……覚悟だ。」


 引き金を引く。

 発射音すら消えた空間で、

 GHOST-CONTRACTORの白い身体が、

 ゆっくりと砕けていった。


 無数の契約書片。

 署名のない誓約。

 忘れられた意志たちが、

 闇の中に消えていく。


 だがレンジは、それに背を向けなかった。


 彼は、

 存在を消せる力に、

 消されない意志で抗った。


 それこそが、彼がここにいる理由だった。



 全てが静かになった後、

 レンジは通信を開いた。


「こちらレンジ。スクエア最深部、ゴースト契約、本体消滅。……これより、帰還する」


 短く、それだけを伝えて、

 彼は歩き出す。


 都市の記憶に刻まれなくてもいい。

 誰にも称賛されなくてもいい。


 ただ、

 ここにいたという事実だけは、

 この歩みが証明していく。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 帰還報告を終えた後も、レンジはしばらく基地の屋上にいた。

 夜のネオトーキョーを見下ろしながら、

 煙草に火を点けるでもなく、ただ指先で弄んでいる。


 消せなかった存在。

 消したかった過去。

 どちらも、

 今もなお、この掌に残っている。


 契約とは、清算ではない。

 存在とは、重荷を負ったまま歩くこと。


「……だから俺は、生きる」


 誰に向けるでもない、静かな言葉だった。


 都市の闇がどれだけ深くなっても、

 彼は、消えない足跡をひとつずつ刻んでいくつもりだった。



 仮眠室のベッドの上で、

 ユウは小さなデバイスを手にしていた。


 それはサイバー空間で遭遇した亡霊契約者の断片――

 破片のような、かすれた記録データ。


 > 「私は誰でもなかった。

 >  だが、誰かになりたかった。」


 ユウはそれを、削除せずに保存した。


 > Untitled Memory: Exist-Delta_01


「誰かになりたかった」

 その願いを、無かったことにしたくなかったから。


「……僕たちは、ここにいるよ」


 そう呟いて、

 ユウは端末をそっと閉じた。


 たとえ誰にも知られなくても、

 ここにいることが、すべてなのだから。



 カグヤは一人、鏡の前で化粧を落としていた。

 仄かな照明の中、素顔を晒しながら、

 自分の仮面にそっと手を触れる。


 かつては、誰かのための顔しか持っていなかった。

 スパイとして、影の一部として。


 だが今、

 彼女は鏡の中の自分に言った。


「……私は、私のために生きてる」


 誰かに命じられたのでもなく、

 誰かに必要とされたからでもない。


 今、ここにいる自分自身のために、

 刃を取り、歩いているのだ。



 整備室。

 ガロウは無言で、傷ついたサイボーグの補修作業を続けていた。


 大型サイボーグは傷だらけだったが、

 どれひとつとして消す気はなかった。


 > 「これが、俺が生きたって証だろ」


 誰に言うでもなく、

 ただ、そう思った。


 破壊は無意味じゃない。

 暴力も、無価値じゃない。


 誰かが歩き続けられるように、

 その道を拓くために、

 この手は存在している。


 それだけで、十分だった。



 最深層のサーバールーム。

 ノイズは静かに、仮想空間に一行のメモを書き込んでいた。


 > 【Exist-Record: Confirmed.】

 > 【無名契約者たち、生存ログ保存完了】


 彼らに名前はない。

 だが、存在は確かにあった。


 ノイズは仮想空間の片隅に、

 静かに彼らの存在記録を留めた。


 > 「存在は、消せない」

 > 「それを、証明し続けるのが、僕たちの仕事だ」


 声に出すことはなかったが、

 確かに、そう誓った。


 ◇ ◇ ◇ ◇


【作戦名】

ゴースト・コントラクト事案

(正式分類:第5層金融犯罪未然防止任務)


【任務概要】

ネオトーキョー第五層フレームス・スクエアにて、

実在しない契約者による土地・資産取引が発生。


存在しない企業群による不正な権益移動が観測され、

背後に過去に壊滅した地下金融組織ブラックフラクチャの残滓が関与している可能性が浮上。


ジータセクターは当該区画へ出動、違法存在の実体確認と排除を実施。


【作戦経過】

サイバー層にて、瀬戸ユウおよびノイズが【GHOST-AGENT】群を探知・撃破。仮想空間上で存在を偽装し、資産移動を繰り返していたデジタル亡霊群を排除。


天音カグヤが現地潜入。旧ブラックフラクチャ残党とみられる勢力と接触、排除を完了。


鉄村ガロウが現場防衛ドローン群を物理制圧。当該区域の治安確保と並行し、資産データ転送阻止を達成。


九条レンジが最深層にて、【GHOST-CONTRACTOR CORE】(本体存在)と直接対峙。本体契約者を排除、デジタル契約網の消滅を確認。


【作戦結果】

【GHOST-CONTRACT】ネットワークの壊滅を確認。


第五層フレームス・スクエア区域内の違法資産移動記録は、全件無効化。


不正に取得された土地・資産は、すべて不在契約による取引無効として都市管理局へ戻された。


関連記録の公式公開は行われず、

「一時的なシステム異常による資産記録リセット」として市民向け報告が行われた。


【特記事項】

作戦中、正式記録に存在しない者たちによる署名データが多数発見された。


ジータセクター内規に基づき、該当データは秘匿処理。


内部報告上、「都市が忘れた存在たちの最後の抵抗」として分析記録に付記。


【総括】

「存在しないものは、存在しないことにされる」


だがその背後で、確かに誰かは生き、抗った。


ジータセクターは、記録には残らぬ形で、

この都市の「存在しなかったはずの戦い」に、確かに終止符を打った。


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