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第8章 16話

「あれ?」

美喜子は無事に起きあがった。

そして、みんなにかかってる磁力も解けている。

僕の側には、よぼよぼになった老人が一人。

これがディルスのなれのはてだ。

もうこうなったら能力を使う事すら出来ない。

「なにこれ!?」

もちろん、それを見て驚く。

「これはディルスだよ。僕の能力でこうなった」

それを聞き、目を白黒させる。

さて。

驚くのは後回しにさせたい。

何故なら。

これを止めなければ。

「林道さん!これをどうやったら止められるんだ?」

すでに周りはイナゴであふれている。

そして、暗い雲が辺りを覆い始めている。

つまり、あと少しで完成される。

いくらディルスを止められたとしても、この船の力を止めないと意味が無い。

僕達が生きる時間がどんどん削られているようなもんだ。

「待ってください」

林道さんが触れる。

もしイザナミノミコトと同じならば。

止める方法もすぐ分かるはずだ。

「これは!!」

どうしたんだ?

「プロテクトがかかってます!早く解除しないと」

プロテクトだって!?

くそっ!

僕は操作盤をいじる。

コンピューターの操作なら僕の出番だが。

くっ!かなり難しいぞ。

下手に解除したらウイルスで暴走するようにもしてある。

ややこしい事をしやがって!

焦るな。

一つ一つ解除しないと。

くっ。

「もうそこでいい。よく頑張った」

え?

突然。

僕達の前に一人の女性が現れた。

その人は青く長い髪が印象的で、角みたいのが頭に生えている。

誰だ?

彼女は手をかざすと。

次の瞬間。

コンピューターが停止した。

え!?

僕があれほど苦労したのに!?

一瞬で止めた

なんなんだ!?

「君は?」

「私は青龍。神の使いが一人よ」

青龍!?


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