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第5章 6話

私は彼女の強さの秘訣が何か分かった気がする。

それは、今みたいに瞬時に状況に対応する事。

何も力が強いとか、そういう事では無い。

それは私には無い力。

いえ。

私もそれを備えなければならない。

ディルスと戦うために。

「さて、また来たみたいね」

ふと見ると。

前方から何かがやってくる。

これは!?

「コウモリ!?」

姿こそコウモリそっくり。

だけど、これも機械の体をしている。

「てぇい!!」

あっと言う間に、美喜子さんが倒す。

洞窟にコウモリはつきものだとは思ってましたが。

なぜ機械が?

「もしかして、ここにいるのは生物を機械に変える能力者なのかな?」

生物を機械に?

そうだとすると。

蜘蛛やコウモリというのは、洞窟にいても不思議ではない生き物。

十分ありえる説ですわね。

「って事は、ますますディルスと氷室の二人じゃない可能性が高いわね」

「そうだな。今回、こんな事は初めてだ」

なるほど。

未知なる敵と言った所でしょうか。

さらに私達は奥へと進む。

「なっ!!」

美喜子さんが絶句している。

そう。

そこに現れたのは。

巨大な牛のような姿をした。

ロボットだった。

これもまた機械。

しかし、唯一違うのはその大きさ。

高さだけでも、4~5メートルぐらいはありそう。

全長にするとどれくらいになるか。

「これはまた、とんでもない敵ね」

美喜子さんはすでに戦闘モードに入ってる。

よし、ここは私も。

手からほうきを出す。

これが私の能力。

そして、このほうきも普通のほうきでは無い。

以前、恐竜と戦った時にも使っていた。

切るほうき。

次回更新は9月5日(月)予定です。

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