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第2章 16話

まずい。

非常にまずい。

私本来の力なんてたいした事ない。

そりゃあ、空手を習ってるから普通の男よりも力はあるけど。

こんな衝撃に耐えれるほど鍛えては無い。

「あっ!!」

ついに手が離れてしまった。

くっ。

やはり瞬間移動を使わなくてはいけなくなったわ。

下を見る。

え?

突風が吹き荒れる。

落下スピードが下がる。

これは。

健一だわ。

こんな都合良く自然現象が起こる訳が無い。

健一も健一でサポートしてくれるのね。

あちこち見渡す。

ハーピーは?

いた!!

やっぱり落下スピードが落ちてる事に疑問を感じてるのか、さらに私に目標を定めて来る。

やはり直接決着をつけるつもりね。

私は下にいる健一に目線を送る。

健一も何かに気づいたらしい。

こういう時、幼なじみってのは便利ね。

考えてる事が分かってくれてる。

よし!

一気にいくわよ!!

攻撃されるまで待つってのは性に合わない。

決めたら躊躇しないのが私の長所。

健一の風が止まる

自由落下でハーピーの前へ近づく!

そして。

拳で腹を突き破る!!

え・?

ハーピーの姿が消えて行く?

どういう事?

「健一!」

私がそう叫ぶと、また突風が吹き荒れる。

うん。

私の行動が良く分かってくれてるみたい。

「美喜子!水晶のドクロも見つけたよ!!」

どうやら、目的の物も見つけたみたいね。

気がつくと、巣から木の枝が生えてそれがクッションとなる。

いれたりつくせりね。

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