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第2章 ストーンヘンジ

私の名前は佐藤美喜子。

2つ下の妹の葉子を含む4人家族。

ついこの前まで普通の女の子をしていた。

そもそもが、私の思いつきでピラミッドへ行ってみたかっただけだったのに。

まさか・・・こんな大冒険になってしまうなんて。

これまでも、私のせいで色んな出来事が起きたけど・・・。

命の危機になるなんて、もちろん初めての事。

こうして無事に戻ってこれたから良かったものの・・・。

一歩間違っていたら、死んでいてもおかしくなかった。

まぁ、これで無事に戻って来たのはいい。

だけど・・・。

とても困った事が起きてしまった。

それは・・・。

「美喜子。起きてるか?」

隣の健一が声をかけてくる。

「え!?あっ・・・うん。起きてる起きてる!」

慌てて答える。

「今日は僕の部屋に来ないから、大丈夫かと思ったんだけど・・・」

「あっ・・・大丈夫、大丈夫よ。それよりもせっかく無事に帰って来れたんだからゆっくりしましょうよ」

とりあえず、今は顔も見れない。

そう・・・。

困った事とは・・・。

健一の事だった。

非常にまずい・・・。

今ままでは単なる兄弟くらいしか思って無かったのに。

あの時・・・。

ピラミッドの中で私がもう駄目だと思った時・・・。

健一がとても頼もしく見えた。

そして・・・。

不覚にも、心ときめいてしまった。

そう。

私は、健一の事を好きになってしまった。

非常にまずい・・・。

とりあえず・・・この問題はどうにもならない。

なんせ、好きになってしまったから。

だから、もう諦めて。

もう一つの問題を解決しなきゃ。

そう・・・。

ピラミッドから持って来た水晶のドクロ。

これに書いてある数字の意味は、吉矢が解決するとして。

とりあえず・・・あそこに持って行かなきゃ。

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