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第8章 10話

割とあっさりと奴を見つける事は出来た。

それはそうだろう。

中の構造はイザナミノミコトと同じなのだから。

その辺りは対になってるという所か。

「やはり来たか。お前らが」

ついにここまで来た。

道中色々あったが。

やっと来た。

これまでは水晶のドクロを探す事を専念していたが。

それも終わり。

結局の所、ディルスの探してるイザナギノミコトに対抗出来る物を探すアイテムだったとは思わなかったが。

「ええ。あんたを倒して終わりよ」

いよいよ奴との対決。

ディルスは一人。

こっちは3人。

数の上では有利だが。

何せ奴にはDNAを操る能力がある。

あれだけは注意をしなくてはいけない。

「行くわよ!」

美喜子が走る!

「ほう。俺に近づくか?」

「近づかないと殴れないじゃない」

ディルスはポケットから何かを取り出す。

例の鉄球だ。

「行け」

大きくなりながら美喜子に向かう。

以前見た時と全く同じだ。

やはり何かで操作している事は間違いない。

「はっ!」

美喜子は思いっきり殴る。

すると。

鉄球は粉々に破壊された。

「きゃっ」

当の本人が一番驚いている。

これがアーティファクト・ウェポンの威力か?

前に殴った時は弾いた程度だったのに。

「一体、何があった?」

「さあ?私も驚いてるわよ」

それは嘘では無い。

何せ初めて使うんだ。

その威力も初めて見た。

しかし。

いきなり実践で使うとは。

瞬間移動の時とは違うな。

もっとも、時間が無い。

それに詳しい力はすでに林道さんから聞いているってのもある。

だから美喜子もいきなり使ったようだ。

「そうなると、これはもう使えないな」

まだ正体不明だが。

とりあえず一つ、使用不能にした。

だが、まだ奴は余裕がある。

そこが不気味だ。

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