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第1章 10話

ドン!!

何やら・・・広い部屋に出た。

後ろでは、丸い玉がつっかえて止まってる。

これで、戻る事は無理になったな・・・。

「ん・・・?何・・・ここ?」

改めてゆっくりと部屋を見渡す。

確かに・・・。

美喜子が驚くのも無理は無い。

この部屋には・・・。

沢山の棺が置いてある。

王様のために一緒にミイラになった人達だろうか・・・?

確か、そういう人達がいたって伝記があったはずだから。

つまり、ここはそういう人達が集まってる所なんだろう。

「ちょ・・・ちょっと・・・。冗談でしょ」

なんだ・・・?

突然・・・どうしたんだ?美喜子・・・。

目線の先を見る。

なっ・・・!!

なんだ・・・あれ・・・。

ミイラが・・・動いている・・・。

馬鹿な・・・。

それも・・・1体だけじゃない。

数体・・・次々と動いている。

こ・・・こんな・・・非科学的な事が起きてるなんて・・・。

それが・・・こっちに近づいて来る!!

くっ・・・。

どうすればいいんだ・・・?

「来るんじゃ・・・無いわよ!!」

美喜子が素手で突きを放つ。

そう。

美喜子は幼い頃から空手を習っている。

だからこそ、こういう時に無意識にでも体が動いたのだろう。

ここまではいい。

だけど・・・。

そのミイラが勢いよく壁にまで吹っ飛んだ!!

どういう事だ・・・?

いくらなんでも、こんなに威力があるなんて・・・。

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