表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
37/125

第3章 5話

いよいよ問題の海域に到達する。

はたして今度は何が起きるのだろうか。

前回、ストーンヘンジに来ていたのに知らない街に飛ばされたという経験がある。

だから、また今回も予想もつかない事になっても不思議では無い。

もう僕達の冒険には常識が通用しなくなってきている。

ん?

「なっなんだ!?」

船長も驚いている。

無理も無い。

船が下へと沈んで来ているからだ。

沈没している訳では無い。

普通、沈没するなら船が斜めになっていく。

沈没した原因の穴から海水が入って行くからだ。

でも、そうじゃない。

船は真下へ沈んで行く。

そして。

ついに船は海面より下へと沈んでしまった。

でも。

海水が船の中に入る事は無い。

まるで、空気が固まって周りを包んでいるような感じ。

「凄い、これ健一の能力?」

どうやら美喜子は、これを僕がやってると思ってるらしい。

無理も無い。

僕もこれと似たような事が出来るからだ。

でも、僕はハッキリと言う。

「いや。これは僕じゃない」

これまた、不思議な現象だ。

船長は目を丸くしている。

まぁ、無理も無いだろう。

こんな事、僕達ですら呆気に取られてるぐらいだし。

「見て!下に都市が見える!!」

美喜子の指さした方向には。

確かに。

海の底に大きな都市が見えた。

あれはいったい。

いや、あれが何処かというのはそれほど問題にはならないだろう。

僕達にとって、あそこに水晶のドクロがあるって事だけで十分だ。

はたして何処にあるのか。

そして唯一の問題は。

一体何が待ち受けているのやら。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ