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第6章 5話

やはりというか。

僕達と一緒に来たのは入り口だけで。

後は各々3人一組で動いている。

この辺りはやはり3人で来ているからだろう。

僕達もあまり他の人達に気を配っている場合でも無いし。

とにかく、奥へと進もう。

林道さんは相変わらずほうきを持っている。

見た目には普通のほうき。

これが武器だなんて分かんないんだろうな。

つまり、こっちはすでに臨戦態勢。

何せすでに化け物が出てきている。

この奥の方からも化け物が出てこないとは言えない。

僕達は慎重に奥へと進む。

ん?

何か見える。

なんだ?

あれは!?

姿は2メートルほどもある円柱のような形に左右に3本ずつ、計6本の触手がついている化け物が動いている。

そいつが3匹も。

また、見たことも無い化け物だな。

動きはそれほど速くは無いが。

不気味な化け物である事は間違いない。

でも。

相変わらず美喜子は素手で突進をする。

「てぇい!」

この辺りの思い切りの良さは美喜子の長所だな。

でも何か危険な感じがする。

これは気のせいで済んで欲しいが。

「はぁ!」

まずは1匹を殴って倒す。

さすが。

「次!」

だが。

その2匹目は、かなり美喜子に接近していた。

触手が美喜子に触れる。

「なっ!?」

何が起きたんだ?

見た所、痺れてる訳では無い。

普通に動いている。

だけど、美喜子は一旦僕のいる所まで下がる。

「?どうした?」

「やばい・・・あいつの触手に触ったら、力が入らないのよ!」

なんだって!?

まずい!

こうなると前線は林道さん一人になる!

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