第3章 11話
僕達3人は外へと出る。
どこかにいるだろう、T-レックスを探して。
「そいつが水晶のドクロを?」
「まず間違いないだろうね。何せT-レックスは恐竜の中でも最大級クラスだ。他にもいるけど偶像になるほど有名って事だし」
ん?
恐竜たちが逃げている?
「どうしたの?私達を無視してるみたいだけど」
「つまり、それほど本気で逃げなくちゃいけない相手だって事だ」
と言う事は。
「いました!!あの偶像そっくりの恐竜が!!」
いた。
あれが本物のT-レックスか?
いや、DNA操作してるから本物とは言えないかもしれないが。
とにかく、あいつだ!
間違いない!!
「さあて。ようやく目的も見つけたし戦うとしますか!!」
美喜子はそう言うと、臆する事なく走り出す!
もちろん、T-レックスもそんな美喜子をすでに目で追っている。
だけど。
突然美喜子の姿が消えた。
いや。
スピードを上げたんだ!
あれも美喜子の能力だからな。
あれ?
隣にいたはずの林道さんの姿がない。
あっ!
林道さんも恐竜に向かって走ってる!!
凄いな。
美喜子に負けないほど活動的だったとは。
しかし。
あのほうきでどうやって戦うんだ!?
「はっ!」
すでに美喜子は、恐竜の近くで殴ってる。
早い。
そこに林道さんが。
「えいっ!」
普通にほうきで叩いただけに見える。
だけど!!
ほうきであたった部分だけ鋭い切り傷が出来ている。
まるで刀で切ったように。
これは!?
「ふふっ。これは邪悪なるものを切り祓うほうき。全てを祓ってさしあげますわ」
これは凄い!
次回更新は11月29日(月)予定です。




