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第5章 13話

レンド様のところに水晶のドクロがあるかもしれない。

私達は早速向かうべく、モヘンジョ・ダロを出る。

しかし、そこに待っていたのは。

一人の女性だった。

出口に出たとたんに立ちふさがるように立っている。

「!!氷室!!」

美喜子さんが叫ぶ。

どうやら、知っている方のようですね。

しかも、この感じからするに少なくとも味方では無い模様。

「何故ここに?」

「簡単な事だ。その娘がお前達と共に出てくるかの見張りをしていた」

見張り?

「林道さん。この人はディルスの片腕的存在ともいえる人物で、暗殺者としても有名な氷室百合恵だ」

まさか!

その名前は私も一度は聞いた事はあります。

裏社会の中では有名な方。

それでも。

まさか実在するとは。

しかも、ディルスの片腕的存在ですって!?

「そして、もし無事にお前達が出てくるようであれば始末するように言われている」

始末!?

「ふん!とうとうあいつも私達を邪魔だと思うようになって来た訳ね!!」

「いや。ディルス様が邪魔だと思ったのでは無い。私がそう思っているだけの事」

彼女が?

「基本的にディルス様はお前達など放っておいてもいいと思ってはいるが、私はそうは思わない。特にそこの男」

え?

山本さん!?

「おまえは危険な感じがする。前回会った時もそうだが、とてつもない力を秘めている気がする」

山本さんが危険ですって?

美喜子さんよりも?

私の個人的な感想ですが。

能力という意味では、美喜子さんの方が強い気がします。

「それで、どうやって僕たちを始末する気かな?」

「まだ私の力を出すべきでは無い。でも、これなら確実にお前達は死ぬ」

え?

突然、地面が揺れる。

地震!?

まさか、これが彼女の能力!?

「なっ!!」

美喜子さんが驚く。

あれは!?

地面が開いて、そこからミサイルが発射される。

あれは一体!?

「まさかあれは!!」

レンド様?

「そう。ここに配置されていた核ミサイルだ」

核!?

「それをここに落とすように設定してもらった。お前達の旅はここで終わる」

なんて事を!!

次回更新は10月31日(月)予定です。

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