表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
98/125

第7章 4話

太平洋に浮かんだ大陸。

それも、普通の人には絶対見る事の出来ない不思議な場所。

ここはもしかすると。

「また、凄い所に来ちゃったわね」

「だろうね。普通には来る事の出来ない場所だし」

お二人も似たような感想をお持ちで。

「林道さん。ここってもしかして」

「はい。場所からしてムー大陸である可能性が高いですわね」

幻の大陸。

ムー大陸。

存在しているという証拠がまるで見つからず。

空想の産物かと思われたのですが。

まさか、そこへ実際に足を踏み入れる事になろうとは。

「それにしても、この大陸ってさ。なんか普通の大都市っぽいんだけど」

確かに。

私達の良く知るビルが立ち並んでいる。

道路は正確に碁盤の目に整備されている。

おそらく、始めからそういうつもりで建物を建てたのでしょう。

それにしても、人がいない。

「予想はしていたが。ここでも人類は滅亡した後か?」

そうだわ。

ムー大陸だとすれば。

確か神の怒りを受け、一夜にて滅んだはず。

でもまだその具体的内容が分からない。

つまり、何で滅んでしまったのか。

もっとも、その理由も美喜子さんにとってはどうでもいい事なのかもしれませんが。

「さぁて。何が出てくるやら」

そう。

それも重要。

ここにはすでにディルスが上陸しているはず。

だとすれば。

化け物が出てきてもおかしくはない。

そして。

何処に水晶のドクロがあるのか。

これもまた美喜子さんが頼り。

彼女の勘は非常に頼りになります。

美喜子さんもそれが分かっているのか、あちこちを見渡す。

あら?

水たまり?

足の所に水たまりがあった。

変ね。

さっきまで、ここにあったかしら?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ